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世界一大切な娘
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私は子供が小学校の低学年の時に
仕事を再開し始めた
職場は自転車で15分位の所にあり
近いと言う事もありもう8年位働いている
特にやりたい仕事ではなかったけれど
友達に誘われたのと
子供が学校に行っている間に行けたのと
仕事内容が楽だったから
すぐ辞めるつもりだったのに
結構長くいるから
自分でも驚いている
今日も仕事が終わり家に帰り
片付けをしていると
小学校3年から子供と交換ノートの
やりとりをしていて
その時のノートが何冊か出て来た
『わぁ~
懐かしいな~
子供が友達と交換ノートするの
流行っているからママとしたい~
って言って来てくれてそれから
やり始めて結構長く続けてたから
こんなにノートたまってたんだ~』
私はその懐かしいノートを
手に取り読み始めた
『字は綺麗とは言えないけど
一生懸命書いてくれてるな~
あの頃ってこんな事考えていたんだ~
素直で純粋で可愛いな~』
ノートにはその時に流行っていた
アニメの似顔絵や私の似顔絵など
も書かれていた
全部で三冊あって私は一気に読んだ
そして胸がいっぱいになった
私にとって世界で一番大切な宝物
それはやっぱり子供だ
この子を産んだ事で私は成長出来たし
沢山の幸せや笑いや笑顔を運んで
来てもらった
親も旦那さんももちろん大切
だけどそれ以上にこの子は
私の命と同じ位
世界一大切なもの
だからもしも、、
私の命が残り少ないと彼女が
知ったら、、
その事を想像しただけで
私の胸ははち切れそうになった
きっと物凄く悲しむだろう、、
悲しむ所じゃないだろう、、
いつか人は必ず死ぬ、、
だから仕方がない事だけど
彼女とは泣いたり笑ったり
喧嘩したり、山のように沢山の
出来事があった
そして
この世の中で私を一番愛してくれた
一番信頼して必要としてくれた
物凄い絆で結ばれている
だから彼女の悲しむ顔を見るのが
一番辛い、、
何よりも辛い、、
交換ノートを読みながら
沢山の出来事が蘇えって
私は涙が止まらなくなった、、
『私はこれからどうなるんだろう、、
沢山旅行も行った
美味しい物も沢山食べた
沢山の人とも知り合えた
素敵な恋もした
だから後悔は無い、、
だけど彼女とお別れは嫌だ、、』
彼女が産まれた朝
物凄くいい天気だった
小さくて可愛くて
私の指を握り締める指の力が
思った以上に強くて、、
今まで生きて来て
沢山嬉しい事はあった
だけどその嬉しかった事が
とても小さい出来事だと感じる位
彼女が産まれた時
最高に嬉しかった
私がいなければ生きていけない
こんなに小さな体で一生懸命生きている
私が守らないと、、
心から感じたあの時の気持ち
一生忘れられないあの日の光景
世界で一番大切なものに
出会えた瞬間
生きて来た中で
自分が死にものぐるいで
頑張って来れた
唯一の大切な娘
彼女とは別れたくない、、
私は急に悲しい気持ちで
いっぱいになった
死ぬ怖さより
彼女と別れる辛さの方が怖い、、
毎日を一生懸命楽しく生きよう
そう思って過していた
だけど子供との想い出は
私の胸を切なくさせた
想い出が多すぎる、、
今は昔の楽しかった想い出を
思い出すのも辛い、、
私は交換ノートを握りしめ
止まらない涙を拭く事も出来ない位
辛かった、、
こんなに辛い事はない、、
こんなに苦しい事はない、、
健康だったあの日に戻りたい、、
仕事を再開し始めた
職場は自転車で15分位の所にあり
近いと言う事もありもう8年位働いている
特にやりたい仕事ではなかったけれど
友達に誘われたのと
子供が学校に行っている間に行けたのと
仕事内容が楽だったから
すぐ辞めるつもりだったのに
結構長くいるから
自分でも驚いている
今日も仕事が終わり家に帰り
片付けをしていると
小学校3年から子供と交換ノートの
やりとりをしていて
その時のノートが何冊か出て来た
『わぁ~
懐かしいな~
子供が友達と交換ノートするの
流行っているからママとしたい~
って言って来てくれてそれから
やり始めて結構長く続けてたから
こんなにノートたまってたんだ~』
私はその懐かしいノートを
手に取り読み始めた
『字は綺麗とは言えないけど
一生懸命書いてくれてるな~
あの頃ってこんな事考えていたんだ~
素直で純粋で可愛いな~』
ノートにはその時に流行っていた
アニメの似顔絵や私の似顔絵など
も書かれていた
全部で三冊あって私は一気に読んだ
そして胸がいっぱいになった
私にとって世界で一番大切な宝物
それはやっぱり子供だ
この子を産んだ事で私は成長出来たし
沢山の幸せや笑いや笑顔を運んで
来てもらった
親も旦那さんももちろん大切
だけどそれ以上にこの子は
私の命と同じ位
世界一大切なもの
だからもしも、、
私の命が残り少ないと彼女が
知ったら、、
その事を想像しただけで
私の胸ははち切れそうになった
きっと物凄く悲しむだろう、、
悲しむ所じゃないだろう、、
いつか人は必ず死ぬ、、
だから仕方がない事だけど
彼女とは泣いたり笑ったり
喧嘩したり、山のように沢山の
出来事があった
そして
この世の中で私を一番愛してくれた
一番信頼して必要としてくれた
物凄い絆で結ばれている
だから彼女の悲しむ顔を見るのが
一番辛い、、
何よりも辛い、、
交換ノートを読みながら
沢山の出来事が蘇えって
私は涙が止まらなくなった、、
『私はこれからどうなるんだろう、、
沢山旅行も行った
美味しい物も沢山食べた
沢山の人とも知り合えた
素敵な恋もした
だから後悔は無い、、
だけど彼女とお別れは嫌だ、、』
彼女が産まれた朝
物凄くいい天気だった
小さくて可愛くて
私の指を握り締める指の力が
思った以上に強くて、、
今まで生きて来て
沢山嬉しい事はあった
だけどその嬉しかった事が
とても小さい出来事だと感じる位
彼女が産まれた時
最高に嬉しかった
私がいなければ生きていけない
こんなに小さな体で一生懸命生きている
私が守らないと、、
心から感じたあの時の気持ち
一生忘れられないあの日の光景
世界で一番大切なものに
出会えた瞬間
生きて来た中で
自分が死にものぐるいで
頑張って来れた
唯一の大切な娘
彼女とは別れたくない、、
私は急に悲しい気持ちで
いっぱいになった
死ぬ怖さより
彼女と別れる辛さの方が怖い、、
毎日を一生懸命楽しく生きよう
そう思って過していた
だけど子供との想い出は
私の胸を切なくさせた
想い出が多すぎる、、
今は昔の楽しかった想い出を
思い出すのも辛い、、
私は交換ノートを握りしめ
止まらない涙を拭く事も出来ない位
辛かった、、
こんなに辛い事はない、、
こんなに苦しい事はない、、
健康だったあの日に戻りたい、、
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