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433、前進 斗真side
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家族からメールの返信が来ていた。
みんな羨ましがっている笑
みんなにも食べさせてあげたかったな~っと思いつつも奏くんを独り占めできて嬉しかったりもしていた。
奏くんは片付けもしてくれて、お腹いっぱいになってソファーで眠っている。
今回は夢に泣かされなかったらいいけどな…
そーっと熱を測ってブランケットをかける。
まだ36.9か…
病み上がりだし仕方ないか、今日は安静して過ごそう。
ムクッ
「斗真さん……」
体を起こして俺の方に手を伸ばしてきた。
「どうした?抱っこ?」
「抱っこ、抱っこして…」
「いいよ。おいで、よいっしょ」
膝に乗せて抱きしめると首に顔をうずめてそのまま眠りに落ちた。
寂しかったのかな?
肩にブランケットを掛け直し上から抱きしめる。
再会して1日目は15分くらい寝るだけでもやっとで、足を抱えてしか眠れなかったのに最近はご飯食べた後にこうやって一眠りするのがルーティンになってるな~。
今でも怖がることは沢山あるし、ストレスで体が動かなくなったり声が出なくなったり、パニックになったり、自傷行為をしたり…まだまだ問題は多いけどそれでも今みたいに安心できる時間を少しでも作れてるなら1歩前進してるのかな。
みんな羨ましがっている笑
みんなにも食べさせてあげたかったな~っと思いつつも奏くんを独り占めできて嬉しかったりもしていた。
奏くんは片付けもしてくれて、お腹いっぱいになってソファーで眠っている。
今回は夢に泣かされなかったらいいけどな…
そーっと熱を測ってブランケットをかける。
まだ36.9か…
病み上がりだし仕方ないか、今日は安静して過ごそう。
ムクッ
「斗真さん……」
体を起こして俺の方に手を伸ばしてきた。
「どうした?抱っこ?」
「抱っこ、抱っこして…」
「いいよ。おいで、よいっしょ」
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寂しかったのかな?
肩にブランケットを掛け直し上から抱きしめる。
再会して1日目は15分くらい寝るだけでもやっとで、足を抱えてしか眠れなかったのに最近はご飯食べた後にこうやって一眠りするのがルーティンになってるな~。
今でも怖がることは沢山あるし、ストレスで体が動かなくなったり声が出なくなったり、パニックになったり、自傷行為をしたり…まだまだ問題は多いけどそれでも今みたいに安心できる時間を少しでも作れてるなら1歩前進してるのかな。
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