103 / 701
103、料理 斗真side
しおりを挟む
もうすぐ昼か、時計を何となく見つめる。
結局特に何もしないまま時間が過ぎていった。
まぁ何もせずにゆっくり過ごすのも良いよな。
「お昼ご飯どうする?」
母さんが聞いてきた。
「奏くんは一緒のご飯食べれる?」
コクリ
深く頷く奏くんの頭を撫で何が食べたいか考える。
「斗真は?何食べたい?」
「うーん、軽いのがいい」
「そんなにお腹空いてない感じかぁ、サンドイッチとかどう?」
「うん、食べたい」
「じゃあ決定!」
母さんは楽しそうに台所に向かった。
「ごはん…ごはん…」
「どうした?」
急にそわそわしだした。
「ごはん…」
「どした?お腹空いた?」
「んーんー、…ごはん…」
「ん?」
「奏く~ん、お手伝いお願いしてもいい?」
「あ、」コクリ コクリ
急いで母さんの所に向かった。
今まで奏くんの役割だったんだもんな、それでそわそわしてたのか。
カウンターに座って様子を見ることにした。
母さんも奏くんが料理できることが分かったからある程度伝えて料理をしている。
包丁の使い方も上手で安心して見ていられる。
俺も手伝うか、
母さんと奏くんが作ってくれた具材をパンに挟んでく。
「これで完成ね。テーブルに並べてくれる?」
「はーい、」
2人で机に置いていく。
テキパキ動く奏くんを見て、こんなに料理の才能があるなら売り以外にも稼ぎ方はあったんじゃないか。なんて思えてくる。
いや、親の私欲のために子どこに稼がせるってこと自体がいけないのか。
「食べましょうか、いただきます!」
「「「「いただきます。」」」」
「サンドイッチの具材はほとんど奏くんが作ってくれたのよ~」
「すごい!ホントに料理上手!」
「さすがだな~」
父さんと杏美に褒められ恥ずかしそうだが嬉しそうに目を動かす。
「食べよっか。」
コクリ
一口食べて見せると同じ具材のサンドイッチを手に持った。
結局特に何もしないまま時間が過ぎていった。
まぁ何もせずにゆっくり過ごすのも良いよな。
「お昼ご飯どうする?」
母さんが聞いてきた。
「奏くんは一緒のご飯食べれる?」
コクリ
深く頷く奏くんの頭を撫で何が食べたいか考える。
「斗真は?何食べたい?」
「うーん、軽いのがいい」
「そんなにお腹空いてない感じかぁ、サンドイッチとかどう?」
「うん、食べたい」
「じゃあ決定!」
母さんは楽しそうに台所に向かった。
「ごはん…ごはん…」
「どうした?」
急にそわそわしだした。
「ごはん…」
「どした?お腹空いた?」
「んーんー、…ごはん…」
「ん?」
「奏く~ん、お手伝いお願いしてもいい?」
「あ、」コクリ コクリ
急いで母さんの所に向かった。
今まで奏くんの役割だったんだもんな、それでそわそわしてたのか。
カウンターに座って様子を見ることにした。
母さんも奏くんが料理できることが分かったからある程度伝えて料理をしている。
包丁の使い方も上手で安心して見ていられる。
俺も手伝うか、
母さんと奏くんが作ってくれた具材をパンに挟んでく。
「これで完成ね。テーブルに並べてくれる?」
「はーい、」
2人で机に置いていく。
テキパキ動く奏くんを見て、こんなに料理の才能があるなら売り以外にも稼ぎ方はあったんじゃないか。なんて思えてくる。
いや、親の私欲のために子どこに稼がせるってこと自体がいけないのか。
「食べましょうか、いただきます!」
「「「「いただきます。」」」」
「サンドイッチの具材はほとんど奏くんが作ってくれたのよ~」
「すごい!ホントに料理上手!」
「さすがだな~」
父さんと杏美に褒められ恥ずかしそうだが嬉しそうに目を動かす。
「食べよっか。」
コクリ
一口食べて見せると同じ具材のサンドイッチを手に持った。
49
お気に入りに追加
833
あなたにおすすめの小説
ホントの気持ち
神娘
BL
父親から虐待を受けている夕紀 空、
そこに現れる大人たち、今まで誰にも「助けて」が言えなかった空は心を開くことができるのか、空の心の変化とともにお届けする恋愛ストーリー。
夕紀 空(ゆうき そら)
年齢:13歳(中2)
身長:154cm
好きな言葉:ありがとう
嫌いな言葉:お前なんて…いいのに
幼少期から父親から虐待を受けている。
神山 蒼介(かみやま そうすけ)
年齢:24歳
身長:176cm
職業:塾の講師(数学担当)
好きな言葉:努力は報われる
嫌いな言葉:諦め
城崎(きのさき)先生
年齢:25歳
身長:181cm
職業:中学の体育教師
名取 陽平(なとり ようへい)
年齢:26歳
身長:177cm
職業:医者
夕紀空の叔父
細谷 駿(ほそたに しゅん)
年齢:13歳(中2)
身長:162cm
空とは小学校からの友達
山名氏 颯(やまなし かける)
年齢:24歳
身長:178cm
職業:塾の講師 (国語担当)
童貞が建設会社に就職したらメスにされちゃった
なる
BL
主人公の高梨優(男)は18歳で高校卒業後、小さな建設会社に就職した。しかし、そこはおじさんばかりの職場だった。
ストレスや性欲が溜まったおじさん達は、優にエッチな視線を浴びせ…
性的イジメ
ポコたん
BL
この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。
作品説明:いじめの性的部分を取り上げて現代風にアレンジして作成。
全二話 毎週日曜日正午にUPされます。
兄たちが溺愛するのは当たり前だと思ってました
不知火
BL
温かい家族に包まれた1人の男の子のお話
爵位などを使った設定がありますが、わたしの知識不足で実際とは異なった表現を使用している場合がございます。ご了承ください。追々、しっかり事実に沿った設定に変更していきたいと思います。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
風邪ひいた社会人がおねしょする話
こじらせた処女
BL
恋人の咲耶(さくや)が出張に行っている間、日翔(にちか)は風邪をひいてしまう。
一年前に風邪をひいたときには、咲耶にお粥を食べさせてもらったり、寝かしつけてもらったりと甘やかされたことを思い出して、寂しくなってしまう。一緒の気分を味わいたくて咲耶の部屋のベッドで寝るけれど…?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる