240 / 701
240、斗真さんの自己紹介 奏side
しおりを挟む
「あと…あとね…」
「うん、」
「あと…えっと…えっとね…」
もっともっと斗真さんのこと知りたのに上手く言葉にできない。
「どんなことが知りたいかなー、なんだろうじゃあ、自己紹介してみようかな。」
「じこしょうかい?」
「そ、自己紹介。自分のことを教えるね、ってこと。」
「ハッ、知りたいっ」
「えーっと、名前は向井斗真です。26歳で、誕生日は7月3日、蟹座のA型、未年で…えーっと、趣味は映画見たり音楽聴いたりかな、
仕事はプログラマーで基本家で働いてます。
あとは…えっと、部活は中学高校はサッカー部でした。
19歳からひとり暮らししてて、もうすぐ8年目かな?
んー、性格は…基本マイペースかな、やる時はやるけど面倒臭いことは後回しにしちゃう事が多いかな笑
えっとー、得意なことはプログラム…パソコンのこととかで、苦手なことはお化けかな、
好きな食べ物は寿司で苦手な食べ物は基本ないけど辛すぎるのとか甘すぎるのは苦手かな…
えっと…他あるかな…」
「嬉しいこと…」
「嬉しいこと?うーん、美味しいもの食べてる時は嬉しいかな。
最近1番嬉しかったのは奏くんがそばにいてくれることかな。」
「ぇ…?」
一緒にいてもらってると思っていたのに、斗真さんも嬉しいって思ってくれてたの?
「懐いてるって言ったら変だけど、家族の中で俺を選んでくれたのはすごい嬉しかったよ。」
そう思ってくれてたんだ、僕も嬉しいっ
「ありがとう」
優しく抱きしめて言ってくれた。
ありがとうは僕が伝えなきゃいけない言葉なの、斗真さんの言葉を包み込むようにありがとうを繰り返した。
「…ありがとう ありがとう 」
「他は何が知りたい?」
「えっと…えっと…大きくなるやり方…あと…かっこよくなるやり方…あと…あと…」
「うーん、じゃあ1つずつね、大きくなる方法は…俺は沢山寝たからかな…?いっぱい食べていっぱい寝たら大きくなったかな?多分笑
あと…かっこよくなる方法?かっこよくなりたいの?」
「斗真さんみたいになりたい。」
「うーん、俺は別にかっこよくないけどな…なんだろう…髪型とか?笑」
「髪短いカッコいい。僕…長い…だから違う…」
「奏くんはかっこいいより可愛い方が俺は好きだけどなー、
奏くんも男の子だもんね。」
「かっこいいなりたい。」
「髪切ってみる?」
「はさみ…っ…」
はさみ…はさみは痛い…皮膚を切りつけたはさみを思い出すだけで傷痕がズキズキ痛くなる…
「無理に切らなくて良いよ。怖くなくなったら切ろうね。長いのも可愛いから俺は好きだよ。」
「ほんと?」
爪を立てた僕の手をそっと離し優しく包み込んで撫でられる。
「本当だよ。黒髪サラサラで綺麗だよ。」
綺麗、嬉しくて髪に指を通してみる。
斗真さんが毎日綺麗にしてくれてるから自分で触っても気持ち良いくらい日に日にサラサラになってる。
「うん、」
「あと…えっと…えっとね…」
もっともっと斗真さんのこと知りたのに上手く言葉にできない。
「どんなことが知りたいかなー、なんだろうじゃあ、自己紹介してみようかな。」
「じこしょうかい?」
「そ、自己紹介。自分のことを教えるね、ってこと。」
「ハッ、知りたいっ」
「えーっと、名前は向井斗真です。26歳で、誕生日は7月3日、蟹座のA型、未年で…えーっと、趣味は映画見たり音楽聴いたりかな、
仕事はプログラマーで基本家で働いてます。
あとは…えっと、部活は中学高校はサッカー部でした。
19歳からひとり暮らししてて、もうすぐ8年目かな?
んー、性格は…基本マイペースかな、やる時はやるけど面倒臭いことは後回しにしちゃう事が多いかな笑
えっとー、得意なことはプログラム…パソコンのこととかで、苦手なことはお化けかな、
好きな食べ物は寿司で苦手な食べ物は基本ないけど辛すぎるのとか甘すぎるのは苦手かな…
えっと…他あるかな…」
「嬉しいこと…」
「嬉しいこと?うーん、美味しいもの食べてる時は嬉しいかな。
最近1番嬉しかったのは奏くんがそばにいてくれることかな。」
「ぇ…?」
一緒にいてもらってると思っていたのに、斗真さんも嬉しいって思ってくれてたの?
「懐いてるって言ったら変だけど、家族の中で俺を選んでくれたのはすごい嬉しかったよ。」
そう思ってくれてたんだ、僕も嬉しいっ
「ありがとう」
優しく抱きしめて言ってくれた。
ありがとうは僕が伝えなきゃいけない言葉なの、斗真さんの言葉を包み込むようにありがとうを繰り返した。
「…ありがとう ありがとう 」
「他は何が知りたい?」
「えっと…えっと…大きくなるやり方…あと…かっこよくなるやり方…あと…あと…」
「うーん、じゃあ1つずつね、大きくなる方法は…俺は沢山寝たからかな…?いっぱい食べていっぱい寝たら大きくなったかな?多分笑
あと…かっこよくなる方法?かっこよくなりたいの?」
「斗真さんみたいになりたい。」
「うーん、俺は別にかっこよくないけどな…なんだろう…髪型とか?笑」
「髪短いカッコいい。僕…長い…だから違う…」
「奏くんはかっこいいより可愛い方が俺は好きだけどなー、
奏くんも男の子だもんね。」
「かっこいいなりたい。」
「髪切ってみる?」
「はさみ…っ…」
はさみ…はさみは痛い…皮膚を切りつけたはさみを思い出すだけで傷痕がズキズキ痛くなる…
「無理に切らなくて良いよ。怖くなくなったら切ろうね。長いのも可愛いから俺は好きだよ。」
「ほんと?」
爪を立てた僕の手をそっと離し優しく包み込んで撫でられる。
「本当だよ。黒髪サラサラで綺麗だよ。」
綺麗、嬉しくて髪に指を通してみる。
斗真さんが毎日綺麗にしてくれてるから自分で触っても気持ち良いくらい日に日にサラサラになってる。
43
お気に入りに追加
833
あなたにおすすめの小説
ホントの気持ち
神娘
BL
父親から虐待を受けている夕紀 空、
そこに現れる大人たち、今まで誰にも「助けて」が言えなかった空は心を開くことができるのか、空の心の変化とともにお届けする恋愛ストーリー。
夕紀 空(ゆうき そら)
年齢:13歳(中2)
身長:154cm
好きな言葉:ありがとう
嫌いな言葉:お前なんて…いいのに
幼少期から父親から虐待を受けている。
神山 蒼介(かみやま そうすけ)
年齢:24歳
身長:176cm
職業:塾の講師(数学担当)
好きな言葉:努力は報われる
嫌いな言葉:諦め
城崎(きのさき)先生
年齢:25歳
身長:181cm
職業:中学の体育教師
名取 陽平(なとり ようへい)
年齢:26歳
身長:177cm
職業:医者
夕紀空の叔父
細谷 駿(ほそたに しゅん)
年齢:13歳(中2)
身長:162cm
空とは小学校からの友達
山名氏 颯(やまなし かける)
年齢:24歳
身長:178cm
職業:塾の講師 (国語担当)
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
性的イジメ
ポコたん
BL
この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。
作品説明:いじめの性的部分を取り上げて現代風にアレンジして作成。
全二話 毎週日曜日正午にUPされます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる