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87、城崎先生からの電話
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名取side
空の寝顔を見ながら俺にも眠気が襲ってきたその時ピロピロピロピロ…
携帯が鳴った。
目を擦り画面を見ると『城崎先生』と書いてある。
ゆっくりと空をソファーに下ろし電話に出ながら寝室に向かう。
「もしもし」
「あ、もしもし城崎です。今大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ。」
「あの、夕紀の様子どうですか?」
「今は落ち着いてますよ。今日は家中探検したんです。それで疲れて今は寝てます。」
「探検!スゴい!頑張ったんだ~、
すみません、ホントはメールでもいいと思ったんですけど名取先生のことも気になって…
昨日はちゃんと寝れましたか?」
「え、私ですか?!えっと…昨日は…そういえばあまり寝てないです。」
「やっぱり…今日は眠れそうですか?」
「今日は空も落ち着いてるし大丈夫だと思います。心配おかけしてすみません、」
「いえ、俺は大丈夫です。でも、名取先生は1人で抱え込みやすい感じがするので、俺で良かったらいつでも頼ってください。」
「ありがとうございます。
じゃあお言葉に甘えて、明日の夜空のことお願いしても良いですか?空も先生に会いたがってて来て下さると嬉しいです。」
「分かりましたっ!仕事終わったらすぐ行きますね!
今日も何かあったら電話してください!すぐ行きますんで、」
「ありがとうございます。」
「いえいえ、ではまた明日。
おやすみなさい。」
「電話、嬉しかったです。
では、おやすみなさい。」
電話を切り、空の元に戻る。
城崎先生はいつも自分でも気付いていない俺のことに気付いてくれる。
昨日もそれで膝枕してもらって…って何か恥ずかしい。
思い出して顔が熱くなる。
気を紛らわすため大袈裟に動いてみる。
でも…城崎先生にはいつも助けられてるな…
「陽ちゃん?」
「ん?どうした?」
空の横にしゃがむと、頬を撫でられ
「嬉しいことあったの?」
「嬉しいこと?あ、うん。さっき城崎先生から電話があってな、明日来てくれるって、」
「そっか~、良かったね。」
そう言って頭を撫でられる。
なんだかいつもと逆だなぁ
俺、気付かないうちに笑ってたのかな?
電話は正直嬉しかったし、間違いではないか、
眠たそうな空を横目に風呂の準備をする。
空の寝顔を見ながら俺にも眠気が襲ってきたその時ピロピロピロピロ…
携帯が鳴った。
目を擦り画面を見ると『城崎先生』と書いてある。
ゆっくりと空をソファーに下ろし電話に出ながら寝室に向かう。
「もしもし」
「あ、もしもし城崎です。今大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ。」
「あの、夕紀の様子どうですか?」
「今は落ち着いてますよ。今日は家中探検したんです。それで疲れて今は寝てます。」
「探検!スゴい!頑張ったんだ~、
すみません、ホントはメールでもいいと思ったんですけど名取先生のことも気になって…
昨日はちゃんと寝れましたか?」
「え、私ですか?!えっと…昨日は…そういえばあまり寝てないです。」
「やっぱり…今日は眠れそうですか?」
「今日は空も落ち着いてるし大丈夫だと思います。心配おかけしてすみません、」
「いえ、俺は大丈夫です。でも、名取先生は1人で抱え込みやすい感じがするので、俺で良かったらいつでも頼ってください。」
「ありがとうございます。
じゃあお言葉に甘えて、明日の夜空のことお願いしても良いですか?空も先生に会いたがってて来て下さると嬉しいです。」
「分かりましたっ!仕事終わったらすぐ行きますね!
今日も何かあったら電話してください!すぐ行きますんで、」
「ありがとうございます。」
「いえいえ、ではまた明日。
おやすみなさい。」
「電話、嬉しかったです。
では、おやすみなさい。」
電話を切り、空の元に戻る。
城崎先生はいつも自分でも気付いていない俺のことに気付いてくれる。
昨日もそれで膝枕してもらって…って何か恥ずかしい。
思い出して顔が熱くなる。
気を紛らわすため大袈裟に動いてみる。
でも…城崎先生にはいつも助けられてるな…
「陽ちゃん?」
「ん?どうした?」
空の横にしゃがむと、頬を撫でられ
「嬉しいことあったの?」
「嬉しいこと?あ、うん。さっき城崎先生から電話があってな、明日来てくれるって、」
「そっか~、良かったね。」
そう言って頭を撫でられる。
なんだかいつもと逆だなぁ
俺、気付かないうちに笑ってたのかな?
電話は正直嬉しかったし、間違いではないか、
眠たそうな空を横目に風呂の準備をする。
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