298 / 679
298、折り紙 斗真side
しおりを挟む
「何したい?」
「…折り紙」
「いいよー」
お絵描きか折り紙かで選んでもらった。
少しずつだけど選べるようになったんだな。
感心しつつ率先して折り紙の本を見ている奏くんを見守る。
「一緒に作る…」
「いいよ、何作る?」
「……これ…」
指を指したのは立体的な犬だった。
「犬?」
「コクリ…まるくん」
「まるくんかぁー、じゃあ何色かな?」
病院は苦手だけど、まるくんのお陰でちょっと好きな場所になったのかな?
「薄い茶色」
色を選び、俺にも一枚くれた。
「作り方教えてー、」
「えっと…まず…四角に折って…________」
以前奏くんに貰った折り紙で作った花束もすっごく上手だったけど、今回も初めてとは思えないくらいちゃんと説明を見て一つ一つ綺麗に折っている。
本当に器用で説明をこれだけ理解できるって賢いんだろうなぁ、
奏くんが折ってるのを見て俺も折っていく。
「…折り紙」
「いいよー」
お絵描きか折り紙かで選んでもらった。
少しずつだけど選べるようになったんだな。
感心しつつ率先して折り紙の本を見ている奏くんを見守る。
「一緒に作る…」
「いいよ、何作る?」
「……これ…」
指を指したのは立体的な犬だった。
「犬?」
「コクリ…まるくん」
「まるくんかぁー、じゃあ何色かな?」
病院は苦手だけど、まるくんのお陰でちょっと好きな場所になったのかな?
「薄い茶色」
色を選び、俺にも一枚くれた。
「作り方教えてー、」
「えっと…まず…四角に折って…________」
以前奏くんに貰った折り紙で作った花束もすっごく上手だったけど、今回も初めてとは思えないくらいちゃんと説明を見て一つ一つ綺麗に折っている。
本当に器用で説明をこれだけ理解できるって賢いんだろうなぁ、
奏くんが折ってるのを見て俺も折っていく。
応援ありがとうございます!
12
お気に入りに追加
790
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる