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5話 魔法の検証
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《基本的に魔法を使うには、
【魔力感知】【魔力操作】
この2つが必要になる。これらはあくまで補助スキルだが、まず体内の心臓付近にあるコアから指先へ魔力を操作して持っていく訳だが、魔力感知はこの魔力の認知力を高めてくれる。
そして、魔力操作は心臓から指先へ、指先から外部へ、魔力から属性魔力への操作を補助してくれる》
「ナビゲートの補助機能で出来ないのか?」
《まぁ…やってみるが…》
「じゃあ、暫くはそっちを優先的に頼む。ゴブリンは俺が倒しておこう」
体内の何かが少しずつじわじわと練り上げられるような感覚が現れた。
「なるほど、これが魔力か」
《ダメだ、慣らしていけばできるかもしれないが今は無理だ。と言うより、俺に出来るのは恐らく主が所持しているスキルまでだ。生命探知は主の居場所を感知するためのおまけみたいなものだろう》
「情報は鑑定の効果か。まぁ、今ので大体の魔力は分かったから問題ないだろう。それじゃあ、魔法の検証といこう。
コアから魔力を抽出して指先へ持っていく…回路というか…血管みたいなものは必要だよな?」
《魔力を動かしていけば余分な魔力が自然と回路を組み込んでいくからそれは気にしなくていい》
「そうか。じゃ、そのまま動かしていこう」
《辺りの警戒は怠るなよ》
「ああ」
周囲のゴブリンを殲滅した後、遠くのゴブリンは一旦放置してその場で魔力の運用を始めた。
コアから腕へ動かし、腕を下り手先へ、そこから指へ…
指から魔力を外部に出し、その魔力に闇魔法のイメージを載せる。
「【闇玉】…ふむ、使い方はこれで合ってるみたいだな。んじゃ、試し打ちを…当たるかな、っと!」
ダークボールを掴み、遠くに居るゴブリンへ目掛けて遠投する。
ダークボールはそのまま遠くへ飛んでいき、着弾と同時に破裂し、周囲へ散弾した。
「おお…闇魔法は範囲攻撃がメインって感じか」
《範囲攻撃、範囲吸収、呪術なんかがあるな》
「さて、それじゃあ殲滅も終わったことだしガチャタイムだな。校内に戻ろう」
【魔力感知】【魔力操作】
この2つが必要になる。これらはあくまで補助スキルだが、まず体内の心臓付近にあるコアから指先へ魔力を操作して持っていく訳だが、魔力感知はこの魔力の認知力を高めてくれる。
そして、魔力操作は心臓から指先へ、指先から外部へ、魔力から属性魔力への操作を補助してくれる》
「ナビゲートの補助機能で出来ないのか?」
《まぁ…やってみるが…》
「じゃあ、暫くはそっちを優先的に頼む。ゴブリンは俺が倒しておこう」
体内の何かが少しずつじわじわと練り上げられるような感覚が現れた。
「なるほど、これが魔力か」
《ダメだ、慣らしていけばできるかもしれないが今は無理だ。と言うより、俺に出来るのは恐らく主が所持しているスキルまでだ。生命探知は主の居場所を感知するためのおまけみたいなものだろう》
「情報は鑑定の効果か。まぁ、今ので大体の魔力は分かったから問題ないだろう。それじゃあ、魔法の検証といこう。
コアから魔力を抽出して指先へ持っていく…回路というか…血管みたいなものは必要だよな?」
《魔力を動かしていけば余分な魔力が自然と回路を組み込んでいくからそれは気にしなくていい》
「そうか。じゃ、そのまま動かしていこう」
《辺りの警戒は怠るなよ》
「ああ」
周囲のゴブリンを殲滅した後、遠くのゴブリンは一旦放置してその場で魔力の運用を始めた。
コアから腕へ動かし、腕を下り手先へ、そこから指へ…
指から魔力を外部に出し、その魔力に闇魔法のイメージを載せる。
「【闇玉】…ふむ、使い方はこれで合ってるみたいだな。んじゃ、試し打ちを…当たるかな、っと!」
ダークボールを掴み、遠くに居るゴブリンへ目掛けて遠投する。
ダークボールはそのまま遠くへ飛んでいき、着弾と同時に破裂し、周囲へ散弾した。
「おお…闇魔法は範囲攻撃がメインって感じか」
《範囲攻撃、範囲吸収、呪術なんかがあるな》
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