213 / 360
210
しおりを挟む
「しかし他店の手伝いだと安定した収入にはならないんじゃないか?」
「商都にはロクダーリアで商売していた時に取引していた商会がいくつかあります。
商会にとっても信用のある父を必要な期間だけ雇えるのは十分に利点がありますので、長期に渡って仕事が途絶えるということはありません」
「それならいいけど」
「家族のことまで心配して頂きありがとうございます」
布団から出てきて深々と頭を下げるルルカ。
「気にするな。
家族のことを心配しながらだと奉仕にも身が入らないだろうからな」
……ん?
てっきりジト目でもされるかと思ったけど、ルルカは頭を下げたままだ。
「どうしたんだ?」
「申し訳ございません。実は…………」
ルルカはゴルグを飲んでも月に数日間は妊娠する危険性を失念していたことを告白してきた。母親に言われるまで気付かなかったらしい。
「ひょっとしてもう……」
できちゃったとか?
子供とか……自分の結婚すら現実味がない中で完全に想定外だぞ!?
まぁ冷静に考えればそこらの雑貨屋で売られている避妊薬がそれほど完璧な訳がないか。
「いえ、幸いにも直近の危険な時期は実家にいる間でしたし、その前は妊娠しませんでした」
セーフ!
あからさまに喜ぶのはマズイかもしれないけど……別に子供を望んでいる訳ではないし、ルルカの年齢も34歳。高齢出産は避けるべきなのだからまずは良かったでいいだろう。
「今後は危険な時期はしないようにすればいいんだな?」
「はい。申し訳ありません」
「謝ることはない。大事なことだからな。
体調に関することはどんなことでもすぐに言って欲しい」
「わかりました」
ルルカをそっと抱き締める。
……待てよ。
当然ロザリナもだよな。
「ロザリナにも話してくれるか?
こういうことは女性同士のほうがいいだろうし」
「そうですね。話してみます」
ルルカは結婚していたのだから子供が出来てもオッケーだった訳で、その後旦那が亡くなったり俺に買われたり状況に変化があったとはいえ、ゴルグを飲んでも妊娠することを忘れていたとしても不自然なことではない。
しかしロザリナはずっと独身だったのだ。
妊娠すれば冒険者としての活動や生活に支障をきたすのに忘れるなんてあるだろうか?
奴隷という立場上自ら言い出すことができなかったか?
「ツトムさん……」
ルルカが俺の服を脱がしていく。
脱がした服を軽く畳んで脇に置き、立ち上がって自らの服を脱ぎ始めた。
今日は下から脱ぐようで、下半身を露出させたところで引き寄せる。
両手でお尻を揉みながら、ムッチリした太ももに舌を這わせていく。
「んっ……」
ルルカは反応しながらも上半身の服を脱いでいく。
11日ぶりのルルカの白い裸体は以前と変わらずに淫靡な曲線を描いていた。
「さぁ、横になってください」
横になるとルルカが覆い被さってくる。
心地よい重さを感じながらその柔らかい肢体を存分に堪能する。
下半身に手を伸ばしていたルルカはやがてゆっくりと腰を動かし始める。
「……あっ、……んんっ、……ハァハァ…………」
いつもと違い、ルルカは段々と腰の動きを弱めていき、ついには止めてしまう。
もどかしくなってこちらが動こうとするが、ガッチリと抑え込まれていて動けない。
「私がいない間に他の女を抱きましたか?」
俺の耳に顔を近付けて囁いてきた。
「ロザリナ以外は抱いてないぞ」
ルルカは俺の目をジッと覗き込んでいる。
「私がいない間に他の女と親密になりましたか?」
再び耳に囁いてくる。
「なってない。ロザリナの妹と初めて会ったぐらいだ」
また目を見ている……
な、なにこれ? 尋問? 快楽拷問?
「私がいない間にロザリナを何回抱きましたか?」
「10回……ぐらい?」
「私のこともそれぐらい可愛がって頂きませんと…………」
「い、いや、ルルカとはワナークに行く旅程でそれ以上してるから」
「そんな昔のことは忘れました♪」
「ちょっ!?」
ルルカは再び腰を動かし始めた……
…
……
…………
たっぷりと搾り取られ…………気持ち良くなった後、
「そうだ。俺が留守の間にティリアさんから手紙が来てたぞ」
収納から手紙を出してルルカに渡す。
「あら。まだお読みになられていないのですか?」
「ルルカ宛だろうと思ってな」
「そうですか……」
封を開けて目を通している。
この世界の……というよりこの時代の手紙は時代劇に出てくる書状に近い形式だ。
「ティリアさんは何だって?」
ちょっとドキドキしながら聞いてみる。
「新しい王様が即位されたので旦那が王都に帰ってきたのだそうです。
ですのでバルーカに遊びに行くのは延期になってしまうと」
「そ、そうか……」
ティリアさんはしばらく来れないのか。
残念なような……ホッとしたような……?
「(じぃーーーーーーーー)」
そういえばティリアさんは旦那さんがずっと帰ってこなくて寂しがっていたのだったっけ。
旦那さんと一緒の時間を過ごせることはティリアさんにとって良かったと思わないと。
「ルルカはティリアさんの旦那さんとは面識があるのか?」
「ロクダーリアにいた頃に何度か会ったことがある程度ですが」
「ティリアさんがしばらく来れないのなら近い内に王都まで会いに行くか?」
「ツトムさんはそんなにティリアに会いたいのですか?」
なぜそういう捉え方をするんだ!?
「以前にも言ったが、俺がではなくルルカが会いたいだろうと思ってだな……」
「離れた土地で暮らしているのですから頻繁に会う必要はないです」
「しかし王都なんて飛行魔法ですぐなんだし」
「行きませんよ?」
クッ。頑な過ぎるだろう。
「だったらロクダーリアはどうだ?
ルルカにとっては生まれ故郷でもあるのだろう?」
「そうですけど……
ツトムさん、私はロクダーリアを離れてまだ半年も経ってないのですよ?
懐かしくなって行きたくなったとしても、まだまだ先の話です」
「そうか……」
「ハッ!? ま、まさか……
私の友人の中から好みの女性を見つけようとしてるのでは…………」
「そ、そんなことはないぞ!」
「だったらどうして……」
マズイな。
変に誤解されるのを回避するには…………正攻法でいくか。
ルルカの顔をこちらに向かせて至近距離で見つめ合い、
「俺がこんなことを言うのは、またルルカと2人きりで旅がしたいと思ったからなんだ」
「ツトムさん……」
「旅の途中でこうやってルルカとエッチがしたい」
「私もです……」
「ちゃんと言って」
「私も……ツトムさんとた、たくさんエッチがしたいです!」
「ルルカ!」
ルルカを抱き寄せ激しくキスをする。
結構疲れていたけど、もう1回だけ頑張った。
「お帰りなさいませ。ツトム様。ルルカさん」
「ただいま、ロザリナ」
「ロザリナ元気だった?」
「はい。ルルカさんもご家族はいかがでしたか?」
「久し振りに会ったけど皆元気よ」
「それは良かったです」
う~~ん、行きの時は抱き合っていたのに、今は互いに手を握り合っている程度だ。
もっとこう……美女同士が絡み合う姿が見たいものだ。
俺が指示するのが一番簡単なんだが、それだと味気ないというか趣に欠けるというか。
もう少し様子を見て進展がないようなら何か手を打とう。
今日の夕食はルルカも帰ってきたばかりだし外に食べに行くかな。
そんなことを考えていた時である。
「ロザリナ! どういうことなの?!」
ルルカにしては珍しい大きな声が聞こえてきた。
「商都にはロクダーリアで商売していた時に取引していた商会がいくつかあります。
商会にとっても信用のある父を必要な期間だけ雇えるのは十分に利点がありますので、長期に渡って仕事が途絶えるということはありません」
「それならいいけど」
「家族のことまで心配して頂きありがとうございます」
布団から出てきて深々と頭を下げるルルカ。
「気にするな。
家族のことを心配しながらだと奉仕にも身が入らないだろうからな」
……ん?
てっきりジト目でもされるかと思ったけど、ルルカは頭を下げたままだ。
「どうしたんだ?」
「申し訳ございません。実は…………」
ルルカはゴルグを飲んでも月に数日間は妊娠する危険性を失念していたことを告白してきた。母親に言われるまで気付かなかったらしい。
「ひょっとしてもう……」
できちゃったとか?
子供とか……自分の結婚すら現実味がない中で完全に想定外だぞ!?
まぁ冷静に考えればそこらの雑貨屋で売られている避妊薬がそれほど完璧な訳がないか。
「いえ、幸いにも直近の危険な時期は実家にいる間でしたし、その前は妊娠しませんでした」
セーフ!
あからさまに喜ぶのはマズイかもしれないけど……別に子供を望んでいる訳ではないし、ルルカの年齢も34歳。高齢出産は避けるべきなのだからまずは良かったでいいだろう。
「今後は危険な時期はしないようにすればいいんだな?」
「はい。申し訳ありません」
「謝ることはない。大事なことだからな。
体調に関することはどんなことでもすぐに言って欲しい」
「わかりました」
ルルカをそっと抱き締める。
……待てよ。
当然ロザリナもだよな。
「ロザリナにも話してくれるか?
こういうことは女性同士のほうがいいだろうし」
「そうですね。話してみます」
ルルカは結婚していたのだから子供が出来てもオッケーだった訳で、その後旦那が亡くなったり俺に買われたり状況に変化があったとはいえ、ゴルグを飲んでも妊娠することを忘れていたとしても不自然なことではない。
しかしロザリナはずっと独身だったのだ。
妊娠すれば冒険者としての活動や生活に支障をきたすのに忘れるなんてあるだろうか?
奴隷という立場上自ら言い出すことができなかったか?
「ツトムさん……」
ルルカが俺の服を脱がしていく。
脱がした服を軽く畳んで脇に置き、立ち上がって自らの服を脱ぎ始めた。
今日は下から脱ぐようで、下半身を露出させたところで引き寄せる。
両手でお尻を揉みながら、ムッチリした太ももに舌を這わせていく。
「んっ……」
ルルカは反応しながらも上半身の服を脱いでいく。
11日ぶりのルルカの白い裸体は以前と変わらずに淫靡な曲線を描いていた。
「さぁ、横になってください」
横になるとルルカが覆い被さってくる。
心地よい重さを感じながらその柔らかい肢体を存分に堪能する。
下半身に手を伸ばしていたルルカはやがてゆっくりと腰を動かし始める。
「……あっ、……んんっ、……ハァハァ…………」
いつもと違い、ルルカは段々と腰の動きを弱めていき、ついには止めてしまう。
もどかしくなってこちらが動こうとするが、ガッチリと抑え込まれていて動けない。
「私がいない間に他の女を抱きましたか?」
俺の耳に顔を近付けて囁いてきた。
「ロザリナ以外は抱いてないぞ」
ルルカは俺の目をジッと覗き込んでいる。
「私がいない間に他の女と親密になりましたか?」
再び耳に囁いてくる。
「なってない。ロザリナの妹と初めて会ったぐらいだ」
また目を見ている……
な、なにこれ? 尋問? 快楽拷問?
「私がいない間にロザリナを何回抱きましたか?」
「10回……ぐらい?」
「私のこともそれぐらい可愛がって頂きませんと…………」
「い、いや、ルルカとはワナークに行く旅程でそれ以上してるから」
「そんな昔のことは忘れました♪」
「ちょっ!?」
ルルカは再び腰を動かし始めた……
…
……
…………
たっぷりと搾り取られ…………気持ち良くなった後、
「そうだ。俺が留守の間にティリアさんから手紙が来てたぞ」
収納から手紙を出してルルカに渡す。
「あら。まだお読みになられていないのですか?」
「ルルカ宛だろうと思ってな」
「そうですか……」
封を開けて目を通している。
この世界の……というよりこの時代の手紙は時代劇に出てくる書状に近い形式だ。
「ティリアさんは何だって?」
ちょっとドキドキしながら聞いてみる。
「新しい王様が即位されたので旦那が王都に帰ってきたのだそうです。
ですのでバルーカに遊びに行くのは延期になってしまうと」
「そ、そうか……」
ティリアさんはしばらく来れないのか。
残念なような……ホッとしたような……?
「(じぃーーーーーーーー)」
そういえばティリアさんは旦那さんがずっと帰ってこなくて寂しがっていたのだったっけ。
旦那さんと一緒の時間を過ごせることはティリアさんにとって良かったと思わないと。
「ルルカはティリアさんの旦那さんとは面識があるのか?」
「ロクダーリアにいた頃に何度か会ったことがある程度ですが」
「ティリアさんがしばらく来れないのなら近い内に王都まで会いに行くか?」
「ツトムさんはそんなにティリアに会いたいのですか?」
なぜそういう捉え方をするんだ!?
「以前にも言ったが、俺がではなくルルカが会いたいだろうと思ってだな……」
「離れた土地で暮らしているのですから頻繁に会う必要はないです」
「しかし王都なんて飛行魔法ですぐなんだし」
「行きませんよ?」
クッ。頑な過ぎるだろう。
「だったらロクダーリアはどうだ?
ルルカにとっては生まれ故郷でもあるのだろう?」
「そうですけど……
ツトムさん、私はロクダーリアを離れてまだ半年も経ってないのですよ?
懐かしくなって行きたくなったとしても、まだまだ先の話です」
「そうか……」
「ハッ!? ま、まさか……
私の友人の中から好みの女性を見つけようとしてるのでは…………」
「そ、そんなことはないぞ!」
「だったらどうして……」
マズイな。
変に誤解されるのを回避するには…………正攻法でいくか。
ルルカの顔をこちらに向かせて至近距離で見つめ合い、
「俺がこんなことを言うのは、またルルカと2人きりで旅がしたいと思ったからなんだ」
「ツトムさん……」
「旅の途中でこうやってルルカとエッチがしたい」
「私もです……」
「ちゃんと言って」
「私も……ツトムさんとた、たくさんエッチがしたいです!」
「ルルカ!」
ルルカを抱き寄せ激しくキスをする。
結構疲れていたけど、もう1回だけ頑張った。
「お帰りなさいませ。ツトム様。ルルカさん」
「ただいま、ロザリナ」
「ロザリナ元気だった?」
「はい。ルルカさんもご家族はいかがでしたか?」
「久し振りに会ったけど皆元気よ」
「それは良かったです」
う~~ん、行きの時は抱き合っていたのに、今は互いに手を握り合っている程度だ。
もっとこう……美女同士が絡み合う姿が見たいものだ。
俺が指示するのが一番簡単なんだが、それだと味気ないというか趣に欠けるというか。
もう少し様子を見て進展がないようなら何か手を打とう。
今日の夕食はルルカも帰ってきたばかりだし外に食べに行くかな。
そんなことを考えていた時である。
「ロザリナ! どういうことなの?!」
ルルカにしては珍しい大きな声が聞こえてきた。
22
お気に入りに追加
1,583
あなたにおすすめの小説
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
小さな大魔法使いの自分探しの旅 親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします
藤なごみ
ファンタジー
※2024年10月下旬に、第2巻刊行予定です
2024年6月中旬に第一巻が発売されます
2024年6月16日出荷、19日販売となります
発売に伴い、題名を「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、元気いっぱいに無自覚チートで街の人を笑顔にします~」→「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします~」
中世ヨーロッパに似ているようで少し違う世界。
数少ないですが魔法使いがが存在し、様々な魔導具も生産され、人々の生活を支えています。
また、未開発の土地も多く、数多くの冒険者が活動しています
この世界のとある地域では、シェルフィード王国とタターランド帝国という二つの国が争いを続けています
戦争を行る理由は様ながら長年戦争をしては停戦を繰り返していて、今は辛うじて平和な時が訪れています
そんな世界の田舎で、男の子は産まれました
男の子の両親は浪費家で、親の資産を一気に食いつぶしてしまい、あろうことかお金を得るために両親は行商人に幼い男の子を売ってしまいました
男の子は行商人に連れていかれながら街道を進んでいくが、ここで行商人一行が盗賊に襲われます
そして盗賊により行商人一行が殺害される中、男の子にも命の危険が迫ります
絶体絶命の中、男の子の中に眠っていた力が目覚めて……
この物語は、男の子が各地を旅しながら自分というものを探すものです
各地で出会う人との繋がりを通じて、男の子は少しずつ成長していきます
そして、自分の中にある魔法の力と向かいながら、色々な事を覚えていきます
カクヨム様と小説家になろう様にも投稿しております
家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる! ×ランクだと思ってたギフトは、オレだけ使える無敵の能力でした
赤白玉ゆずる
ファンタジー
【10/23コミカライズ開始!】
『勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる!』のコミカライズが連載開始されました!
颯希先生が描いてくださるリュークやアニスたちが本当に素敵なので、是非ご覧になってくださいませ。
【第2巻が発売されました!】
今回も改稿や修正を頑張りましたので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
イラストは蓮禾先生が担当してくださいました。サクヤとポンタ超可愛いですよ。ゾンダールもシブカッコイイです!
素晴らしいイラストの数々が載っておりますので、是非見ていただけたら嬉しいです。
【ストーリー紹介】
幼い頃、孤児院から引き取られた主人公リュークは、養父となった侯爵から酷い扱いを受けていた。
そんなある日、リュークは『スマホ』という史上初の『Xランク』スキルを授かる。
養父は『Xランク』をただの『バツランク』だと馬鹿にし、リュークをきつくぶん殴ったうえ、親子の縁を切って家から追い出す。
だが本当は『Extraランク』という意味で、超絶ぶっちぎりの能力を持っていた。
『スマホ』の能力――それは鑑定、検索、マップ機能、動物の言葉が翻訳ができるほか、他人やモンスターの持つスキル・魔法などをコピーして取得が可能なうえ、写真に撮ったものを現物として出せたり、合成することで強力な魔導装備すら製作できる最凶のものだった。
貴族家から放り出されたリュークは、朱鷺色の髪をした天才美少女剣士アニスと出会う。
『剣姫』の二つ名を持つアニスは雲の上の存在だったが、『スマホ』の力でリュークは成り上がり、徐々にその関係は接近していく。
『スマホ』はリュークの成長とともにさらに進化し、最弱の男はいつしか世界最強の存在へ……。
どん底だった主人公が一発逆転する物語です。
※別小説『ぶっ壊れ錬金術師(チート・アルケミスト)はいつか本気を出してみたい 魔導と科学を極めたら異世界最強になったので、自由気ままに生きていきます』も書いてますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる