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263、風呂の楽しみ方 斗真side
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風呂に入るまではやっぱり怖くなってしまうみたいだけど、入ってからは落ち着いて洗って今みたいに遊べてる。
湯船を克服するのはまだ時間がかかるけど、シャワーは慣れてくれたみたいで良かった。
今日は風呂というより遊びに来た感じだけど、それでも風呂への恐怖心が和らぐなら良いよな。
「…斗真さん…」
「ん?どうした?」
「絵描いて、」
風呂用のペンを渡され、何を描くか考える。
どうしようかなー、
そうだ、
描いてる間じっと眺める奏くんがハッと声を出した。
「ゲームの!」
「そう!正解!」
ゲームのキャラクターを描くと喜んでくれた。
絵を描いたり、水を飛ばして遊んだり、気づいたらあっという間に時間が経っていた。
そろそろ上がらないとな、
湯船にはつかっていないが、床に座り込んで遊んでるから体が冷えないように暖房をつけている。
また昨日みたいに逆上せたら危ないしそろそろ上がるかー、
「そろそろ上がろうか、」
「っ……明日も遊べる?」
「うん、明日も遊べるよ。」
コクリ
「あがる」
「よし、良い子だな。」
少し寂しそうにしながらもおもちゃをカゴに片付ける姿が可愛くて頭を撫でる。
「また明日ね、」
おもちゃに手を振る奏くんと手を繋ぎ浴室を出た。
湯船を克服するのはまだ時間がかかるけど、シャワーは慣れてくれたみたいで良かった。
今日は風呂というより遊びに来た感じだけど、それでも風呂への恐怖心が和らぐなら良いよな。
「…斗真さん…」
「ん?どうした?」
「絵描いて、」
風呂用のペンを渡され、何を描くか考える。
どうしようかなー、
そうだ、
描いてる間じっと眺める奏くんがハッと声を出した。
「ゲームの!」
「そう!正解!」
ゲームのキャラクターを描くと喜んでくれた。
絵を描いたり、水を飛ばして遊んだり、気づいたらあっという間に時間が経っていた。
そろそろ上がらないとな、
湯船にはつかっていないが、床に座り込んで遊んでるから体が冷えないように暖房をつけている。
また昨日みたいに逆上せたら危ないしそろそろ上がるかー、
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「っ……明日も遊べる?」
「うん、明日も遊べるよ。」
コクリ
「あがる」
「よし、良い子だな。」
少し寂しそうにしながらもおもちゃをカゴに片付ける姿が可愛くて頭を撫でる。
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