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318、キスをしたら 奏side
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斗真さんを感じたい…
胸がザワザワして苦しい。
自分がどこにいるか体で知りたい。
「奏くん、」
「っ…」
「こっち向いて、」
「…コクリ……っ…チュッ…!……もっと…もっとの方…」
「苦笑…そのつもりだったんだけど、口少し開けてくれないと、」
「っ…」
無意識で唇を硬く閉じていた。
そっか…口を開けなきゃ……
中に…斗真さんの舌が…僕の口の中に……/////
「っは!」
「どうした?」
「/////ッ!フルフル……」
改めてもっとのチューを考えたら恥ずかしくて顔が熱くなった。
「耳まで真っ赤笑 可愛いな」
ビクッ!!!
耳を触られて体が跳ねた。
「おいで、」
「っ…斗真さん……」
ベッドに優しく倒され斗真さんが覆い被さる。
少しずつ顔が近づいてきてグッと目を閉じる。
チュッ
「笑 奏くん、舌べーって出して」
「っん…べ、べー…!!…んぁ…ぁぅ…」
舌を吸われ、唇の隙間から斗真さんの舌が入ってくる。
口の中をゆっくり堪能され体の芯がジンとする。
っ…ぁ…この感覚…っダメっ!!
「っん!ぁっ!ぅぅっっんぁっ……」
「え…?…もしかして…」
「……ぅ……ごめんなさい…」
パンツの中の感覚に自分がしてしまったことを理解し後悔が頭を占める。
どうしよう……どうしよう…
斗真さん怒ってる…?どうしよう…
「っはぁ…っ…はぁ…はぁ……っ……」
頭の中に黒い絵の具が流れ込んで息が苦しくなる。
「大丈夫、大丈夫だよ。びっくりしたね。」
斗真さんは優しい声をかけてくれてるのに頭に入ってこない。
「泣いてもいいよ。」
フルフル…っ…
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
「謝らなくていいよ。別に悪いことしたわけじゃないんだから。大丈夫、」
「……怒ってない?」
「怒ってないよ。」
「ほんと…?……ん…っん……んんんぁぁぁ…」
斗真さんが怒ってないと知り抑えていた涙が溢れ出した。
落ち着くまで背中をさすって抱きしめてくれる。
「…斗真さん……」
「ん?どうした?」
「…気持ち悪い…」
パンツの中がグチョグチョで気持ち悪い…
「パンツ履き替えようか。」
…コクリ
「ちょっと待ってて、パンツ取ってくる。」
っ!
1人が不安で部屋を出ていく斗真さんの服を掴んだ。
「すぐ戻ってくるから待ってて、」
…コクリ
「持ってきたよ。」
っ!…ギュー
やっぱり1人が不安で帰ってきた斗真さんに思い切り抱きついた。
胸がザワザワして苦しい。
自分がどこにいるか体で知りたい。
「奏くん、」
「っ…」
「こっち向いて、」
「…コクリ……っ…チュッ…!……もっと…もっとの方…」
「苦笑…そのつもりだったんだけど、口少し開けてくれないと、」
「っ…」
無意識で唇を硬く閉じていた。
そっか…口を開けなきゃ……
中に…斗真さんの舌が…僕の口の中に……/////
「っは!」
「どうした?」
「/////ッ!フルフル……」
改めてもっとのチューを考えたら恥ずかしくて顔が熱くなった。
「耳まで真っ赤笑 可愛いな」
ビクッ!!!
耳を触られて体が跳ねた。
「おいで、」
「っ…斗真さん……」
ベッドに優しく倒され斗真さんが覆い被さる。
少しずつ顔が近づいてきてグッと目を閉じる。
チュッ
「笑 奏くん、舌べーって出して」
「っん…べ、べー…!!…んぁ…ぁぅ…」
舌を吸われ、唇の隙間から斗真さんの舌が入ってくる。
口の中をゆっくり堪能され体の芯がジンとする。
っ…ぁ…この感覚…っダメっ!!
「っん!ぁっ!ぅぅっっんぁっ……」
「え…?…もしかして…」
「……ぅ……ごめんなさい…」
パンツの中の感覚に自分がしてしまったことを理解し後悔が頭を占める。
どうしよう……どうしよう…
斗真さん怒ってる…?どうしよう…
「っはぁ…っ…はぁ…はぁ……っ……」
頭の中に黒い絵の具が流れ込んで息が苦しくなる。
「大丈夫、大丈夫だよ。びっくりしたね。」
斗真さんは優しい声をかけてくれてるのに頭に入ってこない。
「泣いてもいいよ。」
フルフル…っ…
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
「謝らなくていいよ。別に悪いことしたわけじゃないんだから。大丈夫、」
「……怒ってない?」
「怒ってないよ。」
「ほんと…?……ん…っん……んんんぁぁぁ…」
斗真さんが怒ってないと知り抑えていた涙が溢れ出した。
落ち着くまで背中をさすって抱きしめてくれる。
「…斗真さん……」
「ん?どうした?」
「…気持ち悪い…」
パンツの中がグチョグチョで気持ち悪い…
「パンツ履き替えようか。」
…コクリ
「ちょっと待ってて、パンツ取ってくる。」
っ!
1人が不安で部屋を出ていく斗真さんの服を掴んだ。
「すぐ戻ってくるから待ってて、」
…コクリ
「持ってきたよ。」
っ!…ギュー
やっぱり1人が不安で帰ってきた斗真さんに思い切り抱きついた。
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