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349、車から 奏side
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「行こうか、」
コクリ
斗真さんの言葉に頷き助手席に戻った。
「次は何観る?」
斗真さんのスマホから観たいのを決めると前の画面にアニメが映る。
さっきの続きを観ることにした。
「痛くない?」
コクリ
イヤホンを付けてもらって画面に目を向ける。
アニメの音しか聞こえなくなって車に乗ってることも忘れてアニメの世界に入り込んでいく。
_______________
最後の曲が流れて今まで出てきた動物がみんな出てきた。
キョロキョロ
気付いたら車も止まっていて斗真さんもアニメを見ていた。
イヤーマフとイヤホンを取って斗真さんの方を見つめる。
「アニメ面白かった?」
コクリ
「面白かった。ありがとう。」
「いいえ、どういたしまして、家着いたよ。」
キョロキョロ
ホントだ、昨日もここに来た。
お外に出てからはあまり覚えてないけどここは知ってる。
周りにも車がいっぱい止まっていて少し暗い。
「車降りれそう?」
…コクリ
少し怖いけど昨日よりは怖くない。
「鞄と弁当持つからクッキー持てる?」
コクリ……
「………抱っこ…がいい…」
わがままなのは分かってた…けど…お外で歩くのは…怖い…
「いいよ。」
わがままを言ったから怒られると思ったけど斗真さんは何故か嬉しそうな顔をした。
「ちょっと待ってね。」
荷物を持って僕の方に来てくれた。
「おいで、」
クッキーを持ったまま抱っこしてもらった。
車の外に出た途端色んな音や色んなものを感じて一気に怖くなってしまった。
小さなお部屋に入ると2人きりの空間になって少し胸が静かになった。
ここなら…歩けるかも…
「降りる、」
「え、もうすぐドア開くよ?」
「……降りる」
「いいよ。」
ッ!!!
降りた途端ドアが開いてビックリして斗真さんにピッタリ引っ付いた。
「ふふっ笑 だから言ったのに笑笑 ビックリしたね。」
怖いというよりビックリした。
「すぐそこだから歩ける?」
…コクリ
斗真さんに引っ付いたまま斗真さんのお家まで歩くことにした。
コクリ
斗真さんの言葉に頷き助手席に戻った。
「次は何観る?」
斗真さんのスマホから観たいのを決めると前の画面にアニメが映る。
さっきの続きを観ることにした。
「痛くない?」
コクリ
イヤホンを付けてもらって画面に目を向ける。
アニメの音しか聞こえなくなって車に乗ってることも忘れてアニメの世界に入り込んでいく。
_______________
最後の曲が流れて今まで出てきた動物がみんな出てきた。
キョロキョロ
気付いたら車も止まっていて斗真さんもアニメを見ていた。
イヤーマフとイヤホンを取って斗真さんの方を見つめる。
「アニメ面白かった?」
コクリ
「面白かった。ありがとう。」
「いいえ、どういたしまして、家着いたよ。」
キョロキョロ
ホントだ、昨日もここに来た。
お外に出てからはあまり覚えてないけどここは知ってる。
周りにも車がいっぱい止まっていて少し暗い。
「車降りれそう?」
…コクリ
少し怖いけど昨日よりは怖くない。
「鞄と弁当持つからクッキー持てる?」
コクリ……
「………抱っこ…がいい…」
わがままなのは分かってた…けど…お外で歩くのは…怖い…
「いいよ。」
わがままを言ったから怒られると思ったけど斗真さんは何故か嬉しそうな顔をした。
「ちょっと待ってね。」
荷物を持って僕の方に来てくれた。
「おいで、」
クッキーを持ったまま抱っこしてもらった。
車の外に出た途端色んな音や色んなものを感じて一気に怖くなってしまった。
小さなお部屋に入ると2人きりの空間になって少し胸が静かになった。
ここなら…歩けるかも…
「降りる、」
「え、もうすぐドア開くよ?」
「……降りる」
「いいよ。」
ッ!!!
降りた途端ドアが開いてビックリして斗真さんにピッタリ引っ付いた。
「ふふっ笑 だから言ったのに笑笑 ビックリしたね。」
怖いというよりビックリした。
「すぐそこだから歩ける?」
…コクリ
斗真さんに引っ付いたまま斗真さんのお家まで歩くことにした。
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