王の本当の名前はノエル

物語設定

【種族の種類】
古代種：はるか昔からいる一族の祖。現在は1人。
純古代種：古代種と純血のハーフ
純血：古代種と人間のハーフ又は準純潔同士
準純血：純血と人間のハーフ又は混合同士
混合：準純血との人間とのハーフ又は準混合同士。現在1番多い。
準混合：混合と人間のハーフ。
半端：準混合と人間のハーフ。1番弱く体が弱いため人間としても長生きできない。存在していることが稀。
突然変異：人間として生きていた子孫の先祖帰りで血が濃くでた者

古代種の血が薄くなればなるほど、能力は発現せず弱い。

【家門】
能力があるものは家門に入る。無いものは自分で選択して加入する。同族でも力が強い相手には逆らうことができない。昔から種族の管理を徹底しているため、人知れず覚醒していたとしてもすぐに見つかる。

王族：古代種のみ。全ての能力が使える。
香：香りで他者を支配し操る。また発情させることができる。香りが消えると洗脳が解ける。匂いに敏感。
瞳：見つめる事で他者を支配し操る。洗脳する時間まで決めることができる。能力持ちでは1番強い。視覚に優れている。
声：声色で他者を支配し操る。力が強い者程広範囲で使えるが声が消えると洗脳は解ける。聴覚に優れている。
能力なし：操る力がなく弱い吸血鬼。ハンターに狙われやすい。

【吸血鬼の生態】
頭脳明晰、頑丈、力が強い、足が速い、回復速度が速い、不老、感覚が研ぎ澄まされる。
日光、ニンニク、十字架、銀。世の中で弱いとされているものは弱点ではない。ただし、頭や心臓にダメージを負えば人間と同じように死ぬ。牙は吸血するまでは伸びないため見た目は人間そのもの。
力があり能力があるものほど不老であり、長く生きる。力が弱いと少し人より強い人間と変わらないため、100年生きられない。（血液を啜る以外は人間とほぼ同じ）
人間と同じように生きて仕事をして家庭をとつパターンもある。
戸籍管理される時代になった頃から、長く生きるもの達は情報社会に精通するようになった。名前を変え、身分を変え、1人の人間を偽って暮らす。人間社会の経済を握っている傾向あり。

【狩りの仕方】
噛む瞬間は目の色が赤に染まる。快楽を味合わせて血を啜るのが一般的。血は快感によって味が変わる。誰もが絶頂に達した時が1番濃くて美味しい。味の感じ方は人それぞれ。
能力を使って快感を高めさせて血を啜ることもできる。手早く済ませるなら催眠でウトウトさせて吸う場合もあり。
吸血鬼の唾液には麻痺の作用もあり、吸う前はその場所を必ず舐める。吸ってから傷口を舐めると自己再生を促して痕を消すことができる。
同族同士でも飲むことができる。

【繁殖】
女性の吸血鬼は人間の男の精を受けても妊娠しない（力の差があるため）。逆に男性の吸血鬼は人間の女を妊娠させることができる（力の差があるため）
人間と吸血鬼のハーフは能力を持たない場合が多い。能力が出現しても、弱い場合あり。
吸血鬼同士は人間と比べて子供ができにくいが、能力を持つ場合が多い。現在は混合が多い。また人間から覚醒した場合、片親と血縁関係があっても覚醒後は重要視されない。むしろ推奨気味（能力持ち同士なら）

【伴侶】
人間の戸籍上の夫婦。子供ができにくい。離婚できる。
血の契約よる夫婦。伴侶の子供ができやすくなる。離婚できない。契約を結ぶと伴侶を多く持つ夫又は妻の瞳が多彩になる。また伴侶が死ぬとその伴侶の色が減る。
伴侶が多い場合。第一夫、夫人が1番強い発言権を持つ。2番目以降は1番目の許可がいる。

【覚醒までのパターン】
人間とのハーフで生まれると、覚醒するまでは人間と同じ。覚醒しなければ人間と同じように生きて死ぬ。
しかし人間よりも身体能力が優っている場合が多い。頭がいい、自己再生能力が高く怪我しにくかったり、足が早かったり、力持ちだったりと凡人より優れた力を持つものは種族の血が流れている可能性が高い。また無意識的に血が好きで血の滴る肉を好む場合もある。
覚醒するためには血の枯渇を経験する必要がある。
体から大量に血が流れると本能が目覚める。自我を失って人を襲う場合もあるが、その場合はすぐに見つかって同族達の手でうまく処理され保護される。
同族に吸血されたことで目覚めた場合は、その場にいた同族が師範となることが多い。それができない場合は他の同族達に委ねる。
目の色が真っ赤に染まるまでに必要な血液は能力がないものほど少なく、あるものほど多い。
能力が発現するものほど真っ赤に染まってから眠りにつくことが多い。眠る時間は個人差があるが2.3年が一般的。その間は無防備なため同族が護る。