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仕事と恋の両立
意識して※
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「あっあっ、ゆらさ…ないで…あっあ」
「すみません。アシェルと1つになった喜びで、腰が止まらなくて…」
名前を呼ぶことを許していないのに、平然と僕の名前を読んだ悪魔はドンドン硬さを増して行く熱いモノで僕を刺激し続けた。
「おま…え…」
オリバーさんは扉をバンっと大きな音を立てて閉めるとツカツカと僕たちのすぐ隣までやってきた。僕は悪魔に刺激されながら、僕たちを見て怒っているオリバーさんの顔にウットリとなった。
ああ、僕を見てる。怒った顔も可愛い
オリバーさんに見られていると思うと興奮して、それだけで達しそうになった。
「あっあっあん!」
「ああ、こんなに締め付けて…待ってくださいね。僕たちを引き裂く悪魔を退治しますからね。その前に…一度出しましょう」
君が悪魔なのに?っと思いながら甘い刺激を感じて喘ぎながらオリバーさんを見つめた。僕と悪魔の結合してる部分や僕の顔を見つめていた。ずっと何かを堪えるような顔で下唇を噛んでいるオリバーさんの顔を見てると、それだけでさらに興奮してしまった。
「はぁん!でちゃっでちゃ!」
「はいっ、僕も」
オリバーさんはそっちのけで僕と悪魔は甘い刺激を与えあってお互いに絶頂に達した。僕はまた自分の体に向かって白い液を出し、悪魔は僕の中に精を放った。
「はぁ…ぁっ…だめ、垂れちゃ」
悪魔が僕からだんだん柔らかくなるモノを引き抜くとタラタラとそこから白い液体が垂れた。悪魔は僕の右足を下ろして左手で魔道具をとって僕の蕾に差し込んだ。
「ぁん」
「本当に愛する人と愛し合うのはいいですね。満たされて、満足感があって」
悪魔はクスッと笑って僕の体と自分の体を魔法で綺麗にすると、ズボンの中にモノをしまってから僕に下着やズボンを履かせてくれた。
その間もオリバーさんはずっと立ち尽くしていた。手を出すこともなく、ただ、僕の顔と悪魔のすることをギラギラと怒りと悲しみを纏った紫の瞳で見ていた。
「さぁ、ここに座って。お邪魔虫は僕が退治しますからね」
悪魔はグッタリしている僕を椅子に座らせると、僕の左横に座った。そしてずっと立っているオリバーさんに声をかけた。
「何かお話があれば聞きますよ?そっちに座ってください」
僕たちの向かいにある椅子に座るように悪魔が促すと、オリバーさんはキッと悪魔を睨んでから椅子に座った。
「どうされました?何か問題がありましたか?」
「あるだろ!」
オリバーさんはドンっとテーブルを叩いた。テーブルの上にあったお皿がその衝撃で浮かび上がって、ガシャンっと音を立ててテーブルに着地していた。
すごく怒ってる。なぜ?ああ、毛を逆立てる狼さん可愛い
僕はふふっと笑ってから、悪魔を見つめると口元に人差し指を立ててきた。僕は話しちゃダメってことらしい。僕は頷いてオリバーさんを見つめた。
「どんな問題が?」
悪魔は僕の頭をなでながら、すごく愛おしそうな顔をで見つめてきた。
僕のことなんて好きじゃないくせに、恋人にするような優しくて愛してるという目線と表情に僕はドキンっと心が跳ねた。
オリバーさんにこんな顔されたら、素敵だろうな
ウットリとお互いに見つめあっていると、オリバーさんは机をバンっと大きく叩いた。そして、眉を釣り上げてブルブルと小刻みに震え始めた。
「アシェルは…俺のだ」
「え?アシェル。シャルム先生と恋人だったんですか?」
びっくりしたような声で悪魔は僕に囁いた。僕はフリフリと首を横に振ってからオリバーさんを見つめた。オリバーさんは僕を見つめて、迷子の子供のような瞳で見つめてきた。そんなオリバーさんに悪魔はクスクスと笑って話しかけた。
「違うそうですよ?恋人でもないのに、自分のものだと主張するのはどうなのでしょう。変ですよね?それに体の関係を結ぶなんてよくある事でしょう?」
「ちが、う!俺は…俺たちは…」
「では、シャルム先生はアシェルに愛を囁きましたか?僕みたいに、アシェルに愛を伝えました?愛する人と繋がるたびに心が震えて、満たされて、癒されて。そんな気持ちになる度に愛を伝えましたか?そして、関係を確定させました?恋人という関係性になりました?」
「………」
「与えられることに安心して、自分から与えなければ愛なんてすぐに消えますよ?いくら体に刻み込んでも、愛を伝えないと意味がない。そして無自覚だろうが、それをアシェルに強要するのもどうなんでしょう。アシェルの心はアシェルのもので、それは常に揺れて変化する。向けられていた愛が、他の誰かに向く事だってありえますよね?」
「ねー?」っと言いながら悪魔は僕を見つめて少し首を傾げた。僕はウンウンっと頷いて同意していると、オリバーさんは僕を寂しそうな瞳で見つめて話しかけた。
「俺を置いて行くのか?」
しゃべってもいい?っと悪魔を見つめると、ニッコリ微笑んで頷いた。僕は目線をオリバーさんに向けて、口を開いた。
「オリバーさん。僕はちゃんと考えてって言いましたよね?でも、昨日の夜からオリバーさん何してました?部屋に女性を呼んで何をしてました?」
「そ、れは…」
「僕のことをじっくり考えて、そして関係性に名前をつけてくれるんじゃないかと僕…期待してたのに…」
「…っ…」
「僕は気持ちを自覚してからずっと言葉でも体でも全てを使ってオリバーさんに囁きました。でも、オリバーさんは笑うだけで否定も肯定もしなかった。なのに、カローさんから僕を引き離そうとしたり、牽制したり…何をしたいのかさっぱりわかりません。僕が女性を抱いた事にも涙を流してたくせに、自分は女性を抱いてる。それを見て、聞いて、僕が傷つかないなんて思ってるんですか?仕事中は仕方ないと諦めても、仕事が終わってからのことなんて…割り切れません」
僕が話し終わるとオリバーさんはくしゃくしゃに顔を歪めて泣きそうになっていた。僕はチラッと悪魔を見ると、ニコニコと笑っていた。すごく面白そうに笑う悪魔は特等席で僕たちの関係を見守っていた。僕はまたオリバーさんに目線を向けて話しかけた。
「僕、オリバーさんと恋人になりたい。オリバーさんのことが好き、大好き、世界で1番好き、愛してる。僕のこと…どう思ってる?」
僕の言葉にボロボロと涙を流しながらオリバーさんはウンウンと頷いていた。そして、震える唇を動かして声を出した。
「俺も…あい、して…る」
「ふふ。やっと自覚しましたか。はぁ、やれやれ。大人のくせに馬鹿ですよね。自分で自分の気持ちを封印して、横から掻っ攫われそうになってやっと危機感を持つなんて。ほんと手のかかるおバカですよね」
フーッとため息をつきながらも悪魔ことブルックス君はニヤニヤと笑って椅子から立ち上がった。そして僕の肩にポンっと手を置いて耳元に話しかけてきた。
「このまま帰るのは大変でしょう?ここの店の近くに〈愛の囁き〉という高級店の連れ込み宿があります。1番いい部屋を取ってあるので、今から2人で行って話し合いでもしてください。美味しいうさぎを食べたお詫びと、特等席で見させてもらったお礼ですよ。隣とこの部屋の代金も払っておきますからね」
ブルックス君は僕の右手に鍵を握らせてからオリバーさんのところまで歩いていった。
「これでおバカな狼が無闇矢鱈に女性を食い散らかすことも無くなりますね。僕の婚約者候補達も、貴方に食べられまくっていい迷惑してるんです。もうよそ見しないでくださいね?先生の部屋に寝転がってる女達は僕がちゃんと帰らせておきましたから。気兼ねなく二人で話し合ってください」
ブルックス君はオリバーさんの肩をぽんぽんっと叩いてから部屋から出ていった。
部屋には泣いているオリバーさんと、これから後どうしていいのかわからない僕だけが残った。
とりあえず僕は立ち上がってオリバーさんに近寄ると、そっと後ろから抱きしめた。
「〈愛の囁き〉というお店にお部屋があるそうです。お詫びだそうですよ。行きませんか?」
「いく」
オリバーさんは目元を拭いて頷いて立ち上がると、僕の体を抱きしめて、両膝の裏に腕を入れて横抱きで抱えた。
「わっ!ちょっ!」
「場所はわかる、転移する」
オリバーさんは潤んだ瞳でじっと僕を見つめた後に小声で何かを呟いた。
目の前がグニャっと歪んで体が歪む感覚を覚えた。嫌いな転移の感覚だが、愛する人に抱えられている僕には些細なことだった。
「すみません。アシェルと1つになった喜びで、腰が止まらなくて…」
名前を呼ぶことを許していないのに、平然と僕の名前を読んだ悪魔はドンドン硬さを増して行く熱いモノで僕を刺激し続けた。
「おま…え…」
オリバーさんは扉をバンっと大きな音を立てて閉めるとツカツカと僕たちのすぐ隣までやってきた。僕は悪魔に刺激されながら、僕たちを見て怒っているオリバーさんの顔にウットリとなった。
ああ、僕を見てる。怒った顔も可愛い
オリバーさんに見られていると思うと興奮して、それだけで達しそうになった。
「あっあっあん!」
「ああ、こんなに締め付けて…待ってくださいね。僕たちを引き裂く悪魔を退治しますからね。その前に…一度出しましょう」
君が悪魔なのに?っと思いながら甘い刺激を感じて喘ぎながらオリバーさんを見つめた。僕と悪魔の結合してる部分や僕の顔を見つめていた。ずっと何かを堪えるような顔で下唇を噛んでいるオリバーさんの顔を見てると、それだけでさらに興奮してしまった。
「はぁん!でちゃっでちゃ!」
「はいっ、僕も」
オリバーさんはそっちのけで僕と悪魔は甘い刺激を与えあってお互いに絶頂に達した。僕はまた自分の体に向かって白い液を出し、悪魔は僕の中に精を放った。
「はぁ…ぁっ…だめ、垂れちゃ」
悪魔が僕からだんだん柔らかくなるモノを引き抜くとタラタラとそこから白い液体が垂れた。悪魔は僕の右足を下ろして左手で魔道具をとって僕の蕾に差し込んだ。
「ぁん」
「本当に愛する人と愛し合うのはいいですね。満たされて、満足感があって」
悪魔はクスッと笑って僕の体と自分の体を魔法で綺麗にすると、ズボンの中にモノをしまってから僕に下着やズボンを履かせてくれた。
その間もオリバーさんはずっと立ち尽くしていた。手を出すこともなく、ただ、僕の顔と悪魔のすることをギラギラと怒りと悲しみを纏った紫の瞳で見ていた。
「さぁ、ここに座って。お邪魔虫は僕が退治しますからね」
悪魔はグッタリしている僕を椅子に座らせると、僕の左横に座った。そしてずっと立っているオリバーさんに声をかけた。
「何かお話があれば聞きますよ?そっちに座ってください」
僕たちの向かいにある椅子に座るように悪魔が促すと、オリバーさんはキッと悪魔を睨んでから椅子に座った。
「どうされました?何か問題がありましたか?」
「あるだろ!」
オリバーさんはドンっとテーブルを叩いた。テーブルの上にあったお皿がその衝撃で浮かび上がって、ガシャンっと音を立ててテーブルに着地していた。
すごく怒ってる。なぜ?ああ、毛を逆立てる狼さん可愛い
僕はふふっと笑ってから、悪魔を見つめると口元に人差し指を立ててきた。僕は話しちゃダメってことらしい。僕は頷いてオリバーさんを見つめた。
「どんな問題が?」
悪魔は僕の頭をなでながら、すごく愛おしそうな顔をで見つめてきた。
僕のことなんて好きじゃないくせに、恋人にするような優しくて愛してるという目線と表情に僕はドキンっと心が跳ねた。
オリバーさんにこんな顔されたら、素敵だろうな
ウットリとお互いに見つめあっていると、オリバーさんは机をバンっと大きく叩いた。そして、眉を釣り上げてブルブルと小刻みに震え始めた。
「アシェルは…俺のだ」
「え?アシェル。シャルム先生と恋人だったんですか?」
びっくりしたような声で悪魔は僕に囁いた。僕はフリフリと首を横に振ってからオリバーさんを見つめた。オリバーさんは僕を見つめて、迷子の子供のような瞳で見つめてきた。そんなオリバーさんに悪魔はクスクスと笑って話しかけた。
「違うそうですよ?恋人でもないのに、自分のものだと主張するのはどうなのでしょう。変ですよね?それに体の関係を結ぶなんてよくある事でしょう?」
「ちが、う!俺は…俺たちは…」
「では、シャルム先生はアシェルに愛を囁きましたか?僕みたいに、アシェルに愛を伝えました?愛する人と繋がるたびに心が震えて、満たされて、癒されて。そんな気持ちになる度に愛を伝えましたか?そして、関係を確定させました?恋人という関係性になりました?」
「………」
「与えられることに安心して、自分から与えなければ愛なんてすぐに消えますよ?いくら体に刻み込んでも、愛を伝えないと意味がない。そして無自覚だろうが、それをアシェルに強要するのもどうなんでしょう。アシェルの心はアシェルのもので、それは常に揺れて変化する。向けられていた愛が、他の誰かに向く事だってありえますよね?」
「ねー?」っと言いながら悪魔は僕を見つめて少し首を傾げた。僕はウンウンっと頷いて同意していると、オリバーさんは僕を寂しそうな瞳で見つめて話しかけた。
「俺を置いて行くのか?」
しゃべってもいい?っと悪魔を見つめると、ニッコリ微笑んで頷いた。僕は目線をオリバーさんに向けて、口を開いた。
「オリバーさん。僕はちゃんと考えてって言いましたよね?でも、昨日の夜からオリバーさん何してました?部屋に女性を呼んで何をしてました?」
「そ、れは…」
「僕のことをじっくり考えて、そして関係性に名前をつけてくれるんじゃないかと僕…期待してたのに…」
「…っ…」
「僕は気持ちを自覚してからずっと言葉でも体でも全てを使ってオリバーさんに囁きました。でも、オリバーさんは笑うだけで否定も肯定もしなかった。なのに、カローさんから僕を引き離そうとしたり、牽制したり…何をしたいのかさっぱりわかりません。僕が女性を抱いた事にも涙を流してたくせに、自分は女性を抱いてる。それを見て、聞いて、僕が傷つかないなんて思ってるんですか?仕事中は仕方ないと諦めても、仕事が終わってからのことなんて…割り切れません」
僕が話し終わるとオリバーさんはくしゃくしゃに顔を歪めて泣きそうになっていた。僕はチラッと悪魔を見ると、ニコニコと笑っていた。すごく面白そうに笑う悪魔は特等席で僕たちの関係を見守っていた。僕はまたオリバーさんに目線を向けて話しかけた。
「僕、オリバーさんと恋人になりたい。オリバーさんのことが好き、大好き、世界で1番好き、愛してる。僕のこと…どう思ってる?」
僕の言葉にボロボロと涙を流しながらオリバーさんはウンウンと頷いていた。そして、震える唇を動かして声を出した。
「俺も…あい、して…る」
「ふふ。やっと自覚しましたか。はぁ、やれやれ。大人のくせに馬鹿ですよね。自分で自分の気持ちを封印して、横から掻っ攫われそうになってやっと危機感を持つなんて。ほんと手のかかるおバカですよね」
フーッとため息をつきながらも悪魔ことブルックス君はニヤニヤと笑って椅子から立ち上がった。そして僕の肩にポンっと手を置いて耳元に話しかけてきた。
「このまま帰るのは大変でしょう?ここの店の近くに〈愛の囁き〉という高級店の連れ込み宿があります。1番いい部屋を取ってあるので、今から2人で行って話し合いでもしてください。美味しいうさぎを食べたお詫びと、特等席で見させてもらったお礼ですよ。隣とこの部屋の代金も払っておきますからね」
ブルックス君は僕の右手に鍵を握らせてからオリバーさんのところまで歩いていった。
「これでおバカな狼が無闇矢鱈に女性を食い散らかすことも無くなりますね。僕の婚約者候補達も、貴方に食べられまくっていい迷惑してるんです。もうよそ見しないでくださいね?先生の部屋に寝転がってる女達は僕がちゃんと帰らせておきましたから。気兼ねなく二人で話し合ってください」
ブルックス君はオリバーさんの肩をぽんぽんっと叩いてから部屋から出ていった。
部屋には泣いているオリバーさんと、これから後どうしていいのかわからない僕だけが残った。
とりあえず僕は立ち上がってオリバーさんに近寄ると、そっと後ろから抱きしめた。
「〈愛の囁き〉というお店にお部屋があるそうです。お詫びだそうですよ。行きませんか?」
「いく」
オリバーさんは目元を拭いて頷いて立ち上がると、僕の体を抱きしめて、両膝の裏に腕を入れて横抱きで抱えた。
「わっ!ちょっ!」
「場所はわかる、転移する」
オリバーさんは潤んだ瞳でじっと僕を見つめた後に小声で何かを呟いた。
目の前がグニャっと歪んで体が歪む感覚を覚えた。嫌いな転移の感覚だが、愛する人に抱えられている僕には些細なことだった。
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