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195、頑張った 奏side
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ッスー、スー、
ふわっ
っ?
「ごめん、起こした?」
目を開けると斗真さんが僕の肩にブランケットをかけてくれていた、
いつの間に寝ちゃってたんだろう…
まだ瞼が重たい…
「まだ寝てても良いよ?」
背中をトントンされて目が閉じようとするが、欠伸をして目を開ける。
「起きる?」
コクリ
起きたいけど眠たくて斗真さんの胸に頬を当ててぼーっとする。
「お、奏くん起きた?」
透さんが話しかけてくれたけど、瞼が重くて反応できない。
「眠そうだな~夕食までまだ時間あるし寝てていいぞ?」
フルフル
首を振ると一緒に斗真さんの胸に顔を擦り付ける。
「今日はいっぱい頑張って疲れたんだよ~偉かったな、」
透さんに頭を撫でてもらって、胸が温かくなった。
「…がんばった…」
「うん、頑張ったよ。最後自分から診てもらおうとしてくれたのすっごいビックリしちゃった、勇気出して偉かったね。」
斗真さんにも褒めてもらった。
「ごほうび…ほしかったから…」
「ご褒美?ご褒美約束してたの?」
透さんに聞かれて斗真さんの顔を見ると、「あっ」て顔をして笑った。
もしかして、ご褒美のことって内緒なのかな?
さっき、ご褒美は2人になってからって言ってたもんな……どうしよう……
「奏くんと俺のヒミツー♪」
「ヒミツかよ~まぁいいや笑ご褒美のために頑張ったんだな」
コクリ
「…頑張った…」
「うん、頑張ったよ。偉い!すごい偉かったよ~」
病院は正直怖かった、けど、ご褒美のために頑張ったり斗真さんやマルくんが傍に居てくれたから、いつもより勇気を出せたって思えた。
不思議と今は怖かったことよりも頑張ったことの方が記憶に残っている。
ふわっ
っ?
「ごめん、起こした?」
目を開けると斗真さんが僕の肩にブランケットをかけてくれていた、
いつの間に寝ちゃってたんだろう…
まだ瞼が重たい…
「まだ寝てても良いよ?」
背中をトントンされて目が閉じようとするが、欠伸をして目を開ける。
「起きる?」
コクリ
起きたいけど眠たくて斗真さんの胸に頬を当ててぼーっとする。
「お、奏くん起きた?」
透さんが話しかけてくれたけど、瞼が重くて反応できない。
「眠そうだな~夕食までまだ時間あるし寝てていいぞ?」
フルフル
首を振ると一緒に斗真さんの胸に顔を擦り付ける。
「今日はいっぱい頑張って疲れたんだよ~偉かったな、」
透さんに頭を撫でてもらって、胸が温かくなった。
「…がんばった…」
「うん、頑張ったよ。最後自分から診てもらおうとしてくれたのすっごいビックリしちゃった、勇気出して偉かったね。」
斗真さんにも褒めてもらった。
「ごほうび…ほしかったから…」
「ご褒美?ご褒美約束してたの?」
透さんに聞かれて斗真さんの顔を見ると、「あっ」て顔をして笑った。
もしかして、ご褒美のことって内緒なのかな?
さっき、ご褒美は2人になってからって言ってたもんな……どうしよう……
「奏くんと俺のヒミツー♪」
「ヒミツかよ~まぁいいや笑ご褒美のために頑張ったんだな」
コクリ
「…頑張った…」
「うん、頑張ったよ。偉い!すごい偉かったよ~」
病院は正直怖かった、けど、ご褒美のために頑張ったり斗真さんやマルくんが傍に居てくれたから、いつもより勇気を出せたって思えた。
不思議と今は怖かったことよりも頑張ったことの方が記憶に残っている。
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