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460、斗真さんが僕に思ってること 奏side
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「絵の具無くなったからもう大丈夫。」
「顔見える?」
「見える。」
しっかりと斗真さんと目を合わせる。
「良かった。でも、もう少し休憩してから行こう。」
「…どうして?もう大丈夫だよ?」
「どうしてお風呂に行ったら黒い絵の具が見えたり、手や足が震えるか分かる?」
「……コクリ」
「どうしてだと思う?」
「…それは…っでも!お風呂に入らなきゃ!また汚くなっちゃう!」
「奏くんは汚くないよ。綺麗だよ。」
「嘘だ…」
「嘘じゃない。奏くんは綺麗だよ。」
「僕は…僕の体は…汚い…臭くて…気持ち悪い」
「そんなことない。奏くんは綺麗だよ。」
斗真さんが包み込むように抱きしめてくれたが自分が醜くて腕に爪を食い込ませる。
「それは親やお客さんに言われたの?」
コクリ
「そっか、辛かったね。」
………
「でも、俺はそうは思わないな。」
「もういいよ…そういうの聞きたくない。」
「建前じゃないよ。本当に俺が思ってることだから聞いてほしいな…」
…………
「俺は奏くんのことを綺麗だと思う。顔も可愛くて整ってて、髪も細くてサラサラで光が当たると少し明るい茶色に見えて天使の輪があって、肌も色白で白いから照れた時にポっと頬が赤く染ると生えて可愛いい。匂いもいい匂いで嗅ぐと安心する。見た目は当然綺麗だし可愛いし、中身もとっても純粋で綺麗な心を持ってる。
奏くんは今まで親やお客さんから心が傷つく事を沢山言われたと思う。
沢山言われ過ぎてそれを信じてしまうのも仕方がないと思う。
でもね、俺は奏くんのこと綺麗で素敵で可愛くて美しいと思ってる。俺が思ってることを知っててほしいな。」
「……僕は…」
「うん、急に言われても信じれないのは分かってるよ。真実がどっちかじゃなくて、俺はそう思ってるよってだけの話。」
「………コクリ」
「奏くんは信じたい方を信じたらいいんだよ。親かお客さんか俺か。誰の言葉を信じたい?」
「…………斗真さん……でも!僕は……」
「ありがとう。今はそれでいいよ。難しく考えなくていいよ。無理に信じようとしなくていいよ。信じたいなってぼんやり思うだけでいいんだよ。」
「………でも…汚くなったら…お風呂に入らないとまた…」
「入れる時に入ったらいいよ。実家いる時も普通に入れる時はあったでしょ?調子がいい時だけ入ればいいの。」
「……汚くなったら…」
「奏くんが入らない日は俺も入らないから、そしたらお互い臭いからどっちの臭いか分かんないんじゃない?笑」
「………嫌いにならない?」
「嫌いにならないよ。奏くんは俺が臭いと嫌いになる?」
「っならない!」
「そ、奏くんが今思ってる気持ちと一緒。 そんなことで奏くんのことを嫌いになったりしないよ。むしろ奏くんの匂いが倍増していつもの倍満喫できるかもねってそんなこと言ってたら奏くんに嫌われちゃうか笑」
「コクリ…フルフル/////」
「顔見える?」
「見える。」
しっかりと斗真さんと目を合わせる。
「良かった。でも、もう少し休憩してから行こう。」
「…どうして?もう大丈夫だよ?」
「どうしてお風呂に行ったら黒い絵の具が見えたり、手や足が震えるか分かる?」
「……コクリ」
「どうしてだと思う?」
「…それは…っでも!お風呂に入らなきゃ!また汚くなっちゃう!」
「奏くんは汚くないよ。綺麗だよ。」
「嘘だ…」
「嘘じゃない。奏くんは綺麗だよ。」
「僕は…僕の体は…汚い…臭くて…気持ち悪い」
「そんなことない。奏くんは綺麗だよ。」
斗真さんが包み込むように抱きしめてくれたが自分が醜くて腕に爪を食い込ませる。
「それは親やお客さんに言われたの?」
コクリ
「そっか、辛かったね。」
………
「でも、俺はそうは思わないな。」
「もういいよ…そういうの聞きたくない。」
「建前じゃないよ。本当に俺が思ってることだから聞いてほしいな…」
…………
「俺は奏くんのことを綺麗だと思う。顔も可愛くて整ってて、髪も細くてサラサラで光が当たると少し明るい茶色に見えて天使の輪があって、肌も色白で白いから照れた時にポっと頬が赤く染ると生えて可愛いい。匂いもいい匂いで嗅ぐと安心する。見た目は当然綺麗だし可愛いし、中身もとっても純粋で綺麗な心を持ってる。
奏くんは今まで親やお客さんから心が傷つく事を沢山言われたと思う。
沢山言われ過ぎてそれを信じてしまうのも仕方がないと思う。
でもね、俺は奏くんのこと綺麗で素敵で可愛くて美しいと思ってる。俺が思ってることを知っててほしいな。」
「……僕は…」
「うん、急に言われても信じれないのは分かってるよ。真実がどっちかじゃなくて、俺はそう思ってるよってだけの話。」
「………コクリ」
「奏くんは信じたい方を信じたらいいんだよ。親かお客さんか俺か。誰の言葉を信じたい?」
「…………斗真さん……でも!僕は……」
「ありがとう。今はそれでいいよ。難しく考えなくていいよ。無理に信じようとしなくていいよ。信じたいなってぼんやり思うだけでいいんだよ。」
「………でも…汚くなったら…お風呂に入らないとまた…」
「入れる時に入ったらいいよ。実家いる時も普通に入れる時はあったでしょ?調子がいい時だけ入ればいいの。」
「……汚くなったら…」
「奏くんが入らない日は俺も入らないから、そしたらお互い臭いからどっちの臭いか分かんないんじゃない?笑」
「………嫌いにならない?」
「嫌いにならないよ。奏くんは俺が臭いと嫌いになる?」
「っならない!」
「そ、奏くんが今思ってる気持ちと一緒。 そんなことで奏くんのことを嫌いになったりしないよ。むしろ奏くんの匂いが倍増していつもの倍満喫できるかもねってそんなこと言ってたら奏くんに嫌われちゃうか笑」
「コクリ…フルフル/////」
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