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467、楽しかった余韻で 奏side

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お風呂楽しかった。
いい香りがしてシマウマさんも出てきて、色の付いたお湯でたくさん遊んだ。
初めてがいっぱいで胸がふわふわする。
多分この気持ちは楽しいってことだと思う。

斗真さんも嬉しそうに僕を見つめる。

「そろそろ寝ようか、」

「うん、」

一緒にベッドに横になるがなんだか胸がソワソワして眠れない。

「眠れないか笑」

「…うん、」

「よっぽど楽しかったんだな。こんなの初めてだな笑」

「うん、」

楽しくて眠れないなんて初めだ。

「絵本でも読むか、どれがいい?」

何冊か持ってきてくれた。

「これがいい。」

前に読んでもらった動物がたくさん出てくる絵本を読んでもらうことにした。

「いいよ。じゃあ横になってお布団被って、」

「うん、」


絵本を読んでもらって始めはストーリーに入り込んで聞いていたけどいつの間にか斗真さんの声が心地よくて瞼が重たくなってきて気づいたら眠ってしまっていた。
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