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4日目 なぜ3日坊主になるのか?
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さて、タイトルには4日目とあります。
なので、これを読んでいる読者は4日目だと信じているはずでしょう。
このエッセイは書いてすぐに投稿しているわけではありません。
ある程度書き溜めて、記事数がまとまってから投稿を始めました。
1~3日目は毎日1記事ずつ書きました。
3日目と4日目、この記事の間にはどのくらいの日数を挟んでいると思いますか?
2ヶ月弱です。
うむ。
すがすがしいほどの3日坊主となりました。
では、なんで3日坊主になってしまったかというと、わかりません。
わからないのです。
正直に告白すると、単純に忘れていました。違うことをやっていて、このエッセイの存在を失念しておりました。
この間はわりと小説やその他の原稿が進んでいて、そっちに労力を注いでいました。このコラムを書くことは重要なことではなく、後回しにされていただけでした。
……という言い訳。
それで、なぜここまま辞めてしまわずにまたこのコラムに戻ってきたかと言いますと、カクヨムを開いたときに書きかけていたこのタイトルが目につきまして、続きを書き始めてみたら楽しかったからです。
どうして楽しいかというと、適当にキーボードを叩いているだけだからです。なにかすごいものを書こうだとか面白いものを書こうだとかいう気負いがなく、思うまま気のままにキーボードを叩いているだけでいいからです。
すなわち、思考の垂れ流しです。
この思考の垂れ流しが、何が楽しいのかわからないのですが、楽しいと感じます。
VTuverの『しぐれうい』さんがトークライブの中で、おしゃべりが楽しくていつまでもしゃべっていられる、とおっしゃっていました。
私は無口なタイプで、他人との会話が楽しいとは思わないタイプです。
私にはおしゃべりなんてとても無理だと思っていたのですが、ここで今書いているような思考の垂れ流しが、しぐれういさんが言うところのおしゃべりに近いのかもしれません。
たぶん、これが楽しさの理由なのでしょう。
意外な発見です。
ところで、これを読んでいる人は面白いのでしょうか?
(★を押していただけると、助かります。★がなかったら、まあつまらないのでしょうね……)
書いている私は、何も考えずに手を止めずにキーボードを打っているだけです。
本当に思考の垂れ流しですね。
読んでいる人は面白いのでしょうか。
まあ、別につまらなくてもいいのでしょう。
私が楽しければそれでいいのだ。と、開き直ります。
それでここまで書いてタイトルを見直してみたのですが、「なぜ3日坊主になるのか?」とありました。
忘れていました。ごめんなさい。
せっかくなので、なぜ3日坊主になるのかを考えてみることにします。
というか、3日坊主が悪いわけではないと思います。
そもそも私たちは、3日坊主がよくないという思いがあるのではないでしょうか? 3日坊主になったっていいじゃないか。
実際に、3日坊主とはいえ途中まで書いた記事があって、それが目についてまたこうして記事を書くことを始めることができたわけです。
つまり、最初の3日坊主がなかったとしたら、何もないゼロの状態だったわけです。何もなかったら、このコラムを続けていません。無ではなく、小さな種があったから、こうして続きを書くことができています。
さて、最初の命題。
「なぜ3日坊主になるのか?」
まず、物事を始める前はゼロの状態です。何もない状態です。
ゼロから物を生み出す、もしくは行動を始める、あるいは習慣化したいことを始めるわけです。
例えばジョギング。
ろくに走ったこともない状態から始めます。
最初は新鮮な体験として、私達の脳は気分良く動いてくれます。脳は新しい体験が好きですから、がんばろうという気持ちで動けます。
ところが、です。
脳には別の側面もあります。
私たちの脳は思いどおりには動いてくれません。
こいつ、今までの習慣に戻ろうとしやがるのです。
つまり、走っていない状態に戻ろうとしてきます。
それでもいいのです。
3日坊主になってもいい。
ジョギングを始めたことがない状態から、走ったのだという経験が手に入ります。
最初の3日はトライアルです。『本当にあなたはそれをやりたいの?』と神様から問いかけられているのです。
それが本当に自分がやりたいことなのか、胸に手を当てて考えてみます。
うん。
面倒。
別にやりたいことじゃない。
こうして私はジョギングという習慣を諦めた、という過去があります。
ちなみに、私の場合は半年間くらい続きました。
3日坊主ではなく半年坊主です。
走ったコースや距離をアプリで記録してました。けっこうジョギングにハマっていたのですよ。
優秀じゃない?
やめた理由は、季節です。
冬に走るのって辛いじゃん。
だって、寒いんだもん。
ジョギングはもういいや、となりました。それが本当にやりたいことなのか、と問われたら、他にやりたいことがあるからね、と拗ねながら応えます。
気がついたのですが、「なぜ3日坊主になるのか?」の答えにはなっていませんね。
まあ、脳の仕組みがそうなっているというのが答えです。
抵抗するから苦しくなるのであって、3日坊主という性質を理解して受け入れていきましょうということ。
物事を始める時は、がんばりや、やる気で駆動できます。
習慣化する時は、このがんばろうとする気持ちや、やる気は逆に抵抗を生んでしまいます。
習慣化するフェーズというものがあって、このフェーズに入ったら、がんばろうとしてはいけないようです。惰性を使って、脳のオートモードで行動していきます。脳には思考を使わず、自動で運転できる機能が備わっています。
最近の車は自動運転の開発が盛んですね。実は脳には最初からあるんですよ、自動運転機能。知ってましたか? 知らなかったら人生を損しています。
習慣化する方法についてはどこかで別に書こうと思います。興味がある方はネットなどで自分で調べてみてください。
まあ、3日坊主に抵抗しないことですね。
抵抗したら苦しくなるだけです。
なので、これを読んでいる読者は4日目だと信じているはずでしょう。
このエッセイは書いてすぐに投稿しているわけではありません。
ある程度書き溜めて、記事数がまとまってから投稿を始めました。
1~3日目は毎日1記事ずつ書きました。
3日目と4日目、この記事の間にはどのくらいの日数を挟んでいると思いますか?
2ヶ月弱です。
うむ。
すがすがしいほどの3日坊主となりました。
では、なんで3日坊主になってしまったかというと、わかりません。
わからないのです。
正直に告白すると、単純に忘れていました。違うことをやっていて、このエッセイの存在を失念しておりました。
この間はわりと小説やその他の原稿が進んでいて、そっちに労力を注いでいました。このコラムを書くことは重要なことではなく、後回しにされていただけでした。
……という言い訳。
それで、なぜここまま辞めてしまわずにまたこのコラムに戻ってきたかと言いますと、カクヨムを開いたときに書きかけていたこのタイトルが目につきまして、続きを書き始めてみたら楽しかったからです。
どうして楽しいかというと、適当にキーボードを叩いているだけだからです。なにかすごいものを書こうだとか面白いものを書こうだとかいう気負いがなく、思うまま気のままにキーボードを叩いているだけでいいからです。
すなわち、思考の垂れ流しです。
この思考の垂れ流しが、何が楽しいのかわからないのですが、楽しいと感じます。
VTuverの『しぐれうい』さんがトークライブの中で、おしゃべりが楽しくていつまでもしゃべっていられる、とおっしゃっていました。
私は無口なタイプで、他人との会話が楽しいとは思わないタイプです。
私にはおしゃべりなんてとても無理だと思っていたのですが、ここで今書いているような思考の垂れ流しが、しぐれういさんが言うところのおしゃべりに近いのかもしれません。
たぶん、これが楽しさの理由なのでしょう。
意外な発見です。
ところで、これを読んでいる人は面白いのでしょうか?
(★を押していただけると、助かります。★がなかったら、まあつまらないのでしょうね……)
書いている私は、何も考えずに手を止めずにキーボードを打っているだけです。
本当に思考の垂れ流しですね。
読んでいる人は面白いのでしょうか。
まあ、別につまらなくてもいいのでしょう。
私が楽しければそれでいいのだ。と、開き直ります。
それでここまで書いてタイトルを見直してみたのですが、「なぜ3日坊主になるのか?」とありました。
忘れていました。ごめんなさい。
せっかくなので、なぜ3日坊主になるのかを考えてみることにします。
というか、3日坊主が悪いわけではないと思います。
そもそも私たちは、3日坊主がよくないという思いがあるのではないでしょうか? 3日坊主になったっていいじゃないか。
実際に、3日坊主とはいえ途中まで書いた記事があって、それが目についてまたこうして記事を書くことを始めることができたわけです。
つまり、最初の3日坊主がなかったとしたら、何もないゼロの状態だったわけです。何もなかったら、このコラムを続けていません。無ではなく、小さな種があったから、こうして続きを書くことができています。
さて、最初の命題。
「なぜ3日坊主になるのか?」
まず、物事を始める前はゼロの状態です。何もない状態です。
ゼロから物を生み出す、もしくは行動を始める、あるいは習慣化したいことを始めるわけです。
例えばジョギング。
ろくに走ったこともない状態から始めます。
最初は新鮮な体験として、私達の脳は気分良く動いてくれます。脳は新しい体験が好きですから、がんばろうという気持ちで動けます。
ところが、です。
脳には別の側面もあります。
私たちの脳は思いどおりには動いてくれません。
こいつ、今までの習慣に戻ろうとしやがるのです。
つまり、走っていない状態に戻ろうとしてきます。
それでもいいのです。
3日坊主になってもいい。
ジョギングを始めたことがない状態から、走ったのだという経験が手に入ります。
最初の3日はトライアルです。『本当にあなたはそれをやりたいの?』と神様から問いかけられているのです。
それが本当に自分がやりたいことなのか、胸に手を当てて考えてみます。
うん。
面倒。
別にやりたいことじゃない。
こうして私はジョギングという習慣を諦めた、という過去があります。
ちなみに、私の場合は半年間くらい続きました。
3日坊主ではなく半年坊主です。
走ったコースや距離をアプリで記録してました。けっこうジョギングにハマっていたのですよ。
優秀じゃない?
やめた理由は、季節です。
冬に走るのって辛いじゃん。
だって、寒いんだもん。
ジョギングはもういいや、となりました。それが本当にやりたいことなのか、と問われたら、他にやりたいことがあるからね、と拗ねながら応えます。
気がついたのですが、「なぜ3日坊主になるのか?」の答えにはなっていませんね。
まあ、脳の仕組みがそうなっているというのが答えです。
抵抗するから苦しくなるのであって、3日坊主という性質を理解して受け入れていきましょうということ。
物事を始める時は、がんばりや、やる気で駆動できます。
習慣化する時は、このがんばろうとする気持ちや、やる気は逆に抵抗を生んでしまいます。
習慣化するフェーズというものがあって、このフェーズに入ったら、がんばろうとしてはいけないようです。惰性を使って、脳のオートモードで行動していきます。脳には思考を使わず、自動で運転できる機能が備わっています。
最近の車は自動運転の開発が盛んですね。実は脳には最初からあるんですよ、自動運転機能。知ってましたか? 知らなかったら人生を損しています。
習慣化する方法についてはどこかで別に書こうと思います。興味がある方はネットなどで自分で調べてみてください。
まあ、3日坊主に抵抗しないことですね。
抵抗したら苦しくなるだけです。
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