ホントの気持ち

神娘

文字の大きさ
上 下
99 / 136

98、勉強を教えてほしい

しおりを挟む
空side

神山先生とベッドに戻ってゴロゴロしながらのんびり過ごしている。

「先生、」

「なーに?」

「また今度休んでたとこの勉強教えてほしいなって思ったんだけど…忙しい?」

「良いよ~、なんだか家庭教師みたいだね。」

「ありがとうございます。」

「空くんは頑張り屋さんだから勉強もすぐ追いつくよ。」

「そうかな…早く学校行きたいな、」

「学校好き?」

「…うーん、朝は起きるの苦手だけど、学校にいたら胸が痛くないから、好き?なのかな?」

「胸が痛いの?」

「え?あ…今は痛くないですよ、お家にいた時のこと…家にいたら胸がギューって締め付けられる感じで痛かったの…」

「そっかー、凄いストレスだったんだね。頑張ったね。偉い偉い。」

「先生っ苦しっ」

強い力で抱きしめて頭や背中をたくさん撫でてくれる。
けど、強過ぎて息ができないっ

「あっ、ごめんごめん笑気持ちが入り過ぎて、でも本当にたくさん頑張ったね。もう、大丈夫だからね」

コクリ
「…っ…っ…」

「一緒に勉強して、学校に行けるように頑張ろうね。」

コクリコクリ

先生の気持ちが僕の頑張りをしっかりと認めてくれたことが嬉しくて涙がグッっと上がって目を潤ませた。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです

おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの) BDSM要素はほぼ無し。 甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。 順次スケベパートも追加していきます

ヤクザと捨て子

幕間ささめ
BL
執着溺愛ヤクザ幹部×箱入り義理息子 ヤクザの事務所前に捨てられた子どもを自分好みに育てるヤクザ幹部とそんな保護者に育てられてる箱入り男子のお話。 ヤクザは頭の切れる爽やかな風貌の腹黒紳士。息子は細身の美男子の空回り全力少年。

坊ちゃんは執事兼教育係の私が責任を持って育てます。

幕間ささめ
BL
一目惚れして爵位を捨てた執事兼教育係(攻め)×執事大好き純粋ぽわぽわ坊ちゃん(受け)

隠れSubは大好きなDomに跪きたい

みー
BL
⚠️Dom/Subユニバース 一部オリジナル表現があります。 ハイランクDom×ハイランクSub

俺以外美形なバンドメンバー、なぜか全員俺のことが好き

toki
BL
美形揃いのバンドメンバーの中で唯一平凡な主人公・神崎。しかし突然メンバー全員から告白されてしまった! ※美形×平凡、総受けものです。激重美形バンドマン3人に平凡くんが愛されまくるお話。 pixiv/ムーンライトノベルズでも同タイトルで投稿しています。 もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿ 感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_ Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109 素敵な表紙お借りしました! https://www.pixiv.net/artworks/100148872

【完結】別れ……ますよね?

325号室の住人
BL
☆全3話、完結済 僕の恋人は、テレビドラマに数多く出演する俳優を生業としている。 ある朝、テレビから流れてきたニュースに、僕は恋人との別れを決意した。

【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。

白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。 最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。 (同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!) (勘違いだよな? そうに決まってる!) 気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。

悪役令息に転生して絶望していたら王国至宝のエルフ様にヨシヨシしてもらえるので、頑張って生きたいと思います!

梻メギ
BL
「あ…もう、駄目だ」プツリと糸が切れるように限界を迎え死に至ったブラック企業に勤める主人公は、目覚めると悪役令息になっていた。どのルートを辿っても断罪確定な悪役令息に生まれ変わったことに絶望した主人公は、頑張る意欲そして生きる気力を失い床に伏してしまう。そんな、人生の何もかもに絶望した主人公の元へ王国お抱えのエルフ様がやってきて───!? 【王国至宝のエルフ様×元社畜のお疲れ悪役令息】 ▼この作品と出会ってくださり、ありがとうございます!初投稿になります、どうか温かい目で見守っていただけますと幸いです。 ▼こちらの作品はムーンライトノベルズ様にも投稿しております。 ▼毎日18時投稿予定

処理中です...