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告白
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お母さんが亡くなって僕へのいじめが
ましになり、それと同時に拓哉への
いじめもましになった
お互いの事を思い距離を置いていた
僕達は以前のようにまた仲良くなる
事ができた
部活が終われば一緒に帰ったり
拓哉の家に行ったり駅前まで遊びに
行ったりバッティングセンターに
行ったり
今日も日曜日で部活が休みだったので
昼間過ぎに拓哉の家に行く事になっていた
台所に置いていた菓子パンとジュースを
食べて時計を見ると一時を過ぎたので
簡単に用意を済ませて玄関を出ると
自転車に乗り拓哉の家に向かった
拓哉の家はマンションで階段を登り
チャイムを鳴らすと拓哉のお母さんが
ドアを開けてくれた
「翔君こんにちは!ご飯食べた?」
「あっ!はい、食べて来ました」
僕は軽く会釈して玄関に入ると
「食べて来たのね、もし食べてなかったら
何か作ろかと思ってたんだよ~」
拓哉のお母さんは優しく微笑んで
そう言った
「ありがとうございます!」
僕は感謝しながらそう言って
拓哉の部屋に向かった
「おう!翔、待ってたぞ~」
拓哉はテレビを見ながら
テーブルに置いてある
お菓子を食べコップに入った飲み物を
飲んだ
僕もテーブルの前に座ると
進められるままお菓子を頬張った
そうしている間に拓哉のお母さんが
僕の飲み物を持って来てくれた
「ありがとうございます!」
僕がそう言うと
「翔くんはいつも礼儀正しいね~
遠慮しないで何でも言ってね、、
いつでも来てくれたらいいからね」
「ありがとうございます!
また宜しくお願いします」
僕は拓哉のお母さんに
感謝しながらそう言った
拓哉のお母さんも僕のお母さんと同じように
悩みがあるみたいだけど
普段は落ち着いていて
しっかりした人で
お母さんはいつも色々相談話を
していたから僕も拓哉のお母さんの
事は信頼していたし小さい頃から
とてもお世話になっていた
お葬式の時も誰よりも心配して
一番に駆けつけてくれた
でもお母さんが心の病がひどくなってからは
お母さんもあまり誰にも連絡を取って
なかった事もあったから
拓哉のお母さんとも距離が少し出来ていて
だから拓哉のお母さんは僕のお母さんが
亡くなる前にもっと何か力に
なれなかっただろうかって
かなり後悔していたみたいで
かなり落ち込んでいた
身近な人や身内が突然亡くなると
みんなあの時こうしていればって
後悔して自分を責める
後悔しても、もうどうする事も出来ないし
亡くなった人にはもう会えない
僕もお母さんが亡くなってから
ずっと自分を責めている
そして沢山の後悔をしながら毎日を
過ごしている
そんな事を考えていると
「なぁ~
翔は好きな人とかいないのか?」
突然拓哉がそんな事を言い出すから
僕は持っていたコップをこぼしそうになった
「突然どうしたんだよ~」
僕が動揺しながら言うと
「実はさ~
好きな子がいるんだよな~」
「え~!誰?誰?」
僕が言うと
中学の時仲良くしていた
女子の名前が出て来た
「あ~、、
あの子か~いいんじゃない
可愛いし性格も良さそうだし、、」
「この前電話して遊びに行く約束したから
告白しようかな~って思ってて、、」
「そんな約束してるんだ~
全然気がつかなかったな~
頑張れよ!
俺応援するし、、」
「ありがとう!
断られるかもしれないけどな~
後悔したくないしなっ!」
僕は拓哉の話を聞いてふと玲奈ちゃん
ママの事が頭をよぎった
「翔はいないんだよな~
好きな人?」
「うん~、、
いると言えばいるしいないと
言えばいないし、、
よく分からないんだよな~
でも会えたら嬉しいって
気持ちになる人はいるけど、、」
「もしかして玲奈ちゃんママ?」
僕はビックリして目が異常に大きく
なるのを感じた
「な、何で、、そう思うの?!」
「小さい時からいつも翔は
玲奈ちゃんママにくっついてばかりだったし
よく会話の中に玲奈ちゃんママの話
出て来てたしなんとなくそう思って、、」
僕は拓哉の鋭い勘に驚いた
困って言葉が出ない僕に拓哉は
「でも結婚してるしな~
どうにもならないよな~」
と言った
僕は何も言えなかった
そう玲奈ちゃんママは結婚している
僕は改めてそう思った
結婚している人を好きになっても
気持ちは伝えられないし結婚もできないし
どうする事も出来ないんだ
そんな事分かっているし分かっていた
だけどやっぱり玲奈ちゃんママは
僕にとってとても大切で大好きな
人なんだ
だけど拓哉みたいに告白も
出来ないし年だってあり得ない位
離れているんだから、、
そして玲奈ちゃんママが僕に優しく
してくれるのはただの優しさなんだから、、
僕はなぜだかとても切なくなった
玲奈ちゃんママが結婚していなければ、、
僕はふとそう思った
結婚していなければずっと玲奈ちゃんママ
のそばにいたい、、
だけどそれは無理な事だったんだ、、
ましになり、それと同時に拓哉への
いじめもましになった
お互いの事を思い距離を置いていた
僕達は以前のようにまた仲良くなる
事ができた
部活が終われば一緒に帰ったり
拓哉の家に行ったり駅前まで遊びに
行ったりバッティングセンターに
行ったり
今日も日曜日で部活が休みだったので
昼間過ぎに拓哉の家に行く事になっていた
台所に置いていた菓子パンとジュースを
食べて時計を見ると一時を過ぎたので
簡単に用意を済ませて玄関を出ると
自転車に乗り拓哉の家に向かった
拓哉の家はマンションで階段を登り
チャイムを鳴らすと拓哉のお母さんが
ドアを開けてくれた
「翔君こんにちは!ご飯食べた?」
「あっ!はい、食べて来ました」
僕は軽く会釈して玄関に入ると
「食べて来たのね、もし食べてなかったら
何か作ろかと思ってたんだよ~」
拓哉のお母さんは優しく微笑んで
そう言った
「ありがとうございます!」
僕は感謝しながらそう言って
拓哉の部屋に向かった
「おう!翔、待ってたぞ~」
拓哉はテレビを見ながら
テーブルに置いてある
お菓子を食べコップに入った飲み物を
飲んだ
僕もテーブルの前に座ると
進められるままお菓子を頬張った
そうしている間に拓哉のお母さんが
僕の飲み物を持って来てくれた
「ありがとうございます!」
僕がそう言うと
「翔くんはいつも礼儀正しいね~
遠慮しないで何でも言ってね、、
いつでも来てくれたらいいからね」
「ありがとうございます!
また宜しくお願いします」
僕は拓哉のお母さんに
感謝しながらそう言った
拓哉のお母さんも僕のお母さんと同じように
悩みがあるみたいだけど
普段は落ち着いていて
しっかりした人で
お母さんはいつも色々相談話を
していたから僕も拓哉のお母さんの
事は信頼していたし小さい頃から
とてもお世話になっていた
お葬式の時も誰よりも心配して
一番に駆けつけてくれた
でもお母さんが心の病がひどくなってからは
お母さんもあまり誰にも連絡を取って
なかった事もあったから
拓哉のお母さんとも距離が少し出来ていて
だから拓哉のお母さんは僕のお母さんが
亡くなる前にもっと何か力に
なれなかっただろうかって
かなり後悔していたみたいで
かなり落ち込んでいた
身近な人や身内が突然亡くなると
みんなあの時こうしていればって
後悔して自分を責める
後悔しても、もうどうする事も出来ないし
亡くなった人にはもう会えない
僕もお母さんが亡くなってから
ずっと自分を責めている
そして沢山の後悔をしながら毎日を
過ごしている
そんな事を考えていると
「なぁ~
翔は好きな人とかいないのか?」
突然拓哉がそんな事を言い出すから
僕は持っていたコップをこぼしそうになった
「突然どうしたんだよ~」
僕が動揺しながら言うと
「実はさ~
好きな子がいるんだよな~」
「え~!誰?誰?」
僕が言うと
中学の時仲良くしていた
女子の名前が出て来た
「あ~、、
あの子か~いいんじゃない
可愛いし性格も良さそうだし、、」
「この前電話して遊びに行く約束したから
告白しようかな~って思ってて、、」
「そんな約束してるんだ~
全然気がつかなかったな~
頑張れよ!
俺応援するし、、」
「ありがとう!
断られるかもしれないけどな~
後悔したくないしなっ!」
僕は拓哉の話を聞いてふと玲奈ちゃん
ママの事が頭をよぎった
「翔はいないんだよな~
好きな人?」
「うん~、、
いると言えばいるしいないと
言えばいないし、、
よく分からないんだよな~
でも会えたら嬉しいって
気持ちになる人はいるけど、、」
「もしかして玲奈ちゃんママ?」
僕はビックリして目が異常に大きく
なるのを感じた
「な、何で、、そう思うの?!」
「小さい時からいつも翔は
玲奈ちゃんママにくっついてばかりだったし
よく会話の中に玲奈ちゃんママの話
出て来てたしなんとなくそう思って、、」
僕は拓哉の鋭い勘に驚いた
困って言葉が出ない僕に拓哉は
「でも結婚してるしな~
どうにもならないよな~」
と言った
僕は何も言えなかった
そう玲奈ちゃんママは結婚している
僕は改めてそう思った
結婚している人を好きになっても
気持ちは伝えられないし結婚もできないし
どうする事も出来ないんだ
そんな事分かっているし分かっていた
だけどやっぱり玲奈ちゃんママは
僕にとってとても大切で大好きな
人なんだ
だけど拓哉みたいに告白も
出来ないし年だってあり得ない位
離れているんだから、、
そして玲奈ちゃんママが僕に優しく
してくれるのはただの優しさなんだから、、
僕はなぜだかとても切なくなった
玲奈ちゃんママが結婚していなければ、、
僕はふとそう思った
結婚していなければずっと玲奈ちゃんママ
のそばにいたい、、
だけどそれは無理な事だったんだ、、
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