14 / 39
田中君と私
しおりを挟む
田中君からたまにラインが
来るようになってから
私は田中君の事を少しづつ
知るようになっていた
田中君は会社を経営していて
社長だけど仕事の自慢とかは
全くしてこない
クラスの男子から
田中君の仕事の事について
聞く事はあっても
田中君は自分からは言わない
『普通だったらもっと仕事の自慢とか
する筈なのに田中君はどんな事に
関しても自慢して来ないな~
そう言う所がかっこいいんだけど、、』
私は田中君とラインのやりとりを
していていつもそう感じていた
田中君は、あるお金持ちの人と
仕事関係で知り合い
長い間ずっと親しくしているそうで
週末はその人達に料亭などに
連れて行って貰うらしい
そのお店の料理の写真や
家で飼っているペットの写真を
送って来てくれるようになった
このプライベートな内容は
私だけに伝えてくれているのか
他の人にも伝えているのかは
分からなかったけれど
私は嬉しかった
そして私達が急速に仲良くなる
きっかけがある日のラインの
やりとりで始まった
「私、ロックバンドのBXがずっと
好きなんだ~」
私が何気なくそうラインで送った所
「俺もずっと前から好きで
ライブも毎回行ってる!!」
って返信が来た
「え~嘘~!!
田中君もBXのファンなの?!
それも毎回ライブ行ってるんだ!!」
「中川もライブ行ってるのか?」
「毎回じゃないけど
何回か行ったよ~
凄い偶然だね~」
「じゃあ今度一緒に行こうか!
今年あるか分からないけど
あったら行こう!」
「分かった!
一緒に行こう!」
「ライブのDVDもほとんど持ってるから
持ってないのあったら貸してあげるよ!」
「私、何枚かしか持ってないから
貸して欲しいな~
嬉しいな~!!」
「じゃあまた今度の飲み会の
集まりの時に持って行くわ~」
「ありがとう!
楽しみにしてるね!!」
私達はこの事がきっかけで
急速に仲良くなった
『まさか田中君が
BX好きだったなんて~
共通の話題ができて嬉しいな~
本当に一緒にライブ行けたら
めちゃくちゃ嬉しいな~』
私は少しドキドキしていた
そして高校卒業してから
デートしたり、偶然会ったりしていた
あの頃も少し縁があるとは思っていたけれど
25年後再会出来て仲良くなれて
好きなアーティストも一緒で、、
田中君は本当に縁のある人だと感じた
同じクラスだった男子で再会出来た
何人かの人とは楽しく話しはしても
全く何も感じないのに
田中君には特別なものを感じる
でもそれは恋愛には発展しては
いけないもの、、
結婚している私達には
特別な気持ちが
あったとしても
言葉や行動でそれを表したら
駄目だから、、
だから私はそんな特別な気持ちを
そっと胸にしまった、、
『ずっと、ずっと田中君とは
友達として仲良くしていたい、、
だから絶対に少し芽生えている
恋心は伝えない!
伝えたら終わりなんだから、、』
私はそう心に強く誓った、、
来るようになってから
私は田中君の事を少しづつ
知るようになっていた
田中君は会社を経営していて
社長だけど仕事の自慢とかは
全くしてこない
クラスの男子から
田中君の仕事の事について
聞く事はあっても
田中君は自分からは言わない
『普通だったらもっと仕事の自慢とか
する筈なのに田中君はどんな事に
関しても自慢して来ないな~
そう言う所がかっこいいんだけど、、』
私は田中君とラインのやりとりを
していていつもそう感じていた
田中君は、あるお金持ちの人と
仕事関係で知り合い
長い間ずっと親しくしているそうで
週末はその人達に料亭などに
連れて行って貰うらしい
そのお店の料理の写真や
家で飼っているペットの写真を
送って来てくれるようになった
このプライベートな内容は
私だけに伝えてくれているのか
他の人にも伝えているのかは
分からなかったけれど
私は嬉しかった
そして私達が急速に仲良くなる
きっかけがある日のラインの
やりとりで始まった
「私、ロックバンドのBXがずっと
好きなんだ~」
私が何気なくそうラインで送った所
「俺もずっと前から好きで
ライブも毎回行ってる!!」
って返信が来た
「え~嘘~!!
田中君もBXのファンなの?!
それも毎回ライブ行ってるんだ!!」
「中川もライブ行ってるのか?」
「毎回じゃないけど
何回か行ったよ~
凄い偶然だね~」
「じゃあ今度一緒に行こうか!
今年あるか分からないけど
あったら行こう!」
「分かった!
一緒に行こう!」
「ライブのDVDもほとんど持ってるから
持ってないのあったら貸してあげるよ!」
「私、何枚かしか持ってないから
貸して欲しいな~
嬉しいな~!!」
「じゃあまた今度の飲み会の
集まりの時に持って行くわ~」
「ありがとう!
楽しみにしてるね!!」
私達はこの事がきっかけで
急速に仲良くなった
『まさか田中君が
BX好きだったなんて~
共通の話題ができて嬉しいな~
本当に一緒にライブ行けたら
めちゃくちゃ嬉しいな~』
私は少しドキドキしていた
そして高校卒業してから
デートしたり、偶然会ったりしていた
あの頃も少し縁があるとは思っていたけれど
25年後再会出来て仲良くなれて
好きなアーティストも一緒で、、
田中君は本当に縁のある人だと感じた
同じクラスだった男子で再会出来た
何人かの人とは楽しく話しはしても
全く何も感じないのに
田中君には特別なものを感じる
でもそれは恋愛には発展しては
いけないもの、、
結婚している私達には
特別な気持ちが
あったとしても
言葉や行動でそれを表したら
駄目だから、、
だから私はそんな特別な気持ちを
そっと胸にしまった、、
『ずっと、ずっと田中君とは
友達として仲良くしていたい、、
だから絶対に少し芽生えている
恋心は伝えない!
伝えたら終わりなんだから、、』
私はそう心に強く誓った、、
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ボッチによるクラスの姫討伐作戦
イカタコ
ライト文芸
本田拓人は、転校した学校へ登校した初日に謎のクラスメイト・五十鈴明日香に呼び出される。
「私がクラスの頂点に立つための協力をしてほしい」
明日香が敵視していた豊田姫乃は、クラス内カーストトップの女子で、誰も彼女に逆らうことができない状況となっていた。
転校してきたばかりの拓人にとって、そんな提案を呑めるわけもなく断ろうとするものの、明日香による主人公の知られたくない秘密を暴露すると脅され、仕方なく協力することとなる。
明日香と行動を共にすることになった拓人を見た姫乃は、自分側に取り込もうとするも拓人に断られ、敵視するようになる。
2人の間で板挟みになる拓人は、果たして平穏な学校生活を送ることができるのだろうか?
そして、明日香の目的は遂げられるのだろうか。
ボッチによるクラスの姫討伐作戦が始まる。
この町は、きょうもあなたがいるから廻っている。
ヲトブソラ
ライト文芸
親に反対された哲学科へ入学した二年目の夏。
湖径<こみち>は、実家からの仕送りを止められた。
湖径に与えられた選択は、家を継いで畑を耕すか、家を継いでお米を植えるかの二択。
彼は第三の選択をし、その一歩目として激安家賃の長屋に引っ越すことを決める。
山椒魚町河童四丁目三番地にある長屋には、とてもとても個性的な住人だけが住んでいた。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる