50 / 104
第三章
49話 これぞメシウマ
しおりを挟む
関東大会まであと一ヶ月半──。
そんな彼らが迎えた十一月も半ばのころ。才徳学園テニス部部室内の上等なテーブルに、一枚の紙が叩きつけられた。
叩きつけるは顧問の天谷夏子。
彼女のとなりには伊織と呆れ果てた顔の大神、明後日の方を向く蜂谷、隅のソファに控えめにちょこんと座る天城がいる。対するその正面には、正座するその他レギュラー陣。
おもむろに天谷が口をひらいた。
「説明してちょうだい」
「…………」
「前回の中間考査で、レギュラー陣の半数以上が赤点科目をとってしまった理由を。ちなみにテニスの練習が大変だったからは理由になりませんなぜなら三人のレギュラーが高得点を叩き出しているから」
有無を言わさぬ圧。
レギュラー陣は互いに顔を見合わせ、続々と口を開いた。トップバッターは背をのけ反らせる姫川だった。
「ヤマを外しましたァ」
「出題範囲まちがえてました」とは、倉持。
「勉強しすぎてテスト寝てたッス」これは明前。
「カンペ失くして暗記物全滅ww」と星丸。
「せやってオレ賢かったことなんか一回もないもん──得意なん歴史くらいやもん……」
と、〆の杉山は絶望の声色で床に五体投地した。
天谷は絶句した。
代わりに、とりあえずの言い分を聞いた大神が、天谷を抑えて前に出る。
「ったく、部長がわざわざ部員の学力の世話までしてやることはねえとおもってたが、ここまでとはな。倉持と明前はなんとでも救いようはあるにしても、……おいそこの三馬鹿。テメーらだよテメーら。このやろう性根から叩き直すぞ!」
「だっていつもならヤマ張りゃなんとかなってたんだよ!」
「いやなんていうかぁ、カンペはあくまでお守りのつもりで用意してただけで──」
「勉強なんかイヤや──勉強なんか……」
「やー、わかるで杉やん。こんなもん向き不向きやんな、ドンマイドンマイ」
と、なぜか伊織は余裕の笑みで杉山の肩を叩く。それもそのはず、彼女は九月から転校してきたので六月におこなわれた才徳の中間考査は受けていないのである。
ズリィよなぁ、と姫川がむくれた。
「おれの勘だと伊織はぜってーこっち側だぜ」
「大阪でのテストはどうだったの」
と、蜂谷。
伊織は照れたようにわらった。
「ッハハ! まあまあまあ」
「ほら見ろこいつぜってーバカだぞwwwww」
「才徳の入学試験があったろ、どうした」大神が問う。
「愛織が教えてくれたヤマが当たった。それだけやないで、死ぬ気で一夜漬け付き合うてくれてお守りカンペまで作ってくれてな。それ持ってテスト挑んだんやんか。あ、もちろん見てへんで? でもあるとメンタルちゃうねんな。ホンマ、愛織様々やったわ」
「すげえ、おれらよりバカじゃん!」と、姫川。
「マジかよ伊織。おまえいつも授業中は寝てるか隠れてなんか食ってるかだから、勉強しなくても出来るやつなのかとおもってたのに──」とは倉持。
「それ本当なの倉持くん!」天谷が悲鳴をあげる。
「この三馬鹿を凝縮させたみたいな人ッスね」これは明前。
「いやカンペ御守りはガチww」星丸。
「仲間やん。期末いっしょにがんばろな!」杉山──。
「よろしく♡」
「…………」
天谷は頭を抱え、大神は顔を手で覆い、蜂谷は天城と顔を見合わせて笑いをこらえる。しかし顧問天谷夏子は甘くなかった。
決めた、と声高にさけんだ。
「こんどの期末テスト、赤点科目がひとつでもある子は、関東大会レギュラーから外します。これは顧問命令です!」
「エッ──」
「いいわね大神くん。こればっかりは、学生である以上はテニス優先ってわけにもいかないから!」
「……ま、仕方ないですね」
「あーあー」
「オイまじかよ大神──」
「ええんか、このままやと関東大会辞退もありうるぞ大神ッ」
「助けてください大神部長ォ!」
「バカタレ! それがイヤなら死ぬ気で勉強なさいッ。いいわね!」
「おおお────」
この惨憺たる現状をうけ、才徳テニス部は期末テストまで残り三日。その期間すべてを勉強合宿と題し、テニスはお休み、放課後はこの部室で勉強会が行なわれることとなる。
※
もういやじゃあ、と。
杉山の悲鳴が轟いた。
ちなみに彼が解いているのは数学の練習問題一ページ目の第二問目。あまりの躓きの速さに、となりで監視役につく蜂谷が三度見する。
「なに、もう分かんないの」
「分からへん」
「二問目で躓くようなとこあったか?」
「分からへん」
「どれ……あ、これは三角関数のグラフ問題だからさ、y=sinθの」
「分からへん」
「ダメだこいつ、壊れかけのradioみたくなってる」
一方そのとなりでは、天城が星丸の勉強を見てやっている。星丸の苦手科目は社会科目全般──日本史と世界史、現代社会。ほとんどが暗記物のため、天城は丁寧に暗記カードを作ってやっているのである。
「授業でここ大事って言ってたから、この辺りはよく覚えた方がいいよ。あと世界史はカタカナが多いから、頭で覚えるより身体で覚えな。とにかく書く」
「もうやだあァ──カタカナがゲシュタルト崩壊してきたあァ……たすけて創ちゃあァ……」
「泣くなッ。試合出るんだろ!」
「うぅ……グスッ」
と、泣き出す星丸の対面では、姫川と伊織を相手に勉強を見る大神がいる。姫川の苦手科目は文系全般、伊織は理数系全般という有り様のため、すべてに精通した大神がいっぺんに見てやるということになった。
姫川はとくに英語が嫌いらしく、文法という文字を見るたびに背をのけ反らせて虚空を見つめる。一方の伊織も、数学の公式という文字を見るたびに机にうつ伏せる始末。
開始十分でこの様を見せられた大神は「あのなぁ」と苛立ちを抑えるように眉頭を指で揉んだ。
「勉強や仕事が出来ねえとぬかす奴らは、総じて無駄な時間が長ェんだよ。一分に一回は現実逃避しやがって──いいから問題文をよく見ろ!」
「問題文見たら頭痛くなる病気や」
「おれのからだも限界を告げている──もう無理だ大神、オレはどうすりゃいいんだァ」
「いいか、英語なんてもんは法則が決まってんだ。どちらかというとお前の得意な数学的だぜ、単語さえ覚えればそうむずかしいことじゃねえ」
「単語。単語か! おれそれがなー、覚えらんねんだよな」
「英語の単語なんか雰囲気で覚えたらええねん。ファッキューとかワッツァファックとか」
「んなスラングがテストに出るわけねーだろ。オメーは黙って数学解いてろ、バカ」
「だって分からんねんもん! ア"ーッ」
阿鼻叫喚である。
一方、部室の隅では、赤点をとったとはいえ理由が理由であった倉持と明前は肩を並べて黙々と勉強をする。
ひとりで勉強するとあちこちに気が散ってしまうが、目の前で自分よりできない者たちがいると、それを肴に余裕をもって勉強できることに気が付いた倉持。
にっこりと明前に顔を向けた。
「なんか気分いいなコレ!」
「これぞメシウマってやつッスね」
「でもあと三日だぜ。大丈夫かアレ」
「朝にあんな話があったから俺、今日の昼休みにレギュラー足りねえから関東辞退するって夢見たッス。マジ悪夢でした」
「わ、笑えねえな──」
テストまで、あと三日。
そんな彼らが迎えた十一月も半ばのころ。才徳学園テニス部部室内の上等なテーブルに、一枚の紙が叩きつけられた。
叩きつけるは顧問の天谷夏子。
彼女のとなりには伊織と呆れ果てた顔の大神、明後日の方を向く蜂谷、隅のソファに控えめにちょこんと座る天城がいる。対するその正面には、正座するその他レギュラー陣。
おもむろに天谷が口をひらいた。
「説明してちょうだい」
「…………」
「前回の中間考査で、レギュラー陣の半数以上が赤点科目をとってしまった理由を。ちなみにテニスの練習が大変だったからは理由になりませんなぜなら三人のレギュラーが高得点を叩き出しているから」
有無を言わさぬ圧。
レギュラー陣は互いに顔を見合わせ、続々と口を開いた。トップバッターは背をのけ反らせる姫川だった。
「ヤマを外しましたァ」
「出題範囲まちがえてました」とは、倉持。
「勉強しすぎてテスト寝てたッス」これは明前。
「カンペ失くして暗記物全滅ww」と星丸。
「せやってオレ賢かったことなんか一回もないもん──得意なん歴史くらいやもん……」
と、〆の杉山は絶望の声色で床に五体投地した。
天谷は絶句した。
代わりに、とりあえずの言い分を聞いた大神が、天谷を抑えて前に出る。
「ったく、部長がわざわざ部員の学力の世話までしてやることはねえとおもってたが、ここまでとはな。倉持と明前はなんとでも救いようはあるにしても、……おいそこの三馬鹿。テメーらだよテメーら。このやろう性根から叩き直すぞ!」
「だっていつもならヤマ張りゃなんとかなってたんだよ!」
「いやなんていうかぁ、カンペはあくまでお守りのつもりで用意してただけで──」
「勉強なんかイヤや──勉強なんか……」
「やー、わかるで杉やん。こんなもん向き不向きやんな、ドンマイドンマイ」
と、なぜか伊織は余裕の笑みで杉山の肩を叩く。それもそのはず、彼女は九月から転校してきたので六月におこなわれた才徳の中間考査は受けていないのである。
ズリィよなぁ、と姫川がむくれた。
「おれの勘だと伊織はぜってーこっち側だぜ」
「大阪でのテストはどうだったの」
と、蜂谷。
伊織は照れたようにわらった。
「ッハハ! まあまあまあ」
「ほら見ろこいつぜってーバカだぞwwwww」
「才徳の入学試験があったろ、どうした」大神が問う。
「愛織が教えてくれたヤマが当たった。それだけやないで、死ぬ気で一夜漬け付き合うてくれてお守りカンペまで作ってくれてな。それ持ってテスト挑んだんやんか。あ、もちろん見てへんで? でもあるとメンタルちゃうねんな。ホンマ、愛織様々やったわ」
「すげえ、おれらよりバカじゃん!」と、姫川。
「マジかよ伊織。おまえいつも授業中は寝てるか隠れてなんか食ってるかだから、勉強しなくても出来るやつなのかとおもってたのに──」とは倉持。
「それ本当なの倉持くん!」天谷が悲鳴をあげる。
「この三馬鹿を凝縮させたみたいな人ッスね」これは明前。
「いやカンペ御守りはガチww」星丸。
「仲間やん。期末いっしょにがんばろな!」杉山──。
「よろしく♡」
「…………」
天谷は頭を抱え、大神は顔を手で覆い、蜂谷は天城と顔を見合わせて笑いをこらえる。しかし顧問天谷夏子は甘くなかった。
決めた、と声高にさけんだ。
「こんどの期末テスト、赤点科目がひとつでもある子は、関東大会レギュラーから外します。これは顧問命令です!」
「エッ──」
「いいわね大神くん。こればっかりは、学生である以上はテニス優先ってわけにもいかないから!」
「……ま、仕方ないですね」
「あーあー」
「オイまじかよ大神──」
「ええんか、このままやと関東大会辞退もありうるぞ大神ッ」
「助けてください大神部長ォ!」
「バカタレ! それがイヤなら死ぬ気で勉強なさいッ。いいわね!」
「おおお────」
この惨憺たる現状をうけ、才徳テニス部は期末テストまで残り三日。その期間すべてを勉強合宿と題し、テニスはお休み、放課後はこの部室で勉強会が行なわれることとなる。
※
もういやじゃあ、と。
杉山の悲鳴が轟いた。
ちなみに彼が解いているのは数学の練習問題一ページ目の第二問目。あまりの躓きの速さに、となりで監視役につく蜂谷が三度見する。
「なに、もう分かんないの」
「分からへん」
「二問目で躓くようなとこあったか?」
「分からへん」
「どれ……あ、これは三角関数のグラフ問題だからさ、y=sinθの」
「分からへん」
「ダメだこいつ、壊れかけのradioみたくなってる」
一方そのとなりでは、天城が星丸の勉強を見てやっている。星丸の苦手科目は社会科目全般──日本史と世界史、現代社会。ほとんどが暗記物のため、天城は丁寧に暗記カードを作ってやっているのである。
「授業でここ大事って言ってたから、この辺りはよく覚えた方がいいよ。あと世界史はカタカナが多いから、頭で覚えるより身体で覚えな。とにかく書く」
「もうやだあァ──カタカナがゲシュタルト崩壊してきたあァ……たすけて創ちゃあァ……」
「泣くなッ。試合出るんだろ!」
「うぅ……グスッ」
と、泣き出す星丸の対面では、姫川と伊織を相手に勉強を見る大神がいる。姫川の苦手科目は文系全般、伊織は理数系全般という有り様のため、すべてに精通した大神がいっぺんに見てやるということになった。
姫川はとくに英語が嫌いらしく、文法という文字を見るたびに背をのけ反らせて虚空を見つめる。一方の伊織も、数学の公式という文字を見るたびに机にうつ伏せる始末。
開始十分でこの様を見せられた大神は「あのなぁ」と苛立ちを抑えるように眉頭を指で揉んだ。
「勉強や仕事が出来ねえとぬかす奴らは、総じて無駄な時間が長ェんだよ。一分に一回は現実逃避しやがって──いいから問題文をよく見ろ!」
「問題文見たら頭痛くなる病気や」
「おれのからだも限界を告げている──もう無理だ大神、オレはどうすりゃいいんだァ」
「いいか、英語なんてもんは法則が決まってんだ。どちらかというとお前の得意な数学的だぜ、単語さえ覚えればそうむずかしいことじゃねえ」
「単語。単語か! おれそれがなー、覚えらんねんだよな」
「英語の単語なんか雰囲気で覚えたらええねん。ファッキューとかワッツァファックとか」
「んなスラングがテストに出るわけねーだろ。オメーは黙って数学解いてろ、バカ」
「だって分からんねんもん! ア"ーッ」
阿鼻叫喚である。
一方、部室の隅では、赤点をとったとはいえ理由が理由であった倉持と明前は肩を並べて黙々と勉強をする。
ひとりで勉強するとあちこちに気が散ってしまうが、目の前で自分よりできない者たちがいると、それを肴に余裕をもって勉強できることに気が付いた倉持。
にっこりと明前に顔を向けた。
「なんか気分いいなコレ!」
「これぞメシウマってやつッスね」
「でもあと三日だぜ。大丈夫かアレ」
「朝にあんな話があったから俺、今日の昼休みにレギュラー足りねえから関東辞退するって夢見たッス。マジ悪夢でした」
「わ、笑えねえな──」
テストまで、あと三日。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
想い出と君の狭間で
九条蓮@㊗再重版㊗書籍発売中
青春
約一年前、当時付き合っていた恋人・久瀬玲華から唐突に別れを告げられた相沢翔。玲華から逃げるように東京から引っ越した彼は、田舎町で怠惰な高校生活を送っていた。
夏のある朝、失踪中の有名モデル・雨宮凛(RIN)と偶然出会った事で、彼の日常は一変する。
凛と仲良くなるにつれて蘇ってくる玲華との想い出、彼女の口から度々出てくる『レイカ』という名前、そして唐突にメディアに現れた芸能人REIKA──捨てたはずの想い出が今と交錯し始めて、再び過去と対峙する。
凛と玲華の狭間で揺れ動く翔の想いは⋯⋯?
高校2年の夏休みの最後、白いワンピースを着た天使と出会ってから「俺」の過去と今が動きだす⋯⋯。元カノと今カノの狭間で苦しむ切な系ラブコメディ。
他の男と仲良くしておいて今更幼馴染の俺に告白してきても遅いんだと言いたかったが手遅れなのは俺だった
古野ジョン
青春
俺は幼馴染である朱里のことが好きだった。
けど最近、なんだか朱里は俺の親友(運動部の超イケメン!)と仲良くしている。
二人はお似合いだし、きっとあのまま付き合うんだろう。
そう思うとやるせなく、なんだか気分も憂鬱になるというものだ。
しかしある日、夢の中に神様が現れた。
そいつが言うには「朱里は一か月後に心臓発作で死んでしまう」らしい。
せめて朱里のために、そう思った俺は神様に身代わりを申し出ることにした。
これで何の悔いもなく――などと考えていた矢先、俺は朱里に呼び出されることになる。
えっ? 「ずっと昔から好きでした」だって……?
小説家になろう・ハーメルン・カクヨムにも掲載しています。
初恋 〜3season
茉莉 佳
ライト文芸
「来たわ!」
こちらを向いて明るく放ったその彼女のひと言は、まるで恋の女神様からのお告げの様にも聞こえた。
結核で入院した先のサナトリウムで、初めての恋に落ちた主人公の甲斐ちひろ。
女神のように近寄りがたい、手の届かきそうもない初恋の人と、気になる存在の後輩の間で、行き場のない17歳の性エネルギーを持て余して日々悶々とする、甘酸っぱくも微エロなライト文芸です。
ネットで出会った最強ゲーマーは人見知りなコミュ障で俺だけに懐いてくる美少女でした
黒足袋
青春
インターネット上で†吸血鬼†を自称する最強ゲーマー・ヴァンピィ。
日向太陽はそんなヴァンピィとネット越しに交流する日々を楽しみながら、いつかリアルで会ってみたいと思っていた。
ある日彼はヴァンピィの正体が引きこもり不登校のクラスメイトの少女・月詠夜宵だと知ることになる。
人気コンシューマーゲームである魔法人形(マドール)の実力者として君臨し、ネットの世界で称賛されていた夜宵だが、リアルでは友達もおらず初対面の相手とまともに喋れない人見知りのコミュ障だった。
そんな夜宵はネット上で仲の良かった太陽にだけは心を開き、外の世界へ一緒に出かけようという彼の誘いを受け、不器用ながら交流を始めていく。
太陽も世間知らずで危なっかしい夜宵を守りながら二人の距離は徐々に近づいていく。
青春インターネットラブコメ! ここに開幕!
※表紙イラストは佐倉ツバメ様(@sakura_tsubame)に描いていただきました。
未冠の大器のやり直し
Jaja
青春
中学2年の時に受けた死球のせいで、左手の繊細な感覚がなくなってしまった、主人公。
三振を奪った時のゾクゾクする様な征服感が好きで野球をやっていただけに、未練を残しつつも野球を辞めてダラダラと過ごし30代も後半になった頃に交通事故で死んでしまう。
そして死後の世界で出会ったのは…
これは将来を期待されながらも、怪我で選手生命を絶たれてしまった男のやり直し野球道。
※この作品はカクヨム様にも更新しています。
◆妻が好きすぎてガマンできないっ★
青海
大衆娯楽
R 18バージョンからノーマルバージョンに変更しました。
妻が好きすぎて仕方ない透と泉の結婚生活編です。
https://novel18.syosetu.com/n6601ia/
『大好きなあの人を一生囲って外に出したくない!』
こちらのサイトでエッチな小説を連載してます。
水野泉視点でのお話です。
よろしくどうぞ★
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる