68 / 104
第四章
67話 見ぃつけた
しおりを挟む
一色徳英S3、師岡桃也。
天城の関東大会二戦目の相手は、青峰学院の和泉小太郎にわずか二ゲームを許すのみで勝鬨をあげたという。
何より和泉を苦しめたのは、サーブと同時に前に出る師岡の速攻プレーだった。ドロップショット、ボレー、ショートクロスと様々な技を駆使して和泉をネット前に誘導し、返ってきた球を弾丸のごとき速さで叩き込む。そうしてサービスゲームを死守しながら、リターンゲームでも同様の隙をつくって攻め立ててブレイク。
なにより前後にボールが動くためラリーが出来ないことが、和泉にとっての大きな痛手だった。彼が得意とするのは、ラリー中に球への回転を使い分けて相手の動きを揺さぶるプレーだからである。
蜂谷と天城は頭を突き合わせて、傾向と対策についての最終確認をおこなった。
「天城のテクニック、コントロール、ほかすべてのステータスを見ても間違いなく劣らない。ここは自信を持っていい」
「はい」
「相手が前後にボールを落としてくるのなら、天城のフットワークとスタミナでそれを取りつづければいいだけの話だ。怖がるほどじゃないな」
「前に落とされたボールを返すとき、隙を作らないためにはどうすればいいでしょうか──」
蜂谷の手元には、テニス用の戦術ボードがある。オレンジのマグネットを前後に移動させながら、蜂谷は説明をつづけた。
「相手のポジショニングをよく見るに限る。ネット際ならいっそロブで逃げてもいい。相手がココにいたならあえてぶつけてみるのもありだな」
「ぶつける、ですか」
「でも天城には──例のボレーがあるんじゃないのか。七浦さんにずいぶん教え込まれてたヤツ」
「あ、でもあれはまだ百パーセント出来るって自信が」
「そんなの試合に入れば、どんな打球だって百パーセント決めきるのは至難の技だ。積極的にトライしてみるべきだよ、大丈夫」
と蜂谷がにっこりわらう。
すると天城の背後からドン、と肩に衝撃が起きた。伊織が乗っかってきたのだ。
「い、伊織先輩」
「ええか、あまりん。……」
伊織は背後からおもむろに天城の右手首をつかむ。しばらく上下左右にストレッチをさせて手首をやわらかく整え、最後にぎゅっと両の手で包み込んだ。
「あのボレーはな、気負ってたら出えへんねん。ふつーにテニスしとってその瞬間に「ココや」ちゅうタイミングがかならず来るから。手首柔らかくしてそのときを待っとけばええんよ」
「タイミング──」
「だいじょうぶ。七浦印の必殺技やねんから、自信持ちや」
「はい!」
ようやく。
天城の顔にいつもの笑みがもどった。ラケットバッグを肩にかけ、彼は足取り軽くコートへ踏み入れる。が、ベンチコーチのためともに立ち入りかけた大神の足が止まった。
運営側によれば、まもなく決着がつくであろうとなりのコートが空き次第、D2試合も同時進行でおこなうというのである。
どちらに入るべきか──と。
大神は、天城とD2のふたりを見比べた。ふつうに考えれば経験値の浅い天城の方へ入りそうなものだが、どうも天城は近くで大神が見ていることで緊張する傾向にある。
ゆえに大神はいま、自分が入って天城が実力を出し切れないことを懸念している。
「天城」
呼び止めた。
ハイ、と彼はあわてて振り返る。
「──いま俺は、S3とD2どちらのベンチコーチに入ろうかと悩んでる。おまえどうしてほしい?」
「えっ。……」
「俺としてはおまえの試合を見てやりてえんだけどな。ただおまえが、それだと緊張しちまうってんなら俺はD2に入る。どうしたい」
「お、俺は──」
天城の頬がわずかに紅潮する。
やがて前のめりに大神へ詰め寄り、深く頭を下げた。
「見ててほしいです。大神部長に」
「いいんだな?」
「さっきのような試合はもう見せません。ホントの自分の試合、見ててください」
「よく言った」
大神はにやりとわらった。
D2ペアは却って気が楽なようで、大神より簡単なアドバイスを受けると、まもなくゲームセットを告げたとなりのコートへと向かう。おなじタイミングでコートに入ってきた一色徳英の選手──S3師岡と、D2ペアである菊池麻也、安達良樹。
ここに、準決勝S3ならびにD2試合が幕を開ける。
※
見ぃつけた、と。
首筋近くでひびいた声を聞くや、伊織の背筋はゾッと凍り付いた。振り返らずとも分かる。伊織にとってこの世で最大かつ唯一の天敵ともいえる男──如月千秋の声だ。
伊織が反応を示すよりもはやくに千秋は口をひらいた。
「このあいだ親父から八ッ橋受け取ったよ、ありがとう。愛妹からの土産とおもったら三倍はうまかったなぁ。でもおまえ愛織から桜爛メンバーに向けた伝言聞いてない? 聞いてるよな? なのにアイツらまだ聞いてないって言ってたよ。高二にもなっておつかいもまともにできないの? 八ッ橋はくれたのに」
「あーもうアカンわ。杉やん殺虫剤買うてきて、さっきから耳元で害虫がぶんぶんうるさくてかなわん」
と、耳元を手で払う。
嫌悪感丸出しの声色としぐさに、なぜか話を振られてしまった杉山は千秋と伊織を見比べてあたふたと慌てる。そんな露骨に失礼なこと言ったらさすがの彼も怒るのではないか──と心配してのことだが、千秋の顔に浮かぶにこやかな笑みは虫けら扱いをされた程度では崩れない。
それどころか、なぜか才徳陣営のなかに青峰学院高校や松澤工業高校の選手たちまでもが混ざって応援するのを見て、千秋もその場に腰をおろした。
すかさず伊織が眉をつりあげてその背中に蹴りをいれる。
「オイなに座っとんねん。ソコおまえの席ちゃうねん! ていうか席ねーから!」
「いいじゃん別に。桜爛の試合はもう決勝戦までないし、それなら妹のチームを応援してやるのも兄のつとめってものだろ。あー僕ってやさしい」
「ハッ。なにをそれらしい理屈捏ねて──愛織がいてへんからつまらんだけのくせに」
「……その愛織からの伝言はなんだって?」
「なんでおまえに言わなあかんねん。おまえに対しての伝言ちゃうわ」
「久しぶりに『高い高い』してやろっか」
「『かならず勝つように』ってそれだけや」
「なんだ、シンプルだな~」
「ホンマ嫌い──コイツマジで嫌い──」
伊織は下唇をギリリと噛みしめる。
が、しばらくして周囲が異様にシンと静まり返っていることに気がついた。才徳メンバーは現在おこなわれる二試合に夢中だから──というより気にかけると面倒くさそうなので見ないフリをしている──であるが、さきほどまで雑談をしていた青峰学院や松工メンバーたちはみな口をつぐみ、おどろいた表情で伊織と千秋を見比べる。
まもなく松工D1の村雨翠は「ぴゃあ」と奇声を発して地面にころがった。その一声をきっかけに、現役選手たちは一斉に如月千秋へとつめかけた。
「お、桜爛の如月さんですよね。インターハイの試合見てましたッ」
「如月さんのストローク、迫力がすごくて尊敬してます。打ち方にコツとかありますかッ?」
など、など。
馬場園や国見は頬を紅潮させてそう問いかける始末。
千秋はにっこりわらって「どうもどうも」と一人ひとりの握手に応じるや、その隙に距離をとろうと試みた伊織の首根っこを掴んでむりやり肩を抱き寄せた。
「ねえいまの聞いてた? 僕ってけっこう有名なんだな」
「ええいくっつくな気持ち悪ィ!」
「あ、みんな。コイツ、僕の妹その二。素直じゃない性格だから友だちが少ないんだよ、どうぞ仲良くしてやってね」
「テメーよかよっぽどいてるっちゅーねんこのサイコパスヤロー! ……痛っ」
ふいに伊織が後頭部を抑えた。
はげしい疼痛が瞬間的に襲いくる。割れそうなほどの痛みにおもわず異母兄の肩に顔を埋めたが、ひとつまばたきをするや痛みは嘘のように引いていた。一瞬の恐怖に混乱していると伊織の頬に水滴が当たる感覚がした。雨か?
空を見上げる。朝からの曇天模様は変わらずだが、しかし雨が降り出したようすはない。
どうした、と千秋がキョトンとした顔で伊織の顔を覗き込む。
「お、──おまえの顔見たらあたま痛なってん。もーッ、身体まで拒絶反応出しはじめた!」
「わっはっはっは。うわS3、いまのリターン良かったねえ」
という千秋のことばとおなじタイミングで、才徳陣営から一気に拍手が沸き起こる。
師岡の速いサーブに対して怯むことなくしっかりと体重を乗せてリターン。打球はベースラインへ伸び、跳ねた。師岡の足は球に追いつくも、ラケットがワンボール分届かない。このリターンエースによってブレイクし、天城リードのゲームカウント1-0。
一試合目の彼は見る影もない。
千秋を押しのけ、すっかり復活した伊織は高らかにわらった。
「きたきた、目ェ覚めてきたやん。それでこその天城創一や!」
天城の関東大会二戦目の相手は、青峰学院の和泉小太郎にわずか二ゲームを許すのみで勝鬨をあげたという。
何より和泉を苦しめたのは、サーブと同時に前に出る師岡の速攻プレーだった。ドロップショット、ボレー、ショートクロスと様々な技を駆使して和泉をネット前に誘導し、返ってきた球を弾丸のごとき速さで叩き込む。そうしてサービスゲームを死守しながら、リターンゲームでも同様の隙をつくって攻め立ててブレイク。
なにより前後にボールが動くためラリーが出来ないことが、和泉にとっての大きな痛手だった。彼が得意とするのは、ラリー中に球への回転を使い分けて相手の動きを揺さぶるプレーだからである。
蜂谷と天城は頭を突き合わせて、傾向と対策についての最終確認をおこなった。
「天城のテクニック、コントロール、ほかすべてのステータスを見ても間違いなく劣らない。ここは自信を持っていい」
「はい」
「相手が前後にボールを落としてくるのなら、天城のフットワークとスタミナでそれを取りつづければいいだけの話だ。怖がるほどじゃないな」
「前に落とされたボールを返すとき、隙を作らないためにはどうすればいいでしょうか──」
蜂谷の手元には、テニス用の戦術ボードがある。オレンジのマグネットを前後に移動させながら、蜂谷は説明をつづけた。
「相手のポジショニングをよく見るに限る。ネット際ならいっそロブで逃げてもいい。相手がココにいたならあえてぶつけてみるのもありだな」
「ぶつける、ですか」
「でも天城には──例のボレーがあるんじゃないのか。七浦さんにずいぶん教え込まれてたヤツ」
「あ、でもあれはまだ百パーセント出来るって自信が」
「そんなの試合に入れば、どんな打球だって百パーセント決めきるのは至難の技だ。積極的にトライしてみるべきだよ、大丈夫」
と蜂谷がにっこりわらう。
すると天城の背後からドン、と肩に衝撃が起きた。伊織が乗っかってきたのだ。
「い、伊織先輩」
「ええか、あまりん。……」
伊織は背後からおもむろに天城の右手首をつかむ。しばらく上下左右にストレッチをさせて手首をやわらかく整え、最後にぎゅっと両の手で包み込んだ。
「あのボレーはな、気負ってたら出えへんねん。ふつーにテニスしとってその瞬間に「ココや」ちゅうタイミングがかならず来るから。手首柔らかくしてそのときを待っとけばええんよ」
「タイミング──」
「だいじょうぶ。七浦印の必殺技やねんから、自信持ちや」
「はい!」
ようやく。
天城の顔にいつもの笑みがもどった。ラケットバッグを肩にかけ、彼は足取り軽くコートへ踏み入れる。が、ベンチコーチのためともに立ち入りかけた大神の足が止まった。
運営側によれば、まもなく決着がつくであろうとなりのコートが空き次第、D2試合も同時進行でおこなうというのである。
どちらに入るべきか──と。
大神は、天城とD2のふたりを見比べた。ふつうに考えれば経験値の浅い天城の方へ入りそうなものだが、どうも天城は近くで大神が見ていることで緊張する傾向にある。
ゆえに大神はいま、自分が入って天城が実力を出し切れないことを懸念している。
「天城」
呼び止めた。
ハイ、と彼はあわてて振り返る。
「──いま俺は、S3とD2どちらのベンチコーチに入ろうかと悩んでる。おまえどうしてほしい?」
「えっ。……」
「俺としてはおまえの試合を見てやりてえんだけどな。ただおまえが、それだと緊張しちまうってんなら俺はD2に入る。どうしたい」
「お、俺は──」
天城の頬がわずかに紅潮する。
やがて前のめりに大神へ詰め寄り、深く頭を下げた。
「見ててほしいです。大神部長に」
「いいんだな?」
「さっきのような試合はもう見せません。ホントの自分の試合、見ててください」
「よく言った」
大神はにやりとわらった。
D2ペアは却って気が楽なようで、大神より簡単なアドバイスを受けると、まもなくゲームセットを告げたとなりのコートへと向かう。おなじタイミングでコートに入ってきた一色徳英の選手──S3師岡と、D2ペアである菊池麻也、安達良樹。
ここに、準決勝S3ならびにD2試合が幕を開ける。
※
見ぃつけた、と。
首筋近くでひびいた声を聞くや、伊織の背筋はゾッと凍り付いた。振り返らずとも分かる。伊織にとってこの世で最大かつ唯一の天敵ともいえる男──如月千秋の声だ。
伊織が反応を示すよりもはやくに千秋は口をひらいた。
「このあいだ親父から八ッ橋受け取ったよ、ありがとう。愛妹からの土産とおもったら三倍はうまかったなぁ。でもおまえ愛織から桜爛メンバーに向けた伝言聞いてない? 聞いてるよな? なのにアイツらまだ聞いてないって言ってたよ。高二にもなっておつかいもまともにできないの? 八ッ橋はくれたのに」
「あーもうアカンわ。杉やん殺虫剤買うてきて、さっきから耳元で害虫がぶんぶんうるさくてかなわん」
と、耳元を手で払う。
嫌悪感丸出しの声色としぐさに、なぜか話を振られてしまった杉山は千秋と伊織を見比べてあたふたと慌てる。そんな露骨に失礼なこと言ったらさすがの彼も怒るのではないか──と心配してのことだが、千秋の顔に浮かぶにこやかな笑みは虫けら扱いをされた程度では崩れない。
それどころか、なぜか才徳陣営のなかに青峰学院高校や松澤工業高校の選手たちまでもが混ざって応援するのを見て、千秋もその場に腰をおろした。
すかさず伊織が眉をつりあげてその背中に蹴りをいれる。
「オイなに座っとんねん。ソコおまえの席ちゃうねん! ていうか席ねーから!」
「いいじゃん別に。桜爛の試合はもう決勝戦までないし、それなら妹のチームを応援してやるのも兄のつとめってものだろ。あー僕ってやさしい」
「ハッ。なにをそれらしい理屈捏ねて──愛織がいてへんからつまらんだけのくせに」
「……その愛織からの伝言はなんだって?」
「なんでおまえに言わなあかんねん。おまえに対しての伝言ちゃうわ」
「久しぶりに『高い高い』してやろっか」
「『かならず勝つように』ってそれだけや」
「なんだ、シンプルだな~」
「ホンマ嫌い──コイツマジで嫌い──」
伊織は下唇をギリリと噛みしめる。
が、しばらくして周囲が異様にシンと静まり返っていることに気がついた。才徳メンバーは現在おこなわれる二試合に夢中だから──というより気にかけると面倒くさそうなので見ないフリをしている──であるが、さきほどまで雑談をしていた青峰学院や松工メンバーたちはみな口をつぐみ、おどろいた表情で伊織と千秋を見比べる。
まもなく松工D1の村雨翠は「ぴゃあ」と奇声を発して地面にころがった。その一声をきっかけに、現役選手たちは一斉に如月千秋へとつめかけた。
「お、桜爛の如月さんですよね。インターハイの試合見てましたッ」
「如月さんのストローク、迫力がすごくて尊敬してます。打ち方にコツとかありますかッ?」
など、など。
馬場園や国見は頬を紅潮させてそう問いかける始末。
千秋はにっこりわらって「どうもどうも」と一人ひとりの握手に応じるや、その隙に距離をとろうと試みた伊織の首根っこを掴んでむりやり肩を抱き寄せた。
「ねえいまの聞いてた? 僕ってけっこう有名なんだな」
「ええいくっつくな気持ち悪ィ!」
「あ、みんな。コイツ、僕の妹その二。素直じゃない性格だから友だちが少ないんだよ、どうぞ仲良くしてやってね」
「テメーよかよっぽどいてるっちゅーねんこのサイコパスヤロー! ……痛っ」
ふいに伊織が後頭部を抑えた。
はげしい疼痛が瞬間的に襲いくる。割れそうなほどの痛みにおもわず異母兄の肩に顔を埋めたが、ひとつまばたきをするや痛みは嘘のように引いていた。一瞬の恐怖に混乱していると伊織の頬に水滴が当たる感覚がした。雨か?
空を見上げる。朝からの曇天模様は変わらずだが、しかし雨が降り出したようすはない。
どうした、と千秋がキョトンとした顔で伊織の顔を覗き込む。
「お、──おまえの顔見たらあたま痛なってん。もーッ、身体まで拒絶反応出しはじめた!」
「わっはっはっは。うわS3、いまのリターン良かったねえ」
という千秋のことばとおなじタイミングで、才徳陣営から一気に拍手が沸き起こる。
師岡の速いサーブに対して怯むことなくしっかりと体重を乗せてリターン。打球はベースラインへ伸び、跳ねた。師岡の足は球に追いつくも、ラケットがワンボール分届かない。このリターンエースによってブレイクし、天城リードのゲームカウント1-0。
一試合目の彼は見る影もない。
千秋を押しのけ、すっかり復活した伊織は高らかにわらった。
「きたきた、目ェ覚めてきたやん。それでこその天城創一や!」
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
一般男性の俺が転生したらの小5女子になったので周りに欲をぶつけてやる!
童好P
青春
内容を簡単に言えばタイトルの通りです
そして私の小説のコメディ枠です
AI画像を使用していますので少しずつ内容や絵がズレる可能性がありますのでご了承ください
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
私たち、博麗学園おしがまクラブ(非公認)です! 〜特大膀胱JKたちのおしがま記録〜
赤髪命
青春
街のはずれ、最寄り駅からも少し離れたところにある私立高校、博麗学園。そのある新入生のクラスのお嬢様・高橋玲菜、清楚で真面目・内海栞、人懐っこいギャル・宮内愛海の3人には、膀胱が同年代の女子に比べて非常に大きいという特徴があった。
これは、そんな学校で普段はトイレにほとんど行かない彼女たちの爆尿おしがまの記録。
友情あり、恋愛あり、おしがまあり、そしておもらしもあり!? そんなおしがまクラブのドタバタ青春小説!
【たいむりーぷ?】『私。未来であなたの奥様やらせてもらってます!』~隣の席の美少女はオレの奥様らしい。きっと新手の詐欺だと思う……たぶん。~
夕姫
青春
第6回ライト文芸大賞 奨励賞作品(。・_・。)ノ
応援と感想ありがとうございました(>_<)
主人公の神坂優斗は普通のどこにでもいるような平凡な奴で友達もほとんどいない、通称ぼっち。
でも高校からは変わる!そう決めていた。そして1つ大きな目標として高校では絶対に『彼女を作る』と決めていた。
入学式の帰り道、隣の席の美少女こと高宮聖菜に話しかけられ、ついに春が来たかと思えば、優斗は驚愕の言葉を言われる。
「実は私ね……『タイムリープ』してるの。将来は君の奥様やらしてもらってます!」
「……美人局?オレ金ないけど?」
そんな聖菜は優斗に色々話すが話がぶっ飛んでいて理解できない。
なんだこれ……新手の詐欺?ただのヤバい電波女か?それとも本当に……?
この物語は、どこにでもいる平凡な主人公優斗と自称『タイムリープ』をしているヒロインの聖菜が不思議な関係を築いていく、時には真面目に、時に切なく、そして甘酸っぱく、たまにエッチなドタバタ青春ストーリーです。
学園制圧
月白由紀人
青春
高校生の高月優也《たかつきゆうや》は、幼馴染で想い人の山名明莉《やまなあかり》とのごくありふれた学園生活を送っていた。だがある日、明莉を含む一党が学園を武力で占拠してしまう。そして生徒を人質にして、政府に仲間の『ナイトメア』たちを解放しろと要求したのだ。政府に対して反抗の狼煙を上げた明莉なのだが、ひょんな成り行きで優也はその明莉と行動を共にすることになる。これは、そんな明莉と優也の交流と恋を描いた、クライムサスペンスの皮をまとったジュブナイルファンタジー。1話で作風はつかめると思います。毎日更新予定!よろしければ、読んでみてください!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる