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旅の終わり?
全員で作戦を考えた
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「さて。ベルナール様から話は聞いている。私が自分の使命ばかりに目を向けて騒ぎを終息させずに任務に向かったのがそもそも悪かった。すまないことをしたな」
「いえいえ。姫様は何も悪くございません。全てはアレが自己中心的で自分以外の人間を貶めることに忌避感がなく、非道徳的な行為を繰り返しているのが全ての要因でございます!」
ホープ伯爵のお口はまだ悪い子モードのようだ。悪口のオンパレードに美人さんはクスクスと笑った。
「会わないうちに本音が言葉によく出るようになったな」
「はっ!失礼いたしました。ここ3日ほどこのように気楽に話すことが多く…つい」
「よいよい。伯爵がこの国のために力を尽くしているのはわかっている。私もベルナール様の話を聞いて盲目的に父上を信じるのはやめると決めた。つまり、伯爵の言うことが正しい。彼は今までの言動と行動を贖罪する時がきたのだ…」
「姫様…」
ホープ伯爵は痛ましいものを見るかのように悲しそうに彼女を見つめた。彼女も同じように悲しそうに微笑む。そして、目線を私達に向けるとニコッと微笑んだ。
「ああ。自己紹介が遅れたな。私はイズルンティア帝国第3皇女キャスリーン・オブ・イズルンティアだ」
「ピデン公国第1公女エヴィ・ピデン。と、隣にいるのは第1公子であり双子の兄、ケイレブ・ピデンです」
私はベルナールに涙を拭いてもらいながら、私達の自己紹介をした。ケイレブは軽く頭を下げるとピクピクと鼻を動かして匂いを嗅いでいた。
「うむ。私のことはキャスリーンと呼んでくれ」
「ではこちらもエヴィとケイレブと呼んでもらって大丈夫です」
「私達の立場は同じ。言葉遣いも気楽にしてほしい。私はこの話し方が楽だからな。気にしないでくれ」
「そう?わかった。ところで、キャスリーンはどこにいたの?」
いまだベルナールの胸元に抱きついている私は、少しだけ恨めしそうに彼女を見つめた。すると彼女はプッと吹き出し笑いをした。
「エヴィ。大丈夫だ。ベルナール様とは何もないし、2人っきりではなかったよ」
「ほんとうに?」
「ああ。それに私は森に居たんだ。今代の守り手様と一緒にね」
「なるほど。じゃあ、いいけどさ。ベルナール、帰ってくるなら連絡くらいしてよ!音沙汰なくて心配したんだからね!」
胸の中にあるモヤモヤした気持ちを次はベルナールにぶつければ、彼は申し訳なさそうに頭を下げた。
「申し訳ございません。それが、森に入ったらお預かりした魔道具が壊れてしまいまして…」
「え!?」
「うむ。森では外で作られた魔道具は使えぬようだ。ヨドミのせいらしい」
「…ええ、なにそれ」
予想外のことに当たる場所がなくなってしまった私は、とりあえずベルナールから離れて彼の体に傷がないか全身を確認した。
『大丈夫です。私は森が創りし魔石。影響はございません』
「本当に本当?大丈夫なの?」
『はい。問題ございませんよ。だからそのようにまた今にも涙を流しそうな顔をなさらないでください。私は大丈夫ですよ』
「それなら、いいけど…」
ホッと息をつけば、私の隣にいたケイレブがふんふんと鼻を鳴らしてキャスリーンに近寄っていた。
「何やってんの」
「え、いや…なんか、すげー…」
クンクンと鼻を鳴らし、ケイレブはキャスリーンの前に辿りつくと彼女の正面に立った。キャスリーンはケイレブの頭ひとつ分ほと身長が低い。彼は何も言わずその彼女の肩に顔を埋めた。
「ちょ、ケイレブ!?」
突然の兄の行動にびっくりして、彼の腕を引っ張って連れ戻そうとするがびくともしない。
「キャスリーン。いや、キャシーでいいか?」
「あ、ああ。名を短くされて呼ばれるのは初めてで違和感があるが、いいぞ。私もケイと呼んでも?」
「ああ、いいぞ。キャシーにならそう呼ばれても何も嫌じゃない」
「そ、そうか。ところで先ほどから鼻息が荒いような気がするが大丈夫か?少しくすぐったいのだが」
「大丈夫か大丈夫じゃないかと言われたら大丈夫じゃない。正直言って今すぐにキャシーを抱き上げて誰にも見つからないところに連れて行きたい気分」
「…そ、そうか。それは、う、うむ。なかなか、うむ」
「ちょっとケイレブ!?キャスリーンが困ってるから離れなさいって!」
少し頬を赤く染めながら身動きが取れないキャスリーン、私が引っ張っても動かず彼女の耳の裏の匂いを執拗に嗅いでいるケイレブ。そして、兄の奇行を止めようと必死な私。そんな3人をベルナールは何か分かったような顔で見つめ、ホープ伯爵は頭が痛そうに額に手を当ていた。
しばらくケイレブの暴走は続いたが、キャスリーンからソファーに座りたいと言われればケイレブは彼女を横抱きにして持ち上げるとソファーに移動した。なぜかソファーに座ったケイレブの膝の上にキャスリーンを乗せて…。
兄の行動に口を開けて唖然とするしかない私にベルナールが笑いながら声をかけてきた。
『ふふふ。大丈夫ですよ。少し酔っているだけでしょう』
「な、何に!?」
『それは…恋という匂いにでしょうか?』
「何それ…」
『まあ。しばらく放っておきましょう。今は皇帝陛下をどう対処するかが問題では?』
「はっ!そうだった!へい、キャスリーン。アレが私を襲いにやってくる件についてどうすべき?!」
私は兄たちが座るソファーの向かい側に座ると、キャスリーンの綺麗な瞳をじっと見つめた。ベルナールはカラスに変化すると定位置である私の肩に乗った。ホープ伯爵は一人がけのソファーに座ると大きくため息をついた。
「そうだった。姫様が戻られて嬉しさのあまり忘れていた」
「うん。正直すごい邪魔よね。この状況的に」
「そうだね。感動の再会に水を差されて不快感しかない。しかし、今すぐに追い返すためにもどうすべきか…」
ホープ伯爵は悩ましげに唸った。
「私の姿を見せれば、目的を忘れてしまうのではないか?」
キャスリーンは純粋そうな瞳で話しかけてきた。それを私は首を振って否定した。
「それはそうだけど…。それだと目的を思い出した時に、また標的にされちゃうと思うの。私だって初めては好きな人がいいもの。あんなエロ親父の第3の足なんて嫌」
「それもそうだ。私とて、夫でもない男に体を許すのは…」
「そ、そうなのか!?え、ダメ?ダメなのか?キャシーからもう離れたくないんだけど」
キャスリーンの言葉に反応したケイレブはギューギューッと彼女の体を抱きしめた。それをキャスリーンは苦笑いをしながら受け止めている。
「ケイレブくん。おそらく姫様がおっしゃっているのは、んん、ゴホン。そのあれだ、その、夜のだな。お勤めのことだ」
ホープ伯爵が言いづらそうに咳払いをしながら伝えると、ケイレブは少し考えるような顔になると嬉しそうに破顔した。
「あ、あああ!なるほどな。うん、そういうことか。ならこれはいいんだな!!!!」
「抱きしめられるをの許した訳ではないが…。まあ、私も不思議とケイが側にいるのは嫌ではない」
「そうなのか?やった!」
ニッコニコで上機嫌なケイレブ。正直子供っぽい。昔から弟のように、子供のように育ててきた私からすると自分以外の女性に尻尾を振る姿を見るのはなんだかモヤモヤする。だが、この気持ちよりもホッとする気持ちもあるため私は彼らを生暖かい目で見守る(見ないふり)ことにした。
気を取り直し、私は話を戻した。
「そもそもの目的を無くしたいの。でも、さっきここにいた男二人は私が誰かとイチャイチャしてるのを見せてやればいいだなんて言ったのよ」
「すまん、妹よ。あれはもうできない。俺もキャシー以外の体を触ったりしたくない」
「あー、はいはい。分かったからアンタはキャスリーンの匂いでも嗅いで黙ってて」
「分かった!!!!」
うちの子の知能は低くないはずなのだが…。最近は眠そうな姿しか見ていなかったため、このように無邪気にしているのは国を出て以来だ。この子のことは一旦放置することに決めた。
『あながち、その作戦は使えるかもしれません』
「え!?」
私の話を聞いて考えていた様子のベルナールはそう呟くと話を続けた。
『実際にご主人様の体を見せる必要はありません。ただ、部屋の扉から漏れ聞こえる声だけでもいいのではないでしょうか』
「…あれの声を聴かせるってこと?…えー」
『それもご主人様の声である必要はございません』
不快そうに眉間に皺を寄せる私にベルナールは片羽でよしよしと頭を撫でてきた。
「具体的にどうするんだね」
ホープ伯爵はこの話に乗り気のようだ。
『ふふふ。娯楽というのはいつの時代も人々の欲求を満たすもの。それを利用しましょう』
「ほー」
ホープ伯爵は詳しく教えろと前のめり気味だ。私はベルナールの言葉の意図が分からず、とりあえず首を傾げる。目の前にいるケイレブは幸せそうだし、キャスリーンは話半分で聞いていたのか状況が分からず不思議そうな顔をしていた。
「いえいえ。姫様は何も悪くございません。全てはアレが自己中心的で自分以外の人間を貶めることに忌避感がなく、非道徳的な行為を繰り返しているのが全ての要因でございます!」
ホープ伯爵のお口はまだ悪い子モードのようだ。悪口のオンパレードに美人さんはクスクスと笑った。
「会わないうちに本音が言葉によく出るようになったな」
「はっ!失礼いたしました。ここ3日ほどこのように気楽に話すことが多く…つい」
「よいよい。伯爵がこの国のために力を尽くしているのはわかっている。私もベルナール様の話を聞いて盲目的に父上を信じるのはやめると決めた。つまり、伯爵の言うことが正しい。彼は今までの言動と行動を贖罪する時がきたのだ…」
「姫様…」
ホープ伯爵は痛ましいものを見るかのように悲しそうに彼女を見つめた。彼女も同じように悲しそうに微笑む。そして、目線を私達に向けるとニコッと微笑んだ。
「ああ。自己紹介が遅れたな。私はイズルンティア帝国第3皇女キャスリーン・オブ・イズルンティアだ」
「ピデン公国第1公女エヴィ・ピデン。と、隣にいるのは第1公子であり双子の兄、ケイレブ・ピデンです」
私はベルナールに涙を拭いてもらいながら、私達の自己紹介をした。ケイレブは軽く頭を下げるとピクピクと鼻を動かして匂いを嗅いでいた。
「うむ。私のことはキャスリーンと呼んでくれ」
「ではこちらもエヴィとケイレブと呼んでもらって大丈夫です」
「私達の立場は同じ。言葉遣いも気楽にしてほしい。私はこの話し方が楽だからな。気にしないでくれ」
「そう?わかった。ところで、キャスリーンはどこにいたの?」
いまだベルナールの胸元に抱きついている私は、少しだけ恨めしそうに彼女を見つめた。すると彼女はプッと吹き出し笑いをした。
「エヴィ。大丈夫だ。ベルナール様とは何もないし、2人っきりではなかったよ」
「ほんとうに?」
「ああ。それに私は森に居たんだ。今代の守り手様と一緒にね」
「なるほど。じゃあ、いいけどさ。ベルナール、帰ってくるなら連絡くらいしてよ!音沙汰なくて心配したんだからね!」
胸の中にあるモヤモヤした気持ちを次はベルナールにぶつければ、彼は申し訳なさそうに頭を下げた。
「申し訳ございません。それが、森に入ったらお預かりした魔道具が壊れてしまいまして…」
「え!?」
「うむ。森では外で作られた魔道具は使えぬようだ。ヨドミのせいらしい」
「…ええ、なにそれ」
予想外のことに当たる場所がなくなってしまった私は、とりあえずベルナールから離れて彼の体に傷がないか全身を確認した。
『大丈夫です。私は森が創りし魔石。影響はございません』
「本当に本当?大丈夫なの?」
『はい。問題ございませんよ。だからそのようにまた今にも涙を流しそうな顔をなさらないでください。私は大丈夫ですよ』
「それなら、いいけど…」
ホッと息をつけば、私の隣にいたケイレブがふんふんと鼻を鳴らしてキャスリーンに近寄っていた。
「何やってんの」
「え、いや…なんか、すげー…」
クンクンと鼻を鳴らし、ケイレブはキャスリーンの前に辿りつくと彼女の正面に立った。キャスリーンはケイレブの頭ひとつ分ほと身長が低い。彼は何も言わずその彼女の肩に顔を埋めた。
「ちょ、ケイレブ!?」
突然の兄の行動にびっくりして、彼の腕を引っ張って連れ戻そうとするがびくともしない。
「キャスリーン。いや、キャシーでいいか?」
「あ、ああ。名を短くされて呼ばれるのは初めてで違和感があるが、いいぞ。私もケイと呼んでも?」
「ああ、いいぞ。キャシーにならそう呼ばれても何も嫌じゃない」
「そ、そうか。ところで先ほどから鼻息が荒いような気がするが大丈夫か?少しくすぐったいのだが」
「大丈夫か大丈夫じゃないかと言われたら大丈夫じゃない。正直言って今すぐにキャシーを抱き上げて誰にも見つからないところに連れて行きたい気分」
「…そ、そうか。それは、う、うむ。なかなか、うむ」
「ちょっとケイレブ!?キャスリーンが困ってるから離れなさいって!」
少し頬を赤く染めながら身動きが取れないキャスリーン、私が引っ張っても動かず彼女の耳の裏の匂いを執拗に嗅いでいるケイレブ。そして、兄の奇行を止めようと必死な私。そんな3人をベルナールは何か分かったような顔で見つめ、ホープ伯爵は頭が痛そうに額に手を当ていた。
しばらくケイレブの暴走は続いたが、キャスリーンからソファーに座りたいと言われればケイレブは彼女を横抱きにして持ち上げるとソファーに移動した。なぜかソファーに座ったケイレブの膝の上にキャスリーンを乗せて…。
兄の行動に口を開けて唖然とするしかない私にベルナールが笑いながら声をかけてきた。
『ふふふ。大丈夫ですよ。少し酔っているだけでしょう』
「な、何に!?」
『それは…恋という匂いにでしょうか?』
「何それ…」
『まあ。しばらく放っておきましょう。今は皇帝陛下をどう対処するかが問題では?』
「はっ!そうだった!へい、キャスリーン。アレが私を襲いにやってくる件についてどうすべき?!」
私は兄たちが座るソファーの向かい側に座ると、キャスリーンの綺麗な瞳をじっと見つめた。ベルナールはカラスに変化すると定位置である私の肩に乗った。ホープ伯爵は一人がけのソファーに座ると大きくため息をついた。
「そうだった。姫様が戻られて嬉しさのあまり忘れていた」
「うん。正直すごい邪魔よね。この状況的に」
「そうだね。感動の再会に水を差されて不快感しかない。しかし、今すぐに追い返すためにもどうすべきか…」
ホープ伯爵は悩ましげに唸った。
「私の姿を見せれば、目的を忘れてしまうのではないか?」
キャスリーンは純粋そうな瞳で話しかけてきた。それを私は首を振って否定した。
「それはそうだけど…。それだと目的を思い出した時に、また標的にされちゃうと思うの。私だって初めては好きな人がいいもの。あんなエロ親父の第3の足なんて嫌」
「それもそうだ。私とて、夫でもない男に体を許すのは…」
「そ、そうなのか!?え、ダメ?ダメなのか?キャシーからもう離れたくないんだけど」
キャスリーンの言葉に反応したケイレブはギューギューッと彼女の体を抱きしめた。それをキャスリーンは苦笑いをしながら受け止めている。
「ケイレブくん。おそらく姫様がおっしゃっているのは、んん、ゴホン。そのあれだ、その、夜のだな。お勤めのことだ」
ホープ伯爵が言いづらそうに咳払いをしながら伝えると、ケイレブは少し考えるような顔になると嬉しそうに破顔した。
「あ、あああ!なるほどな。うん、そういうことか。ならこれはいいんだな!!!!」
「抱きしめられるをの許した訳ではないが…。まあ、私も不思議とケイが側にいるのは嫌ではない」
「そうなのか?やった!」
ニッコニコで上機嫌なケイレブ。正直子供っぽい。昔から弟のように、子供のように育ててきた私からすると自分以外の女性に尻尾を振る姿を見るのはなんだかモヤモヤする。だが、この気持ちよりもホッとする気持ちもあるため私は彼らを生暖かい目で見守る(見ないふり)ことにした。
気を取り直し、私は話を戻した。
「そもそもの目的を無くしたいの。でも、さっきここにいた男二人は私が誰かとイチャイチャしてるのを見せてやればいいだなんて言ったのよ」
「すまん、妹よ。あれはもうできない。俺もキャシー以外の体を触ったりしたくない」
「あー、はいはい。分かったからアンタはキャスリーンの匂いでも嗅いで黙ってて」
「分かった!!!!」
うちの子の知能は低くないはずなのだが…。最近は眠そうな姿しか見ていなかったため、このように無邪気にしているのは国を出て以来だ。この子のことは一旦放置することに決めた。
『あながち、その作戦は使えるかもしれません』
「え!?」
私の話を聞いて考えていた様子のベルナールはそう呟くと話を続けた。
『実際にご主人様の体を見せる必要はありません。ただ、部屋の扉から漏れ聞こえる声だけでもいいのではないでしょうか』
「…あれの声を聴かせるってこと?…えー」
『それもご主人様の声である必要はございません』
不快そうに眉間に皺を寄せる私にベルナールは片羽でよしよしと頭を撫でてきた。
「具体的にどうするんだね」
ホープ伯爵はこの話に乗り気のようだ。
『ふふふ。娯楽というのはいつの時代も人々の欲求を満たすもの。それを利用しましょう』
「ほー」
ホープ伯爵は詳しく教えろと前のめり気味だ。私はベルナールの言葉の意図が分からず、とりあえず首を傾げる。目の前にいるケイレブは幸せそうだし、キャスリーンは話半分で聞いていたのか状況が分からず不思議そうな顔をしていた。
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