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36日目 最近のAIについて思うこと
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今日は2024年5月18日。
実用化できるレベルのAIの発展が目覚ましいです。
私もChatGPTはプログラミングに使っています。自分のプログラミングレベルを伝えるのは難しいですが、まあ、それなりです。
小学生の頃からずっとやってきましたので、それなりです。
でもそれなりじゃあ、わからないですよね。説明のしようがない気も。
ただ、最近は仕事としてはやめてしまっています。ほぼ、趣味のレベルになっています。
資格を取ろうと頑張っていたときもあったのですが、取得した情報セキュリティスペシャリストが廃止されてしまったあたりから、興味を失いました。
コンピュータの世界は移り変わりが激しいので、仕方のないことなのですけどね。
応用情報技術者やデータベーススペシャリストも取得していますが、もう何年も前の話ですので、とりあえず持ってます程度のものです。
それよりも、最新の技術ですよ。AIがやばいですね。
今も趣味のレベルではプログラミングをしています。ちょっとしたマクロを組んでみたりすることがあるのですが、誰でもできるような簡単な作業であっても、忘れてしまっているメソッドとかがあって面倒に感じることがあります。
そういった作業をChatGPTにやらせると速いんです。面倒な雑用レベルの、ちょっとしたものならすぐに書いてくれます。
やはり役に立つからこそのAIです。まだ使っていない方も、役に立つということを実感したら使われると思います。
もちろん、現在のAIには欠点もあります。
出力されるのはたくさんの平均値を算出したものなので、小説などを書かせると面白くありません。文章はしっかりしていますが、中身は当たり障りのないものです。
これは平均値にしてしまうことで、無難なものしか生まれてこないからかもしれません。
一方でイラスト生成AIは異なります。
こちらも平均値を算出しているのですが、出力されるイラストのクオリティがとんでもなく高いです。
この差はいったいなんなのでしょうね?
ChatGPTが出力する小説はおよそ売り物にはならないと思います。
ところがイラスト生成AIが出力する絵はそのまま商品になりそうなレベルです。絵を描く人たちが脅威に感じるのも頷けます。
いずれはChatGPTも面白い小説が書けるようになるのかもしれませんが、今のところは、その片鱗はわずかなかけらほども見られません。まあ、はっきり言ってゼロです。今現在の可能性で言えばですが。今とは違う技術革新が必要なのは間違いありません。もちろん、絶対に無理という意味ではなくて、現在のこの仕組みではおそらく無理だろうという意味です。
しかし、イラストは違うのです。
Karitaという絵を描くソフトがあるのですが、AIを組み込むことで、人間が書いた落書きをリアルタイムに修正することができるようです。
また、人間が書いた漫画(プロのもの)を彩色するようなAIもあります。今の漫画はほとんどが白黒ですが。過去の漫画も含め、全部フルカラーにできてしまうかもしれません。
AIは動画やアニメの制作現場でも使われそうです。すでにクオリティの高い実写動画やアニメがテスト的に作られており、Youtubeに投稿している人もいます。
実用化されるのはおそらくそんなに時間はかからないと思います。
イラストやアニメーションに携わっているとしたら、AIを使わなくてはならないと感じるでしょうし、私なら使ってみたいという気持ちが80から90くらいあります。
ところがです。
小説を書かせるとなると、まったく違うわけです。
AIに小説を書かせたいだとか、AIが書いた小説を読みたいかと言われたら、まだそれに値するような価値を生み出していないように思います。
使いたい度、ゼロ。完全にゼロです。
この差はなんなのでしょうね?
イラスト生成AIについては中身をよく知らないのですが、ChatGPTに関しては内部で大規模言語モデルを使用しています。
この大規模言語モデルというのは面白くて、こんな仕組みで知能的な表現ができるとはとても思えない理論です。(私も専門家ではないので詳しくは知らないですよ)
とにかく大量にデータをぶちこんで平均値っぽいものを算出したら、なんだか人間の知能っぽく見えるものが出てきた、とこんな感じでしょうか。とても乱暴に説明していますが。
この平均値にするということとの相性がいいのがプログラミングやイラストなのかもしれません。あと、事務的な文章を書かせると使えますね。メールの定型文だとか。とにかく、平均値に強いわけです。
一方で、『面白い小説』に限って言うと、平均値との相性がよくないのでしょうか? まったくだめなんですよね。
イラストは上手な絵をミックスしていくと上手な絵が生まれ、小説はそうならないようです。
こんな感じに考えてみました。
イラストの場合は、美味しい果物をいろいろ混ぜてジュースにしたようなもの。
小説の場合は、カレーやラーメンやとんかつ定食などをミキサーに入れ、混ぜ合わせてしまったようなもの。
こう考えるとしたら、根本的な技術革新がない限り、AIによる面白い小説は生まれてこないかもしれません。
実用化できるレベルのAIの発展が目覚ましいです。
私もChatGPTはプログラミングに使っています。自分のプログラミングレベルを伝えるのは難しいですが、まあ、それなりです。
小学生の頃からずっとやってきましたので、それなりです。
でもそれなりじゃあ、わからないですよね。説明のしようがない気も。
ただ、最近は仕事としてはやめてしまっています。ほぼ、趣味のレベルになっています。
資格を取ろうと頑張っていたときもあったのですが、取得した情報セキュリティスペシャリストが廃止されてしまったあたりから、興味を失いました。
コンピュータの世界は移り変わりが激しいので、仕方のないことなのですけどね。
応用情報技術者やデータベーススペシャリストも取得していますが、もう何年も前の話ですので、とりあえず持ってます程度のものです。
それよりも、最新の技術ですよ。AIがやばいですね。
今も趣味のレベルではプログラミングをしています。ちょっとしたマクロを組んでみたりすることがあるのですが、誰でもできるような簡単な作業であっても、忘れてしまっているメソッドとかがあって面倒に感じることがあります。
そういった作業をChatGPTにやらせると速いんです。面倒な雑用レベルの、ちょっとしたものならすぐに書いてくれます。
やはり役に立つからこそのAIです。まだ使っていない方も、役に立つということを実感したら使われると思います。
もちろん、現在のAIには欠点もあります。
出力されるのはたくさんの平均値を算出したものなので、小説などを書かせると面白くありません。文章はしっかりしていますが、中身は当たり障りのないものです。
これは平均値にしてしまうことで、無難なものしか生まれてこないからかもしれません。
一方でイラスト生成AIは異なります。
こちらも平均値を算出しているのですが、出力されるイラストのクオリティがとんでもなく高いです。
この差はいったいなんなのでしょうね?
ChatGPTが出力する小説はおよそ売り物にはならないと思います。
ところがイラスト生成AIが出力する絵はそのまま商品になりそうなレベルです。絵を描く人たちが脅威に感じるのも頷けます。
いずれはChatGPTも面白い小説が書けるようになるのかもしれませんが、今のところは、その片鱗はわずかなかけらほども見られません。まあ、はっきり言ってゼロです。今現在の可能性で言えばですが。今とは違う技術革新が必要なのは間違いありません。もちろん、絶対に無理という意味ではなくて、現在のこの仕組みではおそらく無理だろうという意味です。
しかし、イラストは違うのです。
Karitaという絵を描くソフトがあるのですが、AIを組み込むことで、人間が書いた落書きをリアルタイムに修正することができるようです。
また、人間が書いた漫画(プロのもの)を彩色するようなAIもあります。今の漫画はほとんどが白黒ですが。過去の漫画も含め、全部フルカラーにできてしまうかもしれません。
AIは動画やアニメの制作現場でも使われそうです。すでにクオリティの高い実写動画やアニメがテスト的に作られており、Youtubeに投稿している人もいます。
実用化されるのはおそらくそんなに時間はかからないと思います。
イラストやアニメーションに携わっているとしたら、AIを使わなくてはならないと感じるでしょうし、私なら使ってみたいという気持ちが80から90くらいあります。
ところがです。
小説を書かせるとなると、まったく違うわけです。
AIに小説を書かせたいだとか、AIが書いた小説を読みたいかと言われたら、まだそれに値するような価値を生み出していないように思います。
使いたい度、ゼロ。完全にゼロです。
この差はなんなのでしょうね?
イラスト生成AIについては中身をよく知らないのですが、ChatGPTに関しては内部で大規模言語モデルを使用しています。
この大規模言語モデルというのは面白くて、こんな仕組みで知能的な表現ができるとはとても思えない理論です。(私も専門家ではないので詳しくは知らないですよ)
とにかく大量にデータをぶちこんで平均値っぽいものを算出したら、なんだか人間の知能っぽく見えるものが出てきた、とこんな感じでしょうか。とても乱暴に説明していますが。
この平均値にするということとの相性がいいのがプログラミングやイラストなのかもしれません。あと、事務的な文章を書かせると使えますね。メールの定型文だとか。とにかく、平均値に強いわけです。
一方で、『面白い小説』に限って言うと、平均値との相性がよくないのでしょうか? まったくだめなんですよね。
イラストは上手な絵をミックスしていくと上手な絵が生まれ、小説はそうならないようです。
こんな感じに考えてみました。
イラストの場合は、美味しい果物をいろいろ混ぜてジュースにしたようなもの。
小説の場合は、カレーやラーメンやとんかつ定食などをミキサーに入れ、混ぜ合わせてしまったようなもの。
こう考えるとしたら、根本的な技術革新がない限り、AIによる面白い小説は生まれてこないかもしれません。
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