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368、動揺、整理 斗真side
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どうしよう……
奏くんの前では平然を装っていたけど内心めっちゃ動揺している。
……さっきのって…多重人格ってやつかな…
聞いたことはあるけど初めて見た…
虐待されたり心に大きな傷があると起こることがあるって何かで聞いたことあったけど…
実際目の当たりにしたらどう接したらいいか分からなかった。
しかも奏くんなのに奏くんのことを悪く言われてカッとなって衝動的に手が出てしまった…やってしまった……
…奏くんは違う人格?が出るの初めてなのかな…それとも今までにもあったのかな…
「斗真さん…手痛い?」
「え?、いや、痛くないよ。大丈夫、ありがと。」
いつも通りの奏くんに戻ってる。
とりあえず透にメールするか…
「…斗真さん?」
「ん?どうした?」
「……怒ってる?」
「怒ってないよ。どうして?」
「……なんもない…」
黙って俯いてしまった。考え事してて怖い顔になってたのかな。
「……ごめん、ちょっと考え事してた。」
「考え事?」
「うん、奏くんのこと考えてた。」
「僕のこと??」
「………言いたくなかったら言わなくていいんだけど、…さっきみたいなことが起きたのって初めて?今までにもあったの?」
「…さっき?知らない人が喋ってたの?」
「うん、」
「初めて…びっくりした。…あの人僕知らない。」
「そっか、初めてか……分かった。びっくりしたね。
また今度透に聞いてみようか。」
「透さんは知ってる人なの?」
「うーん、どうだろうね。分かんないけど、聞いてみよ。」
「……分かった。」
初めてで知らない人か……
自分だって自覚はないんだな…
多重人格ってお互いの情報を共有しないって聞いたことあるけど奏くんは俺とあの子の会話を見てたんだよな…
多重人格にも色んな種類があるのかな…
詳しいことは分かんないけど、どっちも奏くんだから俺は寄り添って愛してやる他ないよな。
難しく考えても知識がなくて分かんないからとりあえず自分がするべきことだけを考えることにした。
奏くんの前では平然を装っていたけど内心めっちゃ動揺している。
……さっきのって…多重人格ってやつかな…
聞いたことはあるけど初めて見た…
虐待されたり心に大きな傷があると起こることがあるって何かで聞いたことあったけど…
実際目の当たりにしたらどう接したらいいか分からなかった。
しかも奏くんなのに奏くんのことを悪く言われてカッとなって衝動的に手が出てしまった…やってしまった……
…奏くんは違う人格?が出るの初めてなのかな…それとも今までにもあったのかな…
「斗真さん…手痛い?」
「え?、いや、痛くないよ。大丈夫、ありがと。」
いつも通りの奏くんに戻ってる。
とりあえず透にメールするか…
「…斗真さん?」
「ん?どうした?」
「……怒ってる?」
「怒ってないよ。どうして?」
「……なんもない…」
黙って俯いてしまった。考え事してて怖い顔になってたのかな。
「……ごめん、ちょっと考え事してた。」
「考え事?」
「うん、奏くんのこと考えてた。」
「僕のこと??」
「………言いたくなかったら言わなくていいんだけど、…さっきみたいなことが起きたのって初めて?今までにもあったの?」
「…さっき?知らない人が喋ってたの?」
「うん、」
「初めて…びっくりした。…あの人僕知らない。」
「そっか、初めてか……分かった。びっくりしたね。
また今度透に聞いてみようか。」
「透さんは知ってる人なの?」
「うーん、どうだろうね。分かんないけど、聞いてみよ。」
「……分かった。」
初めてで知らない人か……
自分だって自覚はないんだな…
多重人格ってお互いの情報を共有しないって聞いたことあるけど奏くんは俺とあの子の会話を見てたんだよな…
多重人格にも色んな種類があるのかな…
詳しいことは分かんないけど、どっちも奏くんだから俺は寄り添って愛してやる他ないよな。
難しく考えても知識がなくて分かんないからとりあえず自分がするべきことだけを考えることにした。
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