こころ・ぽかぽか 〜お金以外の僕の価値〜

269、おやすみ 斗真side

「そろそろ寝ようか、」

気持ちも落ち着いて、お腹もいっぱいになって眠たくなったのかウトウトしている。

ｺｸﾘ…

「どっちで寝る?」

「…ん…」

和室を指差した。

「和室ね、行こっか。先寝るわー、おやすみ」

「おやすみ～」

母さんと透におやすみを言い、奏くんを抱き上げて和室に入る。

もう睡魔の限界なのかかかる体重が重たくなった。
「寝て良いよ。おやすみ。」

背中をリズムよく叩き、寝息に変わったことを確認してから一緒に布団に横になる。


「…っ」

「はいはい、お腹ぴったんね。」

寝てる間なら仰向けにできるかと思って寝かせたがやっぱり抵抗された。

腕枕をして抱きしめた。
明日は俺の家に行く予定もあるしゆっくり寝てな。
おやすみ。