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369、抱っこがいい 奏side
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「お仕事?」
さっきからずっとスマホを見ている。
「ん?うーうん、違うよ。透にメール送っただけ。もう終わったよ。 体の調子どう?苦しくない?」
「コクリ、大丈夫。さっきはごめんなさい。」
「悪いことじゃないから謝らなくて大丈夫だよ。
しんどくなくなって良かった。じゃあ帰ろうか。」
コクリ
「………抱っこがいい……」
外に出たらさっきみたいに苦しくなる気がしてそれが怖くて抱っこしてほしかった。
「いいよ。おいでー、」
少し屈んでから抱っこしてくれた。
「ありがとう。」
斗真さんの耳元でそう囁いた。
「どういたしまして、ドア開けるよ。」
コクリ
外に出て斗真さんの首に回した腕に少し力が入る。
それを感じてか僕の背中を優しくさすってくれた。
「着いたよ。」
車に着き、助手席に僕を乗せシートベルトを付けてからクッキーを抱かせてくれた。
さっきからずっとスマホを見ている。
「ん?うーうん、違うよ。透にメール送っただけ。もう終わったよ。 体の調子どう?苦しくない?」
「コクリ、大丈夫。さっきはごめんなさい。」
「悪いことじゃないから謝らなくて大丈夫だよ。
しんどくなくなって良かった。じゃあ帰ろうか。」
コクリ
「………抱っこがいい……」
外に出たらさっきみたいに苦しくなる気がしてそれが怖くて抱っこしてほしかった。
「いいよ。おいでー、」
少し屈んでから抱っこしてくれた。
「ありがとう。」
斗真さんの耳元でそう囁いた。
「どういたしまして、ドア開けるよ。」
コクリ
外に出て斗真さんの首に回した腕に少し力が入る。
それを感じてか僕の背中を優しくさすってくれた。
「着いたよ。」
車に着き、助手席に僕を乗せシートベルトを付けてからクッキーを抱かせてくれた。
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