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41日目 漫画について その1
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今日は漫画について書いてみようと思います。
日本に生まれて漫画を読んだことがない人はいないかと思います。そのくらい、メジャーな文化であって、私たちに慣れ親しんだものです。
誰しも漫画を書いてみたいと一度くらいは思ったことがあるかもしれませんが、実際にやってみると、恐ろしく難しいことに気がつかされます。
私が漫画を描きたいと思ってしまったのは2022年夏。
きっかけとしてはその直前に、漫画のネームの賞が目につき、ネームくらいなら簡単に書けるだろうと思ってしまったことです。
漫画のネームについて知らない方がいるかもしれませんので、簡単に説明します。
(というか、私もよく知らなかった……。)
ネームは英語の「名前」を連想してしまうと勘違いが起こります。
漫画における専門用語だと思っていただいたほうが理解が早まります。
ネームは漫画の設計図であって、コマ割りとセリフとラフスケッチで構成されたものです。
建築で言ったら設計図のようなもので、ネームを元にして漫画の線画を起こしていきます。
プロの漫画家のネームやアマチュアのネームがネットを検索すると見つかります。
これらを見てみると、落書きのように書かれています。見てしまうと、誰でも書けるのでは?と思ってしまいます。
絵心がなくても、画力が低くても、ネームくらいならなんとかなるのでは? そう思ってしまいます。
ネームの賞に応募するにあたり、脚本は手元にありました。これをコマ割りして、キャラを配置すれば簡単にできあがるだろうと安易に考えました。
けれど、まったくそうではなかったのです。
漫画を作るうえでの基礎知識がなければ、コマ割りひとつできません。構図やカメラワーク、キャラの配置。漫画を1枚絵として見たときの見栄えなどの知識が必要でした。
ネームの書き方を勉強していくと、自ずと漫画の描き方に行き着き、結局ある程度の漫画が描けるようにならないとネームも書けないのだという結論に至りました。
こうして漫画の勉強を始めたのが、2022年夏のころでした。
漫画を描くことが目的ではなく、ネームを書けるようになることが目的でした。
最初はネームの賞に応募するという目標でした。ネームが書けないことが悔しくて、書けるようになりたいという単純な目標に変わっていきました。
この時点での目標は、単に「ネームを書ける自分になる」ことです。
まずはホームページを漁って、徹底的に勉強し、漫画の描き方の本、Youtubeなどを見まくりました。スケッチブックを買ってきて、数冊つぶしました。
液晶ペンタブレットはいつ買ったのだろう? 気がついたらありました(笑)
漫画を描くためのソフトCLIP STUDIO PAINT EXも買いました。
なぜかAppl Pencilも買ったり。でもiPadが普通のやつだったので、あまり活躍しませんでした。iPad Proでないと厳しそうだと感じました。(iPad Proは高いんですよね……)
まあ、こんな感じに、誰しも最初は馬鹿みたいに夢中になってやるものでしょう。
最初に道具を揃えたり……ね? みなさんも経験ありますよね?
Gペンや丸ペン、漫画原稿用紙などのアナログ機材も揃えようと思いましたが、まだそのレベルではなかったので、こちらは保留にしていました。
液晶ペンタブレットを使ったら、「これ、絶対デジタルだな」と思いましたので買わなくて良かったかと思います。
こんなふうに、一生懸命に取り組み……。
結論を書くと、半年で挫折しました。(半年は一生懸命やりましたよ)
液晶ペンタブレットはケーブルを外され、埃をかぶり……。
それで半年で挫折しましたが、2024年の最近になってまた漫画を描けるようになりたいという気持ちが再燃してきました。
2022年の時にも、実はひそかに抱いていた野望がありました。
それは、自分の小説を漫画で描いてみる、ということでした。
続きは明日に書こうと思います。
私が漫画に挑戦する話というより、「漫画って恐ろしく難しいよな……」という内容になるかと思います。
とんでもなく深い沼に足を踏み入れてしまっていないか?という話です。
日本に生まれて漫画を読んだことがない人はいないかと思います。そのくらい、メジャーな文化であって、私たちに慣れ親しんだものです。
誰しも漫画を書いてみたいと一度くらいは思ったことがあるかもしれませんが、実際にやってみると、恐ろしく難しいことに気がつかされます。
私が漫画を描きたいと思ってしまったのは2022年夏。
きっかけとしてはその直前に、漫画のネームの賞が目につき、ネームくらいなら簡単に書けるだろうと思ってしまったことです。
漫画のネームについて知らない方がいるかもしれませんので、簡単に説明します。
(というか、私もよく知らなかった……。)
ネームは英語の「名前」を連想してしまうと勘違いが起こります。
漫画における専門用語だと思っていただいたほうが理解が早まります。
ネームは漫画の設計図であって、コマ割りとセリフとラフスケッチで構成されたものです。
建築で言ったら設計図のようなもので、ネームを元にして漫画の線画を起こしていきます。
プロの漫画家のネームやアマチュアのネームがネットを検索すると見つかります。
これらを見てみると、落書きのように書かれています。見てしまうと、誰でも書けるのでは?と思ってしまいます。
絵心がなくても、画力が低くても、ネームくらいならなんとかなるのでは? そう思ってしまいます。
ネームの賞に応募するにあたり、脚本は手元にありました。これをコマ割りして、キャラを配置すれば簡単にできあがるだろうと安易に考えました。
けれど、まったくそうではなかったのです。
漫画を作るうえでの基礎知識がなければ、コマ割りひとつできません。構図やカメラワーク、キャラの配置。漫画を1枚絵として見たときの見栄えなどの知識が必要でした。
ネームの書き方を勉強していくと、自ずと漫画の描き方に行き着き、結局ある程度の漫画が描けるようにならないとネームも書けないのだという結論に至りました。
こうして漫画の勉強を始めたのが、2022年夏のころでした。
漫画を描くことが目的ではなく、ネームを書けるようになることが目的でした。
最初はネームの賞に応募するという目標でした。ネームが書けないことが悔しくて、書けるようになりたいという単純な目標に変わっていきました。
この時点での目標は、単に「ネームを書ける自分になる」ことです。
まずはホームページを漁って、徹底的に勉強し、漫画の描き方の本、Youtubeなどを見まくりました。スケッチブックを買ってきて、数冊つぶしました。
液晶ペンタブレットはいつ買ったのだろう? 気がついたらありました(笑)
漫画を描くためのソフトCLIP STUDIO PAINT EXも買いました。
なぜかAppl Pencilも買ったり。でもiPadが普通のやつだったので、あまり活躍しませんでした。iPad Proでないと厳しそうだと感じました。(iPad Proは高いんですよね……)
まあ、こんな感じに、誰しも最初は馬鹿みたいに夢中になってやるものでしょう。
最初に道具を揃えたり……ね? みなさんも経験ありますよね?
Gペンや丸ペン、漫画原稿用紙などのアナログ機材も揃えようと思いましたが、まだそのレベルではなかったので、こちらは保留にしていました。
液晶ペンタブレットを使ったら、「これ、絶対デジタルだな」と思いましたので買わなくて良かったかと思います。
こんなふうに、一生懸命に取り組み……。
結論を書くと、半年で挫折しました。(半年は一生懸命やりましたよ)
液晶ペンタブレットはケーブルを外され、埃をかぶり……。
それで半年で挫折しましたが、2024年の最近になってまた漫画を描けるようになりたいという気持ちが再燃してきました。
2022年の時にも、実はひそかに抱いていた野望がありました。
それは、自分の小説を漫画で描いてみる、ということでした。
続きは明日に書こうと思います。
私が漫画に挑戦する話というより、「漫画って恐ろしく難しいよな……」という内容になるかと思います。
とんでもなく深い沼に足を踏み入れてしまっていないか?という話です。
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