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215、とろける奏くん 斗真side

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始めは緊張して強ばっていたけど、今は一生懸命手を動かしている。

「はぁはぁ…っ…っん…」

気持ちいい声も出てきて、目もとろんとしている。
そろそろイキたいかな?
奏くんの手ごと2本のちんこを握りしめて少しスピードを早くする。

「っ!んぁ!っぁっんぁ…」

「気持ちいいね、」

「んっんぁ…ゃっ…へんなの…くる…」

「変なの?」

イきそうってことかな?

「大丈夫、怖くないよ。一緒にイこうね」

「ぅ…んっ…んぁ…」

ちんこを掴む力が強くなった。

「良いよ、イっていいよ。」

「んっ!んぁっん!んあぁぁっ…っ」

腰を突き上げてイク奏くんの姿に俺も一緒に果てた。

明らか俺の方が多い精液が手からお互いのちんこに垂れる。

「はぁ…はぁはぁ…はぁ…」

ぐったりとした奏くんの手とちんこをティッシュで拭いていく。
どっちのか分からなくなったからか、前回のように俺の手に付いた精液をじっと見つめる様子はなかった。

「気持ち良かったね。」

「っん…」

「ふふっ、寝ていいよ。」

まぶたと戦う奏くんの顔を撫でるとすぐに寝息に変わった。

イクのは体力使うからな、疲れたんだろう。
でも怖がらなくて良かった…俺のを見たら怖がるかなって思ったけど怖がってるというより興奮…してた?
それは流石に自意識過剰か?笑 まぁいっか、

奏くんの手とちんこを綺麗にした後、パンツとズボンとを履かせた。
しばらくは起きそうにないな、
透に奏くんが寝たことを伝えて俺も寝よう。

リビングに降りると透と父さんと母さんが楽しそうに話していた。

「おっ、奏くんの様子どう?」

降りてきたことに気付いた透が聞いてきてくれた。

「落ち着いて今は寝てる。ごめんな、」

「そっか~良かった!なんで謝るんだ?」

「いや、心配かけたから。」

「このくらいの心配はかけていいの、それより明日から薬どうするの?流石に薬に対するストレスが大き過ぎると思う。」

「うん、明日からはゼリーに混ぜたりして薬を隠して飲ませようと思ってる。」

「うん、その方がいいな。バレないように気を付けろよ~それなら粉薬の方が混ぜやすいだろ。これ、同じ薬の粉薬、」

「ありがとう。これで飲んでくれるかな…もうあんな顔させたくない…」

「あとはお前の演技次第だな~奏くんのためにも頑張れ!」

「うん、ありがとう。」

「大丈夫だ。気持ちはちゃんと奏くんに伝わってるから、大丈夫。」

優しく手を握りしめてくれる透の手から温もりを感じて目頭がジンと熱くなる。

「ありがとう、今日はもう寝るわ。また連絡する。今日は病院とか色々ありがとう。」

「おう笑 おやすみ。」

今は泣きたくなくて、話を切り上げて2階に戻った。

奏くんを起こさないようにゆっくりとドアを開けると布団に抱きついてスースー気持ち良さそうに眠っていた。
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