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親友の裏切り
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相変わらず学校には行ったり
休んだりする状態が続いていた
そして今までに感じた事のない
心の中に鉛が入っているような
少しの事で涙が溢れそうになるような
精神状態がとても不安定な状態に
なっていた
学校ではもうずっと笑う事もなく
ずっと無表情で
でもプライドだけはあって
自分は好きで1人でいるんだ
そんな想いで強がる気持ちもあった
だけど心の中は死ぬほど悲しくて
誰かの助けを求めていた
そんな最悪な状態が続いた頃
とても悲しい出来事が起こった
同じクラスのグループで仲良くしていた
どちらかと言うとリーダー格の陽子が
昼休みいつものように机に顔を伏せて
寝たフリをしている私に
「いつになったら学校に
来なくなるの!
もう居場所ないんだから
学校来るな!」
と怒鳴った
訳が分からない私は
泣き出しそうになるのを必死で堪えた
そして私と一番仲良しだった
幸子に向かって
「幸子も同じ事この前言ってたよね?
幸子も美紀に思ってる事言えば!」
陽子は何故か興奮していた
そして幸子を睨みつけながら
幸子が私に放つ言葉を待っていた
幸子は黙っていたけれど
陽子の事が怖いのか
自分もいじめられた困るからか
私に向かって
「美紀、、もう学校来なくていいよ、、
もう私達友達じゃないから、、」
と冷たく感情を殺した感じで言った
私は爆発しそうになる感情を押し殺して
何も言わず教室を出行った
そして自然と保健室に向かっていた
「体がダルくてしんどいので
寝てていいですか?」
私が保健室の先生に言うと
「大丈夫?
顔色悪いから少し寝ておくといいよ」
先生は優しく言ってくれた
私は心の中がボロボロだった
陽子に言われるのは
まだ耐える事が出来る
だけど幸子にあんな言葉を
浴びせられるとは
思わなかった
ずっと仲良くしていたし
優しくて信頼していた友達だったから
きっと陽子が私の行動に腹を立てたか
何かでみんなで私を無視する事を
提案してみんな陽子が怖くて
指示に従ったのかもしれない
だから幸子は陽子が怖くて
自分の身を守る為に仕方なく
言った言葉かもしれない
だけど酷いと思った、、
『もう立ち直れない、、
あのクラスにもう私の居場所なんて
ないんだから、、
みんな私が学校来なくなる事
望んでいるんだから、、
みんなで無視して
悲しんでいる私を
見るのが楽しいんだから、、』
私は保健室のベッドの中で
ひっそり泣いた
『いじめられる事
無視される事
友達に裏切られる事って
こんなにも辛いんだ、、
小学校から何人かいじめられていた子
いたけどみんな休まず学校に来ていた
私はそんないじめを見て見ぬ振りを
して毎日何もないように
楽しく過ごしていた
いじめの辛さなんてこれっぽっちも
分からなかった
あの人達って強かったんだな~
だけど私は駄目だ、、
もう心がボロボロだ、、』
私はもう教室に戻る事は出来なくて
早退して家に帰った
玄関に着き、ただいまって言って
お母さんが玄関に来た途端
堪えきれずに大声で泣いた
ずっとずっと我慢していた気持ちが
爆発した様にずっと泣いた、、
お母さんは不安そうに
今にも泣きそうな顔で
泣いている私を
抱きしめてくれた、、
休んだりする状態が続いていた
そして今までに感じた事のない
心の中に鉛が入っているような
少しの事で涙が溢れそうになるような
精神状態がとても不安定な状態に
なっていた
学校ではもうずっと笑う事もなく
ずっと無表情で
でもプライドだけはあって
自分は好きで1人でいるんだ
そんな想いで強がる気持ちもあった
だけど心の中は死ぬほど悲しくて
誰かの助けを求めていた
そんな最悪な状態が続いた頃
とても悲しい出来事が起こった
同じクラスのグループで仲良くしていた
どちらかと言うとリーダー格の陽子が
昼休みいつものように机に顔を伏せて
寝たフリをしている私に
「いつになったら学校に
来なくなるの!
もう居場所ないんだから
学校来るな!」
と怒鳴った
訳が分からない私は
泣き出しそうになるのを必死で堪えた
そして私と一番仲良しだった
幸子に向かって
「幸子も同じ事この前言ってたよね?
幸子も美紀に思ってる事言えば!」
陽子は何故か興奮していた
そして幸子を睨みつけながら
幸子が私に放つ言葉を待っていた
幸子は黙っていたけれど
陽子の事が怖いのか
自分もいじめられた困るからか
私に向かって
「美紀、、もう学校来なくていいよ、、
もう私達友達じゃないから、、」
と冷たく感情を殺した感じで言った
私は爆発しそうになる感情を押し殺して
何も言わず教室を出行った
そして自然と保健室に向かっていた
「体がダルくてしんどいので
寝てていいですか?」
私が保健室の先生に言うと
「大丈夫?
顔色悪いから少し寝ておくといいよ」
先生は優しく言ってくれた
私は心の中がボロボロだった
陽子に言われるのは
まだ耐える事が出来る
だけど幸子にあんな言葉を
浴びせられるとは
思わなかった
ずっと仲良くしていたし
優しくて信頼していた友達だったから
きっと陽子が私の行動に腹を立てたか
何かでみんなで私を無視する事を
提案してみんな陽子が怖くて
指示に従ったのかもしれない
だから幸子は陽子が怖くて
自分の身を守る為に仕方なく
言った言葉かもしれない
だけど酷いと思った、、
『もう立ち直れない、、
あのクラスにもう私の居場所なんて
ないんだから、、
みんな私が学校来なくなる事
望んでいるんだから、、
みんなで無視して
悲しんでいる私を
見るのが楽しいんだから、、』
私は保健室のベッドの中で
ひっそり泣いた
『いじめられる事
無視される事
友達に裏切られる事って
こんなにも辛いんだ、、
小学校から何人かいじめられていた子
いたけどみんな休まず学校に来ていた
私はそんないじめを見て見ぬ振りを
して毎日何もないように
楽しく過ごしていた
いじめの辛さなんてこれっぽっちも
分からなかった
あの人達って強かったんだな~
だけど私は駄目だ、、
もう心がボロボロだ、、』
私はもう教室に戻る事は出来なくて
早退して家に帰った
玄関に着き、ただいまって言って
お母さんが玄関に来た途端
堪えきれずに大声で泣いた
ずっとずっと我慢していた気持ちが
爆発した様にずっと泣いた、、
お母さんは不安そうに
今にも泣きそうな顔で
泣いている私を
抱きしめてくれた、、
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