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295、昼食どうする? 奏side
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あっという間に時間が過ぎていく。
何時だろう…
時計を見ると短い針が12を指していた。
「もう昼か、どうしよう、お腹空いてる?」
……フルフル
「そっかー、どうしようかな…おやつ食べれたしな…軽くなら食べれるかな…」
斗真さんは僕を見つめながら独り言を呟いている。
お腹空いたのかな?
「何かあったかな…ちょっと待っててね。」
僕の頭を撫でてキッチンに行ってしまった。
一人は不安でついて行きたかったけど待っててって言われたから行けない…
ソファーから斗真さんを目で追う。
「ごめん、缶詰しかなかった…缶詰でもいい?」
キョトン ??
かんづめ?分からなくて首を傾げていると持って来てくれた。
「缶詰食べたことない?」
コクリ…
「鯖か秋刀魚、どっちがいい?」
「……斗真さんは?」
「うーん、俺は鯖かな」
「じゃあ鯖…」
「いいよ笑 じゃあこれと、ご飯と…味噌汁と…ほうれん草のおひたし…くらいしか作れないけどいい?」
コクリ
そんなにいっぱい?!美味しいご飯を食べさせてくれることが嬉しかった。
「質素でごめんな、ご飯持ってきたらよかったな…」
フルフル
「…ごはん…ある…嬉しい」
「っ……そっか、いい子だな。ありがとう。」
ギューって抱きしめてくれた。
「じゃあ、作ろうか、手伝ってくれる?」
コクリ…
「どうした?」
「え?」
「…無理に食べなくてもいいよ、食べれたら食べような。」
胸に引っかかっていたものをスっと取ってくれた。
「おいでー、」
斗真さんと手を繋いでキッチンに向かった。
少し高いシンクの前に椅子を置いてくれた。
「じゃあこれ洗ってくれる?」
コクリ
一生懸命斗真さんのお手伝いをした。
何時だろう…
時計を見ると短い針が12を指していた。
「もう昼か、どうしよう、お腹空いてる?」
……フルフル
「そっかー、どうしようかな…おやつ食べれたしな…軽くなら食べれるかな…」
斗真さんは僕を見つめながら独り言を呟いている。
お腹空いたのかな?
「何かあったかな…ちょっと待っててね。」
僕の頭を撫でてキッチンに行ってしまった。
一人は不安でついて行きたかったけど待っててって言われたから行けない…
ソファーから斗真さんを目で追う。
「ごめん、缶詰しかなかった…缶詰でもいい?」
キョトン ??
かんづめ?分からなくて首を傾げていると持って来てくれた。
「缶詰食べたことない?」
コクリ…
「鯖か秋刀魚、どっちがいい?」
「……斗真さんは?」
「うーん、俺は鯖かな」
「じゃあ鯖…」
「いいよ笑 じゃあこれと、ご飯と…味噌汁と…ほうれん草のおひたし…くらいしか作れないけどいい?」
コクリ
そんなにいっぱい?!美味しいご飯を食べさせてくれることが嬉しかった。
「質素でごめんな、ご飯持ってきたらよかったな…」
フルフル
「…ごはん…ある…嬉しい」
「っ……そっか、いい子だな。ありがとう。」
ギューって抱きしめてくれた。
「じゃあ、作ろうか、手伝ってくれる?」
コクリ…
「どうした?」
「え?」
「…無理に食べなくてもいいよ、食べれたら食べような。」
胸に引っかかっていたものをスっと取ってくれた。
「おいでー、」
斗真さんと手を繋いでキッチンに向かった。
少し高いシンクの前に椅子を置いてくれた。
「じゃあこれ洗ってくれる?」
コクリ
一生懸命斗真さんのお手伝いをした。
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