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36、俺の隣で、斗真side
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「俺も飯食うわー、」
「おう、飲み物紅茶でいいか?」
「ありがとう。」
父さんが紅茶を持って来てくれた。
「奏くん眠ったか?」
「そうみたいだね、久しぶりにちゃんとご飯食べたから疲れちゃったかな。」
「そっか、あのデザートって、」
「ん?薬だよ。ちょっと勘づかれてたみたいだけどちゃんと食べてくれて良かった。」
「やっぱり、薬嫌がるのか?」
「うん、昨日の晩解熱剤飲ませようとしてめちゃくちゃ抵抗された。」
「そうか、体にも痣が沢山あったって昨日母さんから聞いた。酷い環境で育ってきたんだろうな。」
「うん、熱が下がったら病院でちゃんと検査してもらおうと思うけど…
多分怖がるだろうな…」
「透くんが診てくれるのか?」
「うーん、透は精神科だからまた別の医者が診ると思う。」
「そっか、
まぁ斗真が近くにいたら大丈夫か、」
「何でだよ。俺がいたって、」
「お前がいたら大丈夫だよ。よっぽど懐かれてるみたいだし、」
「何でそんなこと分かんだよ。」
「さっきの奏くんの顔見たら分かるよ。
お前が近くにいない時はあれだけ怯えてたのに、お前が隣にいたら俺の目も見て頷くことができた。」
「うん…そうだと良いんだけど…」
「何でそこ自信ないんだよ。
誰が見てもそう言うって、」
奏くんは俺といて安心できてる?
朝食を食べ終え、奏くんの横に腰を下ろす。
「おう、飲み物紅茶でいいか?」
「ありがとう。」
父さんが紅茶を持って来てくれた。
「奏くん眠ったか?」
「そうみたいだね、久しぶりにちゃんとご飯食べたから疲れちゃったかな。」
「そっか、あのデザートって、」
「ん?薬だよ。ちょっと勘づかれてたみたいだけどちゃんと食べてくれて良かった。」
「やっぱり、薬嫌がるのか?」
「うん、昨日の晩解熱剤飲ませようとしてめちゃくちゃ抵抗された。」
「そうか、体にも痣が沢山あったって昨日母さんから聞いた。酷い環境で育ってきたんだろうな。」
「うん、熱が下がったら病院でちゃんと検査してもらおうと思うけど…
多分怖がるだろうな…」
「透くんが診てくれるのか?」
「うーん、透は精神科だからまた別の医者が診ると思う。」
「そっか、
まぁ斗真が近くにいたら大丈夫か、」
「何でだよ。俺がいたって、」
「お前がいたら大丈夫だよ。よっぽど懐かれてるみたいだし、」
「何でそんなこと分かんだよ。」
「さっきの奏くんの顔見たら分かるよ。
お前が近くにいない時はあれだけ怯えてたのに、お前が隣にいたら俺の目も見て頷くことができた。」
「うん…そうだと良いんだけど…」
「何でそこ自信ないんだよ。
誰が見てもそう言うって、」
奏くんは俺といて安心できてる?
朝食を食べ終え、奏くんの横に腰を下ろす。
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