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259、なにする? 奏side
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寝ちゃいそうになる度、斗真さんの胸に顔を擦り付けて目を覚ます。
「寝てもいいよ?」
フルフル
「寝たくないの?」
コクリ
「そっかぁ、眠たそうだけどなぁ、何かする?」
「………」
何かする…どう答えていいか分からなくて辺りを見渡す。
「何しようかなー、ゲームする?」
「……げーむ…?」
「ゲーム知らない?」
コクリ
「知らない…」
「そっかー、簡単なのあるかな、」
テレビの下にある箱から四角い物を取り出す。
「気になるのある?」
「……」
分からなくて戸惑ってしまう。
「やってみなきゃ分かんないかぁー、ゲームといえばこれかなー、やってみようか」
コクリ
「ちょっと待ってねー、」
準備をして、僕を胡座の上に乗せてテレビを見る。
「このゲームは、このボタンで進んで、障害物を避けながらゴールに向かうゲームだよ。
まず俺がやってみるから見ててね。」
コクリ
次々と来る悪者を避けたり踏んづけたりしてどんどん進んでいく。
沢山ボタンがあって難しそうだけど、見てるだけでわくわくする。
「こんな感じ、やってみる?」
コクリ
「ここで進んだり戻ったり、で、これでジャンプ、これで掴んで投げる。やってみようか、」
コクリ
ボタンを教えてもらって実際にやってみることに、上手にできるかな……
「そうそう、そこでジャンプっ、いいねー」
初めてで上手くできない…
「緊張しすぎ、大丈夫、大丈夫。ゲームなんだから上手くしようなんて思わなくて良いんだよ。何回だってやり直せるんだから。」
斗真さんに後ろから抱きしめられ、ゆっくり息を吐いた。
「大丈夫だから肩の力抜いて、そー、リラックスリラックス。」
すーっと体の力が抜けてもう一度テレビと向き合った。
「おっ!敵来たよー」
ほんとだ!
落ち着いてリモコンを握り直し落ち着いてボタンを押した。
「上手!まだまだ来るよ~笑」
楽しそうにする斗真さんを見て僕もとても心がぷかぷかして楽しい気持ちになった。
「寝てもいいよ?」
フルフル
「寝たくないの?」
コクリ
「そっかぁ、眠たそうだけどなぁ、何かする?」
「………」
何かする…どう答えていいか分からなくて辺りを見渡す。
「何しようかなー、ゲームする?」
「……げーむ…?」
「ゲーム知らない?」
コクリ
「知らない…」
「そっかー、簡単なのあるかな、」
テレビの下にある箱から四角い物を取り出す。
「気になるのある?」
「……」
分からなくて戸惑ってしまう。
「やってみなきゃ分かんないかぁー、ゲームといえばこれかなー、やってみようか」
コクリ
「ちょっと待ってねー、」
準備をして、僕を胡座の上に乗せてテレビを見る。
「このゲームは、このボタンで進んで、障害物を避けながらゴールに向かうゲームだよ。
まず俺がやってみるから見ててね。」
コクリ
次々と来る悪者を避けたり踏んづけたりしてどんどん進んでいく。
沢山ボタンがあって難しそうだけど、見てるだけでわくわくする。
「こんな感じ、やってみる?」
コクリ
「ここで進んだり戻ったり、で、これでジャンプ、これで掴んで投げる。やってみようか、」
コクリ
ボタンを教えてもらって実際にやってみることに、上手にできるかな……
「そうそう、そこでジャンプっ、いいねー」
初めてで上手くできない…
「緊張しすぎ、大丈夫、大丈夫。ゲームなんだから上手くしようなんて思わなくて良いんだよ。何回だってやり直せるんだから。」
斗真さんに後ろから抱きしめられ、ゆっくり息を吐いた。
「大丈夫だから肩の力抜いて、そー、リラックスリラックス。」
すーっと体の力が抜けてもう一度テレビと向き合った。
「おっ!敵来たよー」
ほんとだ!
落ち着いてリモコンを握り直し落ち着いてボタンを押した。
「上手!まだまだ来るよ~笑」
楽しそうにする斗真さんを見て僕もとても心がぷかぷかして楽しい気持ちになった。
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