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何かが始まる
プロローグ※
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「よし、ここが…配属先か」
僕は今、とても重厚な扉の前に立っていた。
初めての仕事。自分の国では魔力量が多くてもなかなか仕事が見つからなかった。偶然見つけたアイミヤ公国での魔法学園教師募集に藁にもすがる気持ちで応募したのだ。
【週5 週休2日(国の祝日はお休み)魔力量が多く、魔力操作が得意な方を募集しています。学園の寮設備を利用可。福利厚生も充実しています。給与は月1ルカ金貨。有給、特別手当有り。アットホームな職場です。未経験の方や他国からの方でも大歓迎】
そして、応募してすぐに採用通知が来た。僕は明るい未来に胸を膨らませて、職場への道筋の地図を頼りにこの扉の前についたのだった。
「まずはノックだよね」
コンコンコンっとノックをするが返事はない。誰もいないのだろうかと首を傾げながら重い扉を押しながら開けると、目を丸くするような光景が見えた。
「あっあっん…せんせぇ…きもちぃ…あっああ」
「もう三分の一は回復したか。そろそろ終わりだ」
腰まである黒髪を揺らし、口に何かを咥えながら男性が腰を動かしていた。男性の体の前にはこの学園の制服を着ている茶髪の女性が、スカートをめくってお尻を男性に向けて後ろから突かれてよがっていた。男性はズボンを履いているが、何かで繋がっているようだった。
「はぁぁぁん!」
パンっと強い音がすると女性は大きな声を出してガクガクと体を震わせていた。男性は口に咥えていたものを指の間に挟んで引き抜き、フーッと口から煙を出すと女性の中に入っていたモノを引き抜いて女性に話しかけた。
「こんなもんだな。次は気をつけろよ。今回は特別だからな」
「ハァハァ…分かってますぅ。ありがとう先生」
女性は足首までおりていた下着を履いて、服を整えると男性に頭を軽く下げてこちらに向かってきた。
僕と目が合うとクスッと微笑んで女性は扉を開けて出て行った。
僕は目の前で起こっていた事が理解できず、ただポカーンっとしたままその場で佇んでいた。
「おい。お前が新任か?」
黒髪の男性はテラテラと光っているモノをまだ硬くしたまま、ズボンから出している状態で煙を出しながら話しかけてきた。
「ようこそ。アイミヤ公国魔法学園、魔力調整課へ」
男性は紫の瞳を僕に向けてニヤッと微笑んだ。
僕は今、とても重厚な扉の前に立っていた。
初めての仕事。自分の国では魔力量が多くてもなかなか仕事が見つからなかった。偶然見つけたアイミヤ公国での魔法学園教師募集に藁にもすがる気持ちで応募したのだ。
【週5 週休2日(国の祝日はお休み)魔力量が多く、魔力操作が得意な方を募集しています。学園の寮設備を利用可。福利厚生も充実しています。給与は月1ルカ金貨。有給、特別手当有り。アットホームな職場です。未経験の方や他国からの方でも大歓迎】
そして、応募してすぐに採用通知が来た。僕は明るい未来に胸を膨らませて、職場への道筋の地図を頼りにこの扉の前についたのだった。
「まずはノックだよね」
コンコンコンっとノックをするが返事はない。誰もいないのだろうかと首を傾げながら重い扉を押しながら開けると、目を丸くするような光景が見えた。
「あっあっん…せんせぇ…きもちぃ…あっああ」
「もう三分の一は回復したか。そろそろ終わりだ」
腰まである黒髪を揺らし、口に何かを咥えながら男性が腰を動かしていた。男性の体の前にはこの学園の制服を着ている茶髪の女性が、スカートをめくってお尻を男性に向けて後ろから突かれてよがっていた。男性はズボンを履いているが、何かで繋がっているようだった。
「はぁぁぁん!」
パンっと強い音がすると女性は大きな声を出してガクガクと体を震わせていた。男性は口に咥えていたものを指の間に挟んで引き抜き、フーッと口から煙を出すと女性の中に入っていたモノを引き抜いて女性に話しかけた。
「こんなもんだな。次は気をつけろよ。今回は特別だからな」
「ハァハァ…分かってますぅ。ありがとう先生」
女性は足首までおりていた下着を履いて、服を整えると男性に頭を軽く下げてこちらに向かってきた。
僕と目が合うとクスッと微笑んで女性は扉を開けて出て行った。
僕は目の前で起こっていた事が理解できず、ただポカーンっとしたままその場で佇んでいた。
「おい。お前が新任か?」
黒髪の男性はテラテラと光っているモノをまだ硬くしたまま、ズボンから出している状態で煙を出しながら話しかけてきた。
「ようこそ。アイミヤ公国魔法学園、魔力調整課へ」
男性は紫の瞳を僕に向けてニヤッと微笑んだ。
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