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199、俺こそありがとう 斗真side
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お風呂にいることを忘れて新しいおもちゃに夢中になっている。
おもちゃ買って正解だったな~
床に座り込んで遊ぶ奏くんを横で見守っていると奏くんが俺を見つめてきた。
「どうした?」
「ありがとう…」
?!
「どういたしまして、」
ちゃんとお礼が言える奏くんに関心しながら頭を撫でる。
「あのね…あのね…」
「ん?どうした?」
もじもじ言いづらそうにしている。
「あのね……明日も…遊びたい……」
なんだそんなことか笑
俺にとってはそんなことだけど、奏くんにとってはすごい勇気のいるお願いなんだよな。
「良いよ。明日も明後日も、遊べる時は一緒に遊ぼうか。」
「いいの?」
「良いよ。お風呂で遊ぶの楽しい?」
「楽しい」
「そっか~良かった~
俺さ、奏くんにお風呂のこと好きになってほしいんだー、もちろんゆっくりでいいよ。ゆっくりでいいんだけど、少しずつお風呂は怖くない。楽しいとこだって思えるようにしたいなって思ってるんだ。
だから、奏くんがおもちゃ面白いって思ってくれて、明日も遊びたいって思ってくれたのすっごく嬉しかった。
ありがとね。」
フルフル コクリ コクリ
「ありがとう…ありがとう…」
抱きついてきた奏くんの頬にはお湯か涙か分からない跡が1本できていた。
おもちゃ買って正解だったな~
床に座り込んで遊ぶ奏くんを横で見守っていると奏くんが俺を見つめてきた。
「どうした?」
「ありがとう…」
?!
「どういたしまして、」
ちゃんとお礼が言える奏くんに関心しながら頭を撫でる。
「あのね…あのね…」
「ん?どうした?」
もじもじ言いづらそうにしている。
「あのね……明日も…遊びたい……」
なんだそんなことか笑
俺にとってはそんなことだけど、奏くんにとってはすごい勇気のいるお願いなんだよな。
「良いよ。明日も明後日も、遊べる時は一緒に遊ぼうか。」
「いいの?」
「良いよ。お風呂で遊ぶの楽しい?」
「楽しい」
「そっか~良かった~
俺さ、奏くんにお風呂のこと好きになってほしいんだー、もちろんゆっくりでいいよ。ゆっくりでいいんだけど、少しずつお風呂は怖くない。楽しいとこだって思えるようにしたいなって思ってるんだ。
だから、奏くんがおもちゃ面白いって思ってくれて、明日も遊びたいって思ってくれたのすっごく嬉しかった。
ありがとね。」
フルフル コクリ コクリ
「ありがとう…ありがとう…」
抱きついてきた奏くんの頬にはお湯か涙か分からない跡が1本できていた。
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