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仕事と恋の両立
納得できないと、言われても…
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次の日、イーサンに起こされて2人で起きた。オリーは先に仕事場に向かうと言って適当に身支度を済ませると食堂に向かった。僕はイーサンに手伝ってもらって身支度を終わらせると、イーサンと一緒に食堂に向かった。
オリーはもう食べ終わったようで、僕が着いた頃には食堂に姿はなかった。
いつものように席に座ってイーサンが朝食を持ってくるのを待っていると、エラさんが僕に話しかけてきた。
「ねぇ。今夜どう?」
僕の隣にとても色気を振りまいて隣に座って近寄ってきたエラさんは、僕の右肩をスルリと左手で撫でながら僕の右耳に艶やかな声で囁いていた。
僕にも精算しないといけない関係があったなぁとぼんやりと思いながらエラさんの左手をソッと外して、僕ははっきりとした声で返答した。
「すみません。唯一の恋人ができたので今度は誰であってもお相手をするつもりはありません」
「まぁ!!連休の間に?」
「はい」
「…そう、残念だわ…」
エラさんは〈唯一〉という魔法の言葉を出したからか、すんなりと納得して僕から離れて行った。でも、僕とエラさんの話が聞こえていた生徒たちがザワザワとざわめき始めた。
『うそ』
『あああ!カローだけずるい!すごくよかったって言われて今日お願いしようと思ってたのに!』
『くっ、誰だ、ランベルツ先生の唯一は!』
皆んながピーチクパー(早速使ってみた)と話している様子を眺めながらイーサンが用意してくれた朝食をぺろりと食べた。職場に向かう道中にはいろんな生徒から〈唯一〉について質問をされたので、〈オリバー・シャルム〉と何度も返答をした。
僕からオリーの名前を聞いて泣いてしまう女性生徒もいたし、男子生徒は唖然としている人も多かった。でも、僕に話しかけてきた生徒の多くは『お幸せに』と祝福してくれて、僕はその度に心が浮ついていった。
この国では同性でも差別されないのだ。その現実がどことなく嬉しかった。
うわついた気持ちのまま職場に向かうと、すでにいたオリーは部屋の中で誰かと話をしていた。
「おはよー「嘘よ!!!」
僕の挨拶に食い込み気味で泣き叫ぶような声が聞こえてきた。何事かと心配なりながらも中の様子をうかがうと、茶色の髪の毛を手ででぐしゃぐしゃにかき回すようにして苦悩した様子の女性生徒とプカプカと煙草の煙を出しているオリーがいた。
オリーは僕の椅子に座って足を組んで女性生徒をめんどくさいそうな顔で眺めていた。僕がいる事に気がつくと、口元に人差し指を立てて静かにするように指示してきた。女子生徒は俯き加減だし、僕に気がついている様子はない。とりあえず小声で認識阻害の魔法を自分にかけて音を立てないようにソファーまで歩くと座って2人の様子を背もたれに隠れながら眺めた。
「私と先生の相性、最高だったでしょ!!何でよりによって男を〈唯一〉に選ぶの!!!」
「前も言ったが、俺はお前と相性がいいと思っていない」
「でもでも、私は先生と似た灰色なんでしょ!!!初め会ったときに色が近いって喜んでくれたじゃないですか!」
「そうだな。でも、アーシェは俺と同等の濃度だ。お前とは違う」
「うそだ!!!それに唯一だなんて…女性ならまだわかるけど、子供も作れない男だなんて!!納得できない!!それに、今後は本当に緊急以外では抱かないだなんて何で!!」
「お前はそもそも魔力感知が苦手なわけではないだろ?皮膚でも問題ないはずだ。今までは目を瞑っていたが、今後は枯渇した演技をしても保有量を確認してからじゃないと相手はしない。唯一に顔向けできないような行為は今後しない。それをお前が納得してようが、してなかろうが俺と関係あるか?お前は生徒でしかないし、今までだってそれ以上の感情を向けたことはない。駄々をこねれば欲しいものが手に入るだなんて考えはやめろ。傲慢な考えだぞ。お前は侯爵令嬢だったか?誇りが高すぎるのも良くない。高位貴族ならばなおさらな。ウッド、成人してるならもう大人になれ。欲しいものをねだってもらえるのは幼い子供だけだ」
ピシャリと冷たい声、冷たい表情でオリーは言い放った。目線をウッドさんから僕とお揃いの指輪に向けると、指輪を優しく撫でて優しい顔になった。ウッドさんはそれを目の端に入れて見てしまったようで、一気に顔色が悪くなるとふらっと体が揺れた。まるで幽鬼のような雰囲気を出しつつフラフラとおぼつかない足取りで部屋から出て行った彼女の後ろ姿は悲壮感でいっぱいだった。
僕はひょこっと顔を出してウッドさんが部屋から消えるのを確認してから魔法を解いてオリーに話しかけた。
「大丈夫なの?」
「一応アイザックのおっさんと、ブルックスに連絡しておけば問題ないだろ。アーシェはなるべく俺の側にいろ。無駄に金がある奴は何を考えるかわからんからな」
「…そう、お金持ちって怖いね」
僕がポツリと呟くとオリーはクスッと笑って椅子から立ち上がって、ソファーに近づくと僕の隣に座ってきた。僕は座り直すとオリーの膝の上にポフっと頭を乗せた。
「告白されたの?」
「…あー、まぁ。食堂でお前が〈唯一〉について話して、ここにくる前にそれが俺だという話をしてただろ?それを小耳に挟んだんだろうな。すごい顔で部屋に入ってきて『何故唯一を選んだ!』やら『私達の相性がいいから、お父様に婚約を頼んでたのに!』とか此方の気持ちも考えずに色々計画してたようでな」
「そっか…オリーのこと好きなんだね。ウッドさん…そっかぁ。きっと灰色に近いって嬉しそうに笑ったんでしょ?僕の時みたいに。あの笑顔は破壊力あるからなぁ。男の僕だって恋に落ちたもん」
僕がブーっと口を尖らせて拗ねると、オリーは僕の頭を優しく撫でた。そしてその手はどんどん僕の体を撫でるように下に下がって僕のお尻を撫で始めた。僕はそのいやらしい手の動きを感じながら疑問に思っていたことを聞く事にした。
「そういえば、なぜ灰色を探していたの?」
オリーは手をピタッと止めるとお尻を掴んで揉みながら話し始めた。
「そもそも、真っ黒と真っ白の間に生まれる灰色はなかなかいないんだ。今まで生きてきて、判別の魔道具を作って確認したがアーシェ以外は身内にしかいない。アーシェの両親は真っ黒でも真っ白でもなさそうだから、今度会いに行くときに兄妹の濃度も確かめないと何とも言えないが…アーシェは特別なんじゃないかと思ってる。それぐらい灰色は少ない」
「…つまり?」
「…灰色は真っ白を探す手がかりになるかと思ったんだ。両親が気がついていないだけで真っ黒と真っ白の可能性はあるだろ?色の濃度は神殿で見ただけでは判断しにくい。見本があるわけではないからな。…俺は母親のルーツを…探したかったんだろう。つまり灰色を探してたのも、全ては産みの母を想っての行為だったのだと今ならわかる。ただ、それは間違いではなかった。お前を見つけるきっかけになったんだからな」
僕は上半身を起こすと優しく微笑むオリーを見つめた。僕も笑顔を返すと、お尻にあるオリーの手を剥がしてオリーの膝の上を跨ぐように乗った。そしてオリーの首に両腕を回すと、チュッと軽く音を立てて口付けた。
「愛してる」
「俺も」
額と額を合わせてじっと見つめながら囁くとオリーは僕のお尻を両手で掴んでねだるように揉み始めた。その手の動きで何がしたいのかわかってしまった。僕は膝から降りてズボンと下着を脱いで、お尻にはまったままの魔道具をテーブルに置いていると、オリーはすでに硬いモノをズボンから取り出していて準備万端だった。
「ふふ。仕事中にいいの?」
「いい。どうせこの時間は誰も来ない」
また膝の上に跨って、オリーの首に両腕を回すと、僕はゆっくりと蕾の中にオリーを埋めた。
それから僕たちは盛り上がりまくって、昼を過ぎても交わっていた。ソファーが僕の出した体液でドロドロになるまで夢中で交わっていたら、部屋を訪ねてきた生徒たちに見られていたようだ。
オリーは僕を揺さぶりながら、快感に溶けて意識が朦々としてる僕の代わりに生徒に声をかけて対応したようだ。生徒たちは枯渇したわけではなくて、本当に僕たちが恋人なのかを確認しにきただけだったらしく、激しく交わってる僕たちを見たら顔を赤らめたり青くしたりして部屋から出ていったそうだ。
気絶して夕方までベッドで眠っていた僕は、起きてからそれを聞いて恥ずかしくて顔を上げることができなかった。上機嫌のオリーに横抱きで抱き抱えられながら寮に戻ると、イーサンが「夕食は青の6に此方にご用意いたしますね」と微笑みながら声をかけてきた。
僕たちが激しい交わりをしていたことは、あっという間に学園内に知れ渡ったようで、イーサンは動けない僕の様子を事前に察知したようだ。確かに足腰立はたないし、恥ずかしすぎて食堂にはいけない。僕はありがたくその好意を受け取った。
学園に噂が流れることを狙って、僕を抱き続けたのかはわからない。でも、僕たちの情事を見た人がいたことで、疑問に思っていた人も僕たちがお互いに〈唯一〉だと思っている事を認識してくれたようだ。その後、しばらくは誰かに何かを言われたりせず平和に過ごすことができた。
ただ、[業務中はほどほどに]と黒蛇くんからのお小言を伝えられたからか、あんなに激しく職場ですることはなくなった。
オリーはもう食べ終わったようで、僕が着いた頃には食堂に姿はなかった。
いつものように席に座ってイーサンが朝食を持ってくるのを待っていると、エラさんが僕に話しかけてきた。
「ねぇ。今夜どう?」
僕の隣にとても色気を振りまいて隣に座って近寄ってきたエラさんは、僕の右肩をスルリと左手で撫でながら僕の右耳に艶やかな声で囁いていた。
僕にも精算しないといけない関係があったなぁとぼんやりと思いながらエラさんの左手をソッと外して、僕ははっきりとした声で返答した。
「すみません。唯一の恋人ができたので今度は誰であってもお相手をするつもりはありません」
「まぁ!!連休の間に?」
「はい」
「…そう、残念だわ…」
エラさんは〈唯一〉という魔法の言葉を出したからか、すんなりと納得して僕から離れて行った。でも、僕とエラさんの話が聞こえていた生徒たちがザワザワとざわめき始めた。
『うそ』
『あああ!カローだけずるい!すごくよかったって言われて今日お願いしようと思ってたのに!』
『くっ、誰だ、ランベルツ先生の唯一は!』
皆んながピーチクパー(早速使ってみた)と話している様子を眺めながらイーサンが用意してくれた朝食をぺろりと食べた。職場に向かう道中にはいろんな生徒から〈唯一〉について質問をされたので、〈オリバー・シャルム〉と何度も返答をした。
僕からオリーの名前を聞いて泣いてしまう女性生徒もいたし、男子生徒は唖然としている人も多かった。でも、僕に話しかけてきた生徒の多くは『お幸せに』と祝福してくれて、僕はその度に心が浮ついていった。
この国では同性でも差別されないのだ。その現実がどことなく嬉しかった。
うわついた気持ちのまま職場に向かうと、すでにいたオリーは部屋の中で誰かと話をしていた。
「おはよー「嘘よ!!!」
僕の挨拶に食い込み気味で泣き叫ぶような声が聞こえてきた。何事かと心配なりながらも中の様子をうかがうと、茶色の髪の毛を手ででぐしゃぐしゃにかき回すようにして苦悩した様子の女性生徒とプカプカと煙草の煙を出しているオリーがいた。
オリーは僕の椅子に座って足を組んで女性生徒をめんどくさいそうな顔で眺めていた。僕がいる事に気がつくと、口元に人差し指を立てて静かにするように指示してきた。女子生徒は俯き加減だし、僕に気がついている様子はない。とりあえず小声で認識阻害の魔法を自分にかけて音を立てないようにソファーまで歩くと座って2人の様子を背もたれに隠れながら眺めた。
「私と先生の相性、最高だったでしょ!!何でよりによって男を〈唯一〉に選ぶの!!!」
「前も言ったが、俺はお前と相性がいいと思っていない」
「でもでも、私は先生と似た灰色なんでしょ!!!初め会ったときに色が近いって喜んでくれたじゃないですか!」
「そうだな。でも、アーシェは俺と同等の濃度だ。お前とは違う」
「うそだ!!!それに唯一だなんて…女性ならまだわかるけど、子供も作れない男だなんて!!納得できない!!それに、今後は本当に緊急以外では抱かないだなんて何で!!」
「お前はそもそも魔力感知が苦手なわけではないだろ?皮膚でも問題ないはずだ。今までは目を瞑っていたが、今後は枯渇した演技をしても保有量を確認してからじゃないと相手はしない。唯一に顔向けできないような行為は今後しない。それをお前が納得してようが、してなかろうが俺と関係あるか?お前は生徒でしかないし、今までだってそれ以上の感情を向けたことはない。駄々をこねれば欲しいものが手に入るだなんて考えはやめろ。傲慢な考えだぞ。お前は侯爵令嬢だったか?誇りが高すぎるのも良くない。高位貴族ならばなおさらな。ウッド、成人してるならもう大人になれ。欲しいものをねだってもらえるのは幼い子供だけだ」
ピシャリと冷たい声、冷たい表情でオリーは言い放った。目線をウッドさんから僕とお揃いの指輪に向けると、指輪を優しく撫でて優しい顔になった。ウッドさんはそれを目の端に入れて見てしまったようで、一気に顔色が悪くなるとふらっと体が揺れた。まるで幽鬼のような雰囲気を出しつつフラフラとおぼつかない足取りで部屋から出て行った彼女の後ろ姿は悲壮感でいっぱいだった。
僕はひょこっと顔を出してウッドさんが部屋から消えるのを確認してから魔法を解いてオリーに話しかけた。
「大丈夫なの?」
「一応アイザックのおっさんと、ブルックスに連絡しておけば問題ないだろ。アーシェはなるべく俺の側にいろ。無駄に金がある奴は何を考えるかわからんからな」
「…そう、お金持ちって怖いね」
僕がポツリと呟くとオリーはクスッと笑って椅子から立ち上がって、ソファーに近づくと僕の隣に座ってきた。僕は座り直すとオリーの膝の上にポフっと頭を乗せた。
「告白されたの?」
「…あー、まぁ。食堂でお前が〈唯一〉について話して、ここにくる前にそれが俺だという話をしてただろ?それを小耳に挟んだんだろうな。すごい顔で部屋に入ってきて『何故唯一を選んだ!』やら『私達の相性がいいから、お父様に婚約を頼んでたのに!』とか此方の気持ちも考えずに色々計画してたようでな」
「そっか…オリーのこと好きなんだね。ウッドさん…そっかぁ。きっと灰色に近いって嬉しそうに笑ったんでしょ?僕の時みたいに。あの笑顔は破壊力あるからなぁ。男の僕だって恋に落ちたもん」
僕がブーっと口を尖らせて拗ねると、オリーは僕の頭を優しく撫でた。そしてその手はどんどん僕の体を撫でるように下に下がって僕のお尻を撫で始めた。僕はそのいやらしい手の動きを感じながら疑問に思っていたことを聞く事にした。
「そういえば、なぜ灰色を探していたの?」
オリーは手をピタッと止めるとお尻を掴んで揉みながら話し始めた。
「そもそも、真っ黒と真っ白の間に生まれる灰色はなかなかいないんだ。今まで生きてきて、判別の魔道具を作って確認したがアーシェ以外は身内にしかいない。アーシェの両親は真っ黒でも真っ白でもなさそうだから、今度会いに行くときに兄妹の濃度も確かめないと何とも言えないが…アーシェは特別なんじゃないかと思ってる。それぐらい灰色は少ない」
「…つまり?」
「…灰色は真っ白を探す手がかりになるかと思ったんだ。両親が気がついていないだけで真っ黒と真っ白の可能性はあるだろ?色の濃度は神殿で見ただけでは判断しにくい。見本があるわけではないからな。…俺は母親のルーツを…探したかったんだろう。つまり灰色を探してたのも、全ては産みの母を想っての行為だったのだと今ならわかる。ただ、それは間違いではなかった。お前を見つけるきっかけになったんだからな」
僕は上半身を起こすと優しく微笑むオリーを見つめた。僕も笑顔を返すと、お尻にあるオリーの手を剥がしてオリーの膝の上を跨ぐように乗った。そしてオリーの首に両腕を回すと、チュッと軽く音を立てて口付けた。
「愛してる」
「俺も」
額と額を合わせてじっと見つめながら囁くとオリーは僕のお尻を両手で掴んでねだるように揉み始めた。その手の動きで何がしたいのかわかってしまった。僕は膝から降りてズボンと下着を脱いで、お尻にはまったままの魔道具をテーブルに置いていると、オリーはすでに硬いモノをズボンから取り出していて準備万端だった。
「ふふ。仕事中にいいの?」
「いい。どうせこの時間は誰も来ない」
また膝の上に跨って、オリーの首に両腕を回すと、僕はゆっくりと蕾の中にオリーを埋めた。
それから僕たちは盛り上がりまくって、昼を過ぎても交わっていた。ソファーが僕の出した体液でドロドロになるまで夢中で交わっていたら、部屋を訪ねてきた生徒たちに見られていたようだ。
オリーは僕を揺さぶりながら、快感に溶けて意識が朦々としてる僕の代わりに生徒に声をかけて対応したようだ。生徒たちは枯渇したわけではなくて、本当に僕たちが恋人なのかを確認しにきただけだったらしく、激しく交わってる僕たちを見たら顔を赤らめたり青くしたりして部屋から出ていったそうだ。
気絶して夕方までベッドで眠っていた僕は、起きてからそれを聞いて恥ずかしくて顔を上げることができなかった。上機嫌のオリーに横抱きで抱き抱えられながら寮に戻ると、イーサンが「夕食は青の6に此方にご用意いたしますね」と微笑みながら声をかけてきた。
僕たちが激しい交わりをしていたことは、あっという間に学園内に知れ渡ったようで、イーサンは動けない僕の様子を事前に察知したようだ。確かに足腰立はたないし、恥ずかしすぎて食堂にはいけない。僕はありがたくその好意を受け取った。
学園に噂が流れることを狙って、僕を抱き続けたのかはわからない。でも、僕たちの情事を見た人がいたことで、疑問に思っていた人も僕たちがお互いに〈唯一〉だと思っている事を認識してくれたようだ。その後、しばらくは誰かに何かを言われたりせず平和に過ごすことができた。
ただ、[業務中はほどほどに]と黒蛇くんからのお小言を伝えられたからか、あんなに激しく職場ですることはなくなった。
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