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頼る人がいない、、
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進路の最終提出が迫ってきて
お父さんに言わない訳には
いかなくなり僕はお父さんの
機嫌を伺っていた
お父さんはいつも帰って来るのは
遅くて、いつ帰って来たかも
分からない日もあるし
土日は趣味で出かけたり
弟とはとても仲がいいから
車で一緒に出かける事もある
夜ご飯はだいたいスーパーの
お弁当や惣菜が多かったし
食べる時間も遅くて
弟とは仲良く話しながら
食べていたけど僕は全くと言う程
話したりはしなかったから
お父さんに話しかけるのは
とても勇気がいる、、
今日はダイニングテーブルで
弟と仲良く話していてとても
機嫌が良い感じだったので
お父さんが自分の部屋に行く
あとにつけて思い切って話してかけた
「あ、あの~進路の最終用紙提出
しないといけなくて、、、
僕就職するから、、、」
僕は恐る恐る小声で言うと
「何言ってるんだ!!
今時大学行かないとろくな所に
就職出来ないし、給料だって高卒と
大卒じゃ違うんだぞ!
お前はいつも本当に何も分かって
ないんだ!
もっと真剣に考えて大学に行け!!」
お父さんは僕の話しなど全く
聞く耳持たずって感じで怒鳴りながら
怖くて冷たい顔で言った
「もう決めたし、、大学行くつもりは
ないし、、幾ら言われても気持ち
変わらないから、、」
「大学に行かないんだったら
この家出て行け!!
お母さんが死んだのもお前がお母さんに
酷い事言ったせいなんだぞ!!
それなのに反省もしてないようだし
ずっとお前にはイライラしっぱなし
なんだ~!!
実の子供でもないしお母さんが居なく
なったんだからお前の面倒見ているのも
可笑しな話しなんだからな!!
親の言う事聞けないんだったら
こっちにも考えがあるからな!!」
僕は何も言い返す事が出来ないまま
自分の部屋に戻った
悲しかった、、
昔からお父さんは自分の思い通りに
僕がならなかったり反抗したりすると
家の外にだしたり怒鳴ったり
する事が多くて
家の外で朝まで入れてもらえず
外で寝たことも何回かあった
自分の実の子供じゃないからか
僕が嫌なのか、、
僕には全く分からなかった
僕は部屋に行くと涙が溢れた
僕には心配してくれる人がいない
お母さんがいる時だって不安定な
お母さんに相談する事なんて
出来なかったし、それ所か
お母さんに悩まされていたんだから、、
『何で僕はこんなについてないんだ、、
ずっと真面目に頑張って来たし
人に迷惑もかけてないし、いつも我慢
ばかりしてきたのに、、
褒められる事もないし励ましてもらえる
事もない、、』
僕は近くにあった本を思い切り床に
投げ捨てた物に当たるしかなかった
そして、もうどうでもよくなって
布団に潜り込んだ
悔し涙が溢れて止まらなかった
タオルで拭いても拭いても溢れて来た
泣き疲れてふと思った
『玲奈ちゃんママの声が聞きたい、、』
僕はスマホを握り締めると
登録している玲奈ちゃんママの
電話番号を見つめた
見つめるだけで何十分も時間が経ち
ドキドキが止まらず
でもどうしても声が聞きたくて、、
思い切ってかけてみた
そして電話の呼び出し音がなった
4回程鳴るとガチャっと言う音と共に
「もしもし、、」玲奈ちゃんママの
優し声が聞こえた
僕はしばらく無言でいると
何度か「もしもし、、もしもし、
誰ですか?」
って不思議そうな声で玲奈ちゃんママの
声が聞こえた
もしもしって言う言葉が出ない
話したいけど話せない、、
僕は電話を切った、、
『やっぱり話せない、、
話し聞いて欲しいけどやっぱり無理だ、、
でも玲奈ちゃんママの優しい声
聞けたし少しだけ心が落ち着いて
来た気がする、、
かけて良かった、、』
僕は泣き疲れたのかそのまま眠っていた
夢の中では優しい玲奈ちゃんママが
優しい笑顔で僕を抱きしめて
くれていた、、、
お父さんに言わない訳には
いかなくなり僕はお父さんの
機嫌を伺っていた
お父さんはいつも帰って来るのは
遅くて、いつ帰って来たかも
分からない日もあるし
土日は趣味で出かけたり
弟とはとても仲がいいから
車で一緒に出かける事もある
夜ご飯はだいたいスーパーの
お弁当や惣菜が多かったし
食べる時間も遅くて
弟とは仲良く話しながら
食べていたけど僕は全くと言う程
話したりはしなかったから
お父さんに話しかけるのは
とても勇気がいる、、
今日はダイニングテーブルで
弟と仲良く話していてとても
機嫌が良い感じだったので
お父さんが自分の部屋に行く
あとにつけて思い切って話してかけた
「あ、あの~進路の最終用紙提出
しないといけなくて、、、
僕就職するから、、、」
僕は恐る恐る小声で言うと
「何言ってるんだ!!
今時大学行かないとろくな所に
就職出来ないし、給料だって高卒と
大卒じゃ違うんだぞ!
お前はいつも本当に何も分かって
ないんだ!
もっと真剣に考えて大学に行け!!」
お父さんは僕の話しなど全く
聞く耳持たずって感じで怒鳴りながら
怖くて冷たい顔で言った
「もう決めたし、、大学行くつもりは
ないし、、幾ら言われても気持ち
変わらないから、、」
「大学に行かないんだったら
この家出て行け!!
お母さんが死んだのもお前がお母さんに
酷い事言ったせいなんだぞ!!
それなのに反省もしてないようだし
ずっとお前にはイライラしっぱなし
なんだ~!!
実の子供でもないしお母さんが居なく
なったんだからお前の面倒見ているのも
可笑しな話しなんだからな!!
親の言う事聞けないんだったら
こっちにも考えがあるからな!!」
僕は何も言い返す事が出来ないまま
自分の部屋に戻った
悲しかった、、
昔からお父さんは自分の思い通りに
僕がならなかったり反抗したりすると
家の外にだしたり怒鳴ったり
する事が多くて
家の外で朝まで入れてもらえず
外で寝たことも何回かあった
自分の実の子供じゃないからか
僕が嫌なのか、、
僕には全く分からなかった
僕は部屋に行くと涙が溢れた
僕には心配してくれる人がいない
お母さんがいる時だって不安定な
お母さんに相談する事なんて
出来なかったし、それ所か
お母さんに悩まされていたんだから、、
『何で僕はこんなについてないんだ、、
ずっと真面目に頑張って来たし
人に迷惑もかけてないし、いつも我慢
ばかりしてきたのに、、
褒められる事もないし励ましてもらえる
事もない、、』
僕は近くにあった本を思い切り床に
投げ捨てた物に当たるしかなかった
そして、もうどうでもよくなって
布団に潜り込んだ
悔し涙が溢れて止まらなかった
タオルで拭いても拭いても溢れて来た
泣き疲れてふと思った
『玲奈ちゃんママの声が聞きたい、、』
僕はスマホを握り締めると
登録している玲奈ちゃんママの
電話番号を見つめた
見つめるだけで何十分も時間が経ち
ドキドキが止まらず
でもどうしても声が聞きたくて、、
思い切ってかけてみた
そして電話の呼び出し音がなった
4回程鳴るとガチャっと言う音と共に
「もしもし、、」玲奈ちゃんママの
優し声が聞こえた
僕はしばらく無言でいると
何度か「もしもし、、もしもし、
誰ですか?」
って不思議そうな声で玲奈ちゃんママの
声が聞こえた
もしもしって言う言葉が出ない
話したいけど話せない、、
僕は電話を切った、、
『やっぱり話せない、、
話し聞いて欲しいけどやっぱり無理だ、、
でも玲奈ちゃんママの優しい声
聞けたし少しだけ心が落ち着いて
来た気がする、、
かけて良かった、、』
僕は泣き疲れたのかそのまま眠っていた
夢の中では優しい玲奈ちゃんママが
優しい笑顔で僕を抱きしめて
くれていた、、、
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