こころ・ぽかぽか 〜お金以外の僕の価値〜

232、気持ち良くて 奏side

「っ！はぁ…はぁ、」

「っ笑 鼻で息するんだよ。ゆっくりゆっくり、そー上手」

チューに夢中で息するのを忘れていた。

斗真さんの唇が名残惜しくてそっと自分の唇に触れる。

「どうした？」

「…もっと……」

「もっと？いいよ、おいで」

目を瞑ってじっとしている姿に戸惑いつつも、僕からのチューを待ってるんだって分かった。
なんだか恥ずかしくて恐る恐る斗真さん顔に近づく。
軽く触れると後頭部に手が周りグッと引き寄せられる。
ペロリと唇を舐められ少し開いた隙間から舌が入り込む。
口の中を掻き回され気持ち良くて僕も斗真さんの口を舌で犯す。
お互いの舌と唾液が絡み合い気持ち良くて頭が溶けそうになる。

「上手。気持ちいよ」

斗真さんも？嬉しくて心が暖かくなっていく。

ｯ、

後頭部から腰に手がおりてグッと腰を引き寄せられる。
ズボン越しにも分かる斗真さんのおちんちんと僕のおちんちんが反り勃って擦れる。

「っ、ぅん…」
溢れた声に戸惑いながらも体は刺激を求めて斗真さんのおちんちんに押し付けてしまう。