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49日目 小説の強み その3

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小説としての強みとして実在感のことを書きました。

けれど、それは漫画やアニメ、映画や舞台でも作り出すことができます。

それならば、はっきりいって漫画でいいのではないか? アニメでいいのではないか? そう思われるかも知れません。

はい、私もそう思っていました。
自分で小説を書くまでは。

だって、どう考えても漫画のほうが読みやすいですし、すぐに楽しめますし、一番いいのはアニメ。
受動的に寝転がって、ぼうっとテレビを見ているだけでいいんですよ。最高じゃないですか。

私がハマったのはソードアート・オンライン。
有名なのは知っていのたですが、どんなものか知らなかった。

まあ、どうせよくある子供が見るような異世界系のやつでしょ、とか思って触れていませんでした。たまに情報を目にすることもあったのでゲームの世界に閉じ込められる、そういう内容だということは自然と得られました。

それでも、初回の放送についても知りませんでしたし、出遅れてしまったものに対しては興味もわかないものです。

みなさんも、知らないアニメだとか、有名だけど見ていないアニメってあると思います。

まあ、私にとってソードアート・オンラインがそんなアニメだったのです。

なんか、再放送がやっていたんですよね。
別に興味もなかったのですが、期待せずに録画して見てみました。

面白い。夢中になって見ました。

でも、それで終わってしまったんです。小説が原作だということすら知らなかった。
無知というのは怖いもので、当時の私は小説を原作にして作られるアニメが多いことを知りませんでした。

というかですね。
もう、ライトノベルとかを読む年齢ではないのです。

そういうのは卒業している歳ですから、知らないのが当たり前、そういう世界です。

まあ、ライトノベル自体、若い頃から読んでいませんでした。あまり積極的ではなかった。

だから、電撃文庫がライトノベルでは大手だとか、電撃大賞なる小説の公募をしていることも知りませんでした。
読んでいないと書きましたが、まったく読んでいないというわけでもありません。読んでいたものもあります。

実際に電撃文庫の本が家にありましたし、巻末には電撃大賞の募集もありました。目に入っていなかったんですね。

興味のないものは目に入らないものです。

どうやって知ったのでしょうね? ソードアート・オンラインには原作の小説があることを知りました。

アニメを見ているのだから、わざわざ原作を読む必要なんてない。この時はそう思っていました。

そういえば、ライトノベルを買って読むことはありませんでしたが、小説家になろうの小説は読んでいたんですよね。

本を買うのはビジネス書とか自己啓発本ばかり。小説を買うことってほとんどなかったですね。

本自体はたくさん読んでいたのですが、ほとんどがビジネス系。

でも、なぜだか、小説家になろうの小説は読んでいた。

それがソードアート・オンラインにどうつながるかと言うと、ちょっと思い出しながらですので、整理しながら書いています。

そう、ソードアート・オンラインが面白いと思ったので、似たようなアニメを求めたのです。

だから、この時はまだ小説のことなんて頭にはありませんでした。読もうと思っていなかった。

ソードアート・オンラインと似たようなアニメはないかと、そのころからアニメのチェックを始め、たまたまオーバーロードを録画していました。

ソードアート・オンラインのように面白いのかな、と思って見たんですよね。

初回・2話・3話くらいを見たでしょうか? 4話目? はっきり覚えていませんが、これくらいを見た時。

とにかく面白い。そして翌週の放送が待ち切れない。早く見たい。

そう思ったんです。あんまりアニメを夢中になってみることはありません。まあ、ハマったというやつですね。

そうしてなぜかネットで検索していました。すると、オーバーロードには原作があるらしい。

なるほど、小説を原作として作られたアニメなのか。
そして、小説家になろうに掲載されていると……。

ちなみに、小説家になろうに掲載されているオーバーロードは書籍版とだいぶ変わっています。内容は別物に近い。

まだ、書籍があるということは知りません。小説家になろうで読めるということを知った段階です。

確か50万字くらいはあったかと思います。

でも今調べてみると前編、後編で合わせて140万字あるけれど……。

当時の自分の感覚としては50万字くらいでした。

まあ、一気読みしたのです。全部を。
一気読みしたので短く感じたのかな? どうなのでしょう?

そうしたらこれ、書籍版と内容が違うだけではなく、途中で更新が止まっているのですよ。明らかに切れている。え? と思うところで止まっている。

長くなったので次回に続きます。
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