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第二十四話 鈴音の覚悟
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??? おー!いいねいいね!こっちの軍はまだ人がいないから今からなら右腕とかにしてもいいよー!!いやーうれしいなあ!あ、そうだ。名前言ってなかったね!私は坂又あやなっていうよ!よろしくね鈴音!
桜木 ええ、よろしく。ちょっと、荷物があるから取ってきてもいい?
坂又 いいよー!
鈴音は表情を取り繕い、心臓をバクバクさせながらとあることをしようとしていた。
((桜木 (私の方は…今はいいか。)))
桜木 (私しか知らない、私の作った護身用武器…)
坂又 ちなみにさぁ!
桜木 !!…何?
鈴音は突然の大声に震えが止まらなかった。
坂又 鈴音って目立った傷もないし、この村の子じゃないでしょ。いま一度よく見たらそのバッグの大きさからして故郷から逃げてきたんだ!あやなと一緒じゃん!これはいいパートナーになりそうだねぇ!!
桜木 (よし…準備完了…あと必要なのは、覚悟だけ!)
鈴音は自作のゴムでっぽうの改良版である、ゴムの反動で貫通力の高い竹を使った銃を模倣した武器を手に取った。
坂又 準備出来たぁ?
桜木 私、さっき言ったよね。
坂又 え?なんか言ってたっけぇ?
鈴音の心臓の鼓動は今までにないほどうるさく動き、口から出てしまいそうな緊張の中、あやなの一瞬の油断を狙った。
桜木 無害な人を殺すような人にはついて行けないってさ。
坂又 だからそれはあいつらが先にやってきたからあいつらは無害でも何でもないでしょ!?
あやなは少し頭に血が上った様子で鈴音を睨んだ。だが鈴音の心臓はあやなの大声をかき消すほどのうるささで高鳴っていた。
桜木 だからさ、私考えたの。無害な人ってどんな人なんだろってさ。
坂又 で、どういう答えになったの?
あやなは少しイラつきながら返答を待った。
桜木 本当に無害な人ってのは、この世界にはいないと思うんだ。誰かにとっては有害でも、それを知らない人から見ればその人は無害の人。逆もまたしかりだと思うんだ。だから、この人のように昔罪を犯した人ならさ、それに沿った処置をとるのがいいと思うの。殺すんじゃなくて、それ相応の。
そうして鈴音は吹き飛ばされた人の方を向いて視線を誘導しようとした。
坂又 うーん。でもさぁ…
その一瞬、あやなの視線が遺体に移った瞬間を見逃さず、至近距離で外さぬように鈴音は飛び込んで引き金を引いた。
桜木 (この震えた手じゃ一発で確実に仕留めるには1メートル以内で決める!!)ああああ!!
坂又 …!!!
その時何かが爆発したような音が響いた。その轟音とともに、鈴音はとっさに目を閉じた。
桜木 (私、人を殺す覚悟、できてたのかな…やだ。目を開けたくない。目の前に広がる光景を真に受けられる自信がない)
坂又 …それが本当の答えなのね。
桜木 は!?
2度と聞くはずのない声がきこえ、鈴音はその声のする方向を向いた。
坂又 なにも無能力だからって能力者を利用して征服しようとなんて考えないよ。あやなはあやなで、戦闘には向いたコスチュームがあるんだから。
そう言ったあやなは太ももに装備していたナイフを取り出した。
桜木 なんで…生きてるの…?
坂又 このコスチュームは能力者の中でも強ければ強いほど性能の弱くなる研究チームの産物ね。皮肉なことに、無能力者には設計した当時の最大のパフォーマンスを発揮できるようになっていて、あやなは救ってくれた現党首からそれをもらったのよ。あなたにもあげようと思ったんだけど、その答えなら無理だねぇ。
桜木 くっ…
坂又 ってか、1つ嘘ついてたね、あやな。能力者ももちろん殺すつもりだよ。鈴音が来るには平等を掲げておくのが安全だと思ったからね。まあ利用するだけ利用するけどさぁ。
桜木 …!(何してんの私!?驚いてないで、2発目を放つのよ!歯ぁ食いしばりなさいよ!)はあぁ!!
その時、あやなは身に着けていたコスチュームの力を使って、凶器をたやすく回避しつつ、鈴音の背後に立った。
坂又 そういうことよ。無駄なの。じゃあね。
あやなは勢いよく鈴音の首めがけてナイフを振りかざそうとした。
桜木 あ、あぁ…(私、ここで…死んじゃ…)
葉月 壊せー!!!相馬あぁぁ!!
相馬 レッツゴー!!!
桜木 …!!
坂又 …は!?
相馬 お前敵だろ!!
桜木 何で…!?
葉月 相馬!そいつ逃がしちゃだめだよ!!
相馬 おう!
坂又 冒険者だとしたなら、そりゃお仲間もいるかぁ。忘れちゃってたなぁ…
鈴音を睨みながらとどめを刺し損ねたあやなは指示した元凶の方向を向いた。
坂又 …?
その時あやなは今までにない感覚を得た。
相馬 仲間に何してんだよぉ!!
坂又 !!ぶはっ!
よそ見をした一瞬に、瞬太の激しい蹴りが腹部に直撃した。
葉月 ナイス!射程内まで耐えて!
坂又 チッ…お前うざい!
相馬 は!?なんで!?
あやなは攻撃を仕掛ける瞬太と同じくらいのスピードを出して攻撃をかわした。
葉月 (相手も単体能力っぽいな…)相馬頑張って!もうすぐで時太が来るから!!
坂又 っ…じゃなくて、まだ見方がいるのか…なんか調子狂うなぁ…まずはこの馬鹿そうなやつを倒さないとめんどくさい…
相馬 ナイフは危ないって!
坂又 先に手を出したのはお前だろぉ!?
あやなの怒りはマックスに達していた。
葉月 先に鈴音に手を出そうとしたのは君だろ!?じゃなきゃ鈴音はあんな弱気な顔しないんだよ!!
桜木 彩里…
坂又 ふーん、彩里っていうんだ。
そういうとあやなは彩里の方に向かって走り出した。
葉月 (うっわこっち来た…!でもあーいうタイプならある程度やることはわかる!)
坂又 この感覚、彩里くんからなんだよね!殺して確かめてみるわぁ!w
葉月 (正面に向けて、敵の大将との戦いで空に上がった時の収縮版を生成する!)
彩里は正面に目線が集中するように細長いスピード性のある水を生成した。
坂又 いいね!水使いなんだねぇ!
そういうとあやなはその水の攻撃を軽やかに避けつつ、彩里の背後に回った。
葉月 そうすると思った。自分だってそうしたからね!
背後に回られることを予知していた彩里は正面からは見えない位置から攻撃を仕掛けていた。
坂又 対策済みかぁ…!
相馬 おりゃぁっ!
灰白 彩里―!!その人―!?
葉月 時太!!そー!
坂又 (まだ増えそうだなぁ…このままじゃまずいし、一旦逃げようかな!特にあの時太とかいう奴はなんか嫌な予感がするし…)んじゃ、ばいばーい!!
葉月 あ!逃げんのー!?
相馬 行かせるかよー!
坂又 (こいつあやなより地味に速いなぁ。)1発ぶち込むか!
そう思ったあやなは、避けではなく応戦しそうな蹴りの姿勢を見せた。
相馬 やるのかー!?応戦してやるよ!!
坂又 (勝った。コスチュームの存在を知らない限りは能力者でも手も足も出ない!)はぁぁっ!!
相馬 俺をなめんじゃねえ!
その時、大きな衝撃音とともに、両者は反対方向に吹き飛ばされた。
相馬 あいつつんよ!!
坂又 なんだあいつ…(足を軽く粉砕するぐらいの威力だったはずなのに、打撲すらさせた感覚がなかった…まるで鉄の壁を何の防具なしに蹴っているような…)でも、この衝撃で距離は離せた!追ってくんなよぉ…
相馬 おい待てやぁ!
岩田 相馬!!あまり遠くに行くな!帰ってこれなくなるぞ!
相馬 え…でも…
萩原 もう来ないし大丈夫だと思うからー!
相馬 えー…
錫谷 戻れ!とりあえず!!
相馬 うんー…
桜木 ええ、よろしく。ちょっと、荷物があるから取ってきてもいい?
坂又 いいよー!
鈴音は表情を取り繕い、心臓をバクバクさせながらとあることをしようとしていた。
((桜木 (私の方は…今はいいか。)))
桜木 (私しか知らない、私の作った護身用武器…)
坂又 ちなみにさぁ!
桜木 !!…何?
鈴音は突然の大声に震えが止まらなかった。
坂又 鈴音って目立った傷もないし、この村の子じゃないでしょ。いま一度よく見たらそのバッグの大きさからして故郷から逃げてきたんだ!あやなと一緒じゃん!これはいいパートナーになりそうだねぇ!!
桜木 (よし…準備完了…あと必要なのは、覚悟だけ!)
鈴音は自作のゴムでっぽうの改良版である、ゴムの反動で貫通力の高い竹を使った銃を模倣した武器を手に取った。
坂又 準備出来たぁ?
桜木 私、さっき言ったよね。
坂又 え?なんか言ってたっけぇ?
鈴音の心臓の鼓動は今までにないほどうるさく動き、口から出てしまいそうな緊張の中、あやなの一瞬の油断を狙った。
桜木 無害な人を殺すような人にはついて行けないってさ。
坂又 だからそれはあいつらが先にやってきたからあいつらは無害でも何でもないでしょ!?
あやなは少し頭に血が上った様子で鈴音を睨んだ。だが鈴音の心臓はあやなの大声をかき消すほどのうるささで高鳴っていた。
桜木 だからさ、私考えたの。無害な人ってどんな人なんだろってさ。
坂又 で、どういう答えになったの?
あやなは少しイラつきながら返答を待った。
桜木 本当に無害な人ってのは、この世界にはいないと思うんだ。誰かにとっては有害でも、それを知らない人から見ればその人は無害の人。逆もまたしかりだと思うんだ。だから、この人のように昔罪を犯した人ならさ、それに沿った処置をとるのがいいと思うの。殺すんじゃなくて、それ相応の。
そうして鈴音は吹き飛ばされた人の方を向いて視線を誘導しようとした。
坂又 うーん。でもさぁ…
その一瞬、あやなの視線が遺体に移った瞬間を見逃さず、至近距離で外さぬように鈴音は飛び込んで引き金を引いた。
桜木 (この震えた手じゃ一発で確実に仕留めるには1メートル以内で決める!!)ああああ!!
坂又 …!!!
その時何かが爆発したような音が響いた。その轟音とともに、鈴音はとっさに目を閉じた。
桜木 (私、人を殺す覚悟、できてたのかな…やだ。目を開けたくない。目の前に広がる光景を真に受けられる自信がない)
坂又 …それが本当の答えなのね。
桜木 は!?
2度と聞くはずのない声がきこえ、鈴音はその声のする方向を向いた。
坂又 なにも無能力だからって能力者を利用して征服しようとなんて考えないよ。あやなはあやなで、戦闘には向いたコスチュームがあるんだから。
そう言ったあやなは太ももに装備していたナイフを取り出した。
桜木 なんで…生きてるの…?
坂又 このコスチュームは能力者の中でも強ければ強いほど性能の弱くなる研究チームの産物ね。皮肉なことに、無能力者には設計した当時の最大のパフォーマンスを発揮できるようになっていて、あやなは救ってくれた現党首からそれをもらったのよ。あなたにもあげようと思ったんだけど、その答えなら無理だねぇ。
桜木 くっ…
坂又 ってか、1つ嘘ついてたね、あやな。能力者ももちろん殺すつもりだよ。鈴音が来るには平等を掲げておくのが安全だと思ったからね。まあ利用するだけ利用するけどさぁ。
桜木 …!(何してんの私!?驚いてないで、2発目を放つのよ!歯ぁ食いしばりなさいよ!)はあぁ!!
その時、あやなは身に着けていたコスチュームの力を使って、凶器をたやすく回避しつつ、鈴音の背後に立った。
坂又 そういうことよ。無駄なの。じゃあね。
あやなは勢いよく鈴音の首めがけてナイフを振りかざそうとした。
桜木 あ、あぁ…(私、ここで…死んじゃ…)
葉月 壊せー!!!相馬あぁぁ!!
相馬 レッツゴー!!!
桜木 …!!
坂又 …は!?
相馬 お前敵だろ!!
桜木 何で…!?
葉月 相馬!そいつ逃がしちゃだめだよ!!
相馬 おう!
坂又 冒険者だとしたなら、そりゃお仲間もいるかぁ。忘れちゃってたなぁ…
鈴音を睨みながらとどめを刺し損ねたあやなは指示した元凶の方向を向いた。
坂又 …?
その時あやなは今までにない感覚を得た。
相馬 仲間に何してんだよぉ!!
坂又 !!ぶはっ!
よそ見をした一瞬に、瞬太の激しい蹴りが腹部に直撃した。
葉月 ナイス!射程内まで耐えて!
坂又 チッ…お前うざい!
相馬 は!?なんで!?
あやなは攻撃を仕掛ける瞬太と同じくらいのスピードを出して攻撃をかわした。
葉月 (相手も単体能力っぽいな…)相馬頑張って!もうすぐで時太が来るから!!
坂又 っ…じゃなくて、まだ見方がいるのか…なんか調子狂うなぁ…まずはこの馬鹿そうなやつを倒さないとめんどくさい…
相馬 ナイフは危ないって!
坂又 先に手を出したのはお前だろぉ!?
あやなの怒りはマックスに達していた。
葉月 先に鈴音に手を出そうとしたのは君だろ!?じゃなきゃ鈴音はあんな弱気な顔しないんだよ!!
桜木 彩里…
坂又 ふーん、彩里っていうんだ。
そういうとあやなは彩里の方に向かって走り出した。
葉月 (うっわこっち来た…!でもあーいうタイプならある程度やることはわかる!)
坂又 この感覚、彩里くんからなんだよね!殺して確かめてみるわぁ!w
葉月 (正面に向けて、敵の大将との戦いで空に上がった時の収縮版を生成する!)
彩里は正面に目線が集中するように細長いスピード性のある水を生成した。
坂又 いいね!水使いなんだねぇ!
そういうとあやなはその水の攻撃を軽やかに避けつつ、彩里の背後に回った。
葉月 そうすると思った。自分だってそうしたからね!
背後に回られることを予知していた彩里は正面からは見えない位置から攻撃を仕掛けていた。
坂又 対策済みかぁ…!
相馬 おりゃぁっ!
灰白 彩里―!!その人―!?
葉月 時太!!そー!
坂又 (まだ増えそうだなぁ…このままじゃまずいし、一旦逃げようかな!特にあの時太とかいう奴はなんか嫌な予感がするし…)んじゃ、ばいばーい!!
葉月 あ!逃げんのー!?
相馬 行かせるかよー!
坂又 (こいつあやなより地味に速いなぁ。)1発ぶち込むか!
そう思ったあやなは、避けではなく応戦しそうな蹴りの姿勢を見せた。
相馬 やるのかー!?応戦してやるよ!!
坂又 (勝った。コスチュームの存在を知らない限りは能力者でも手も足も出ない!)はぁぁっ!!
相馬 俺をなめんじゃねえ!
その時、大きな衝撃音とともに、両者は反対方向に吹き飛ばされた。
相馬 あいつつんよ!!
坂又 なんだあいつ…(足を軽く粉砕するぐらいの威力だったはずなのに、打撲すらさせた感覚がなかった…まるで鉄の壁を何の防具なしに蹴っているような…)でも、この衝撃で距離は離せた!追ってくんなよぉ…
相馬 おい待てやぁ!
岩田 相馬!!あまり遠くに行くな!帰ってこれなくなるぞ!
相馬 え…でも…
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