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03 正論だけど切れ味が鋭すぎる
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「……クラウス」
目の前で足を止めた男を見上げて名前を口にすれば、眼鏡の奥で鋭い眼光を放つ黒色の瞳が、エルダの足元から頭までをねめつけるように見やる。そして険しく眉根を寄せた。
隠そうともしない不愉快そうな顔を真正面から受けてしまい、思わず視線をそらした。
「ひどい姿だな」
「任務帰りなんだから、仕方ないじゃない」
「だったらせめて着替えてきたらどうだ。見苦しい。それほど手こずる相手だったのか?」
(見苦しいときた!)
バッサリと斬り捨てられた。しかしそれもごもっともで言い返せない。
すっかり焼けてみすぼらしくなった団服のパンツと、煤に汚れて黒ずんだ脚元にやたらと視線を感じる。チラリと伺い見るとクラウスの眉間はより一層険しさを増していて、射抜かんばかりとはまさにこういうことを言うのだろうといった目つきで脚元を凝視している。
確かにその通りではあるが、そんなにおっかない目をしなくてもいいじゃないか。なんて心の中だけで愚痴っておく。
怖くて直接なんて言えやしない。
そしてエルダに向けられていた視線が、今度はジロリとライナルトに向いた。
周囲が息をひそめるように二人のやり取りを見守っている中、促されたライナルトが「げっ」と小さく肩を跳ねさせる。
「あー……大した魔物じゃなかった。エルダがまたど真ん中に特攻しただけだ」
そうではあるのだが、今はもうすこし取り繕ってほしかった。その意を込めてすがるように視線を向けたら、巻き込まないでくれとばかりにスーッと目をそらされる。隊長もうちょっと頑張ってくれ。
だってそんなことを言ったら、ほら――。
「どうしてそんな愚直な戦法を取るんだ?」
(愚直!)
これ以上深くなりようがないと思えた眉間の皺がさらに濃くなった。
クラウスが明らかに馬鹿を見る目をして見下ろしてくる。言っていることは間違いないのだが、そんな言い方しなくたっていいじゃないかとも思う。エルダは口を尖らせたが真っ当な指摘に目が泳いだ。
「べつにいいでしょう? クラウスには関係ない」
「――……っ」
「じゃあ」
なおもなにか言いたげな顔をしていたが、エルダは構わず背を向けた。食堂をあとにしてしばらく黙々と進んでから、足を止める。そうして大きく息を吐いたら、全身の力が抜けるようだった。
思っていた以上に身体に力が入っていたらしい。
「ああ、びっくりした……」
まさかあそこで鉢合わせるとは予想外だった。
そして追ってくる足音に振り返れば、なんとも微妙な顔をしたライナルトがいた。
「すみません、気まずかったですよね。周りのみんなにも悪いことをしました」
「いい。気にするな」
とはいえ、多少は物申したい。
「でも隊長はもうちょっと庇ってくれてもいいじゃないですか。あの眉間の皺見ました?」
「俺は事実を言っただけだからな? あいつ本当におっかないんだから勘弁してくれ」
仮にも隊長だというのに。
ちょっと鬼眼鏡の名が轟きすぎではないだろうか。
「お昼も逃しちゃいました」
グゥと鳴るお腹をさする。だが、もうなにも食べる気にはならなかった。
ここでふと、自分を追って食堂を出てきただろうライナルトを見上げる。
「私のせいで隊長も食べ損ねてしまいましたね」
「だから気にすんなって。ほら、これはエルダの分」
ガサリと紙袋を差し出された。中を覗くとハムとチーズのサンドイッチが入っている。
「食堂で貰ってきてくれたんですか?」
「だって腹減るだろ?」
「ありがとうございます」
食欲の失せた身体にはこのくらいの軽食で十分だ。
なんとありがたい差し入れだろうか。部下にこういった気遣いができるところはさすが隊長である。
「誰かさんのおかげでもう任務は終わったからな。午後はみっちり訓練に充てるぞ」
「ええ……そこはしっかり休むぞ! じゃないんですね」
げんなりとして言えば、呆れを含ませたような目を向けられた。
「その誰かさんに、隊の連携を、改めてみっちり教え込まないといけないからな」
「いたたたたた」
ぐりぐりと眉間に指を押し付けられながら、お前がなにを言うんだとばかりにひとことひとこと強調しながら告げられる。
サンドイッチを頬張りながら、エルダは渋々と訓練場に向かった。
ディモス帝国魔術師団は、実戦部隊と研究職の二つに分かれる。
実戦部隊はその名の通り魔物の討伐を主とし、攻撃に特化した魔術を扱い日々訓練に励むのだ。
魔物とは森で発生する瘴気に充てられ、肉体と魔力が大きく変異した生き物とされている。
その生態などはいまだ解明されていないことが多いが、魔物となってしまった生き物は凶暴性も増し、見境なく人を襲うため発見次第討伐を余儀なくされる。
種によっては騎士団とも連携し臨機応変に駆り出されるのが実戦部隊だ。
部隊は第一から第五まであり、エルダの所属する第二実戦部隊を率いる隊長がライナルトである。
隊長職という以外にも、本来は気軽に名前など呼べない肩書きを持っているのだが――本人が大変気さくで面倒見もよく、隊にいる限り遠慮は無用とのことで、畏まった場以外ではライナルト隊長または隊長とみんな呼んでいる。おかげでとても居心地のいい隊だと思う。
対して、白衣を羽織っていたクラウスは見た目の通りの研究職。第一研究課研究員だ。
研究課は第一から第三に分かれていて、それぞれ魔術や魔物について日夜様々なことを研究している。
そんなクラウスとは、顔を合わせるたびに先ほどの有様だ。
どうしても険悪な空気になってしまう。
お互いどうにも会話に棘がある。
毎度となれば周囲もさすがに気付いていて、エルダとクラウスの仲の悪さは周知のものとなっていた。それに関してはエルダ自身みんなに本当に申し訳ないと思っている。
今や魔術師団内では『この二人を鉢合わせるな』が暗黙の了解となるほどだった。
目の前で足を止めた男を見上げて名前を口にすれば、眼鏡の奥で鋭い眼光を放つ黒色の瞳が、エルダの足元から頭までをねめつけるように見やる。そして険しく眉根を寄せた。
隠そうともしない不愉快そうな顔を真正面から受けてしまい、思わず視線をそらした。
「ひどい姿だな」
「任務帰りなんだから、仕方ないじゃない」
「だったらせめて着替えてきたらどうだ。見苦しい。それほど手こずる相手だったのか?」
(見苦しいときた!)
バッサリと斬り捨てられた。しかしそれもごもっともで言い返せない。
すっかり焼けてみすぼらしくなった団服のパンツと、煤に汚れて黒ずんだ脚元にやたらと視線を感じる。チラリと伺い見るとクラウスの眉間はより一層険しさを増していて、射抜かんばかりとはまさにこういうことを言うのだろうといった目つきで脚元を凝視している。
確かにその通りではあるが、そんなにおっかない目をしなくてもいいじゃないか。なんて心の中だけで愚痴っておく。
怖くて直接なんて言えやしない。
そしてエルダに向けられていた視線が、今度はジロリとライナルトに向いた。
周囲が息をひそめるように二人のやり取りを見守っている中、促されたライナルトが「げっ」と小さく肩を跳ねさせる。
「あー……大した魔物じゃなかった。エルダがまたど真ん中に特攻しただけだ」
そうではあるのだが、今はもうすこし取り繕ってほしかった。その意を込めてすがるように視線を向けたら、巻き込まないでくれとばかりにスーッと目をそらされる。隊長もうちょっと頑張ってくれ。
だってそんなことを言ったら、ほら――。
「どうしてそんな愚直な戦法を取るんだ?」
(愚直!)
これ以上深くなりようがないと思えた眉間の皺がさらに濃くなった。
クラウスが明らかに馬鹿を見る目をして見下ろしてくる。言っていることは間違いないのだが、そんな言い方しなくたっていいじゃないかとも思う。エルダは口を尖らせたが真っ当な指摘に目が泳いだ。
「べつにいいでしょう? クラウスには関係ない」
「――……っ」
「じゃあ」
なおもなにか言いたげな顔をしていたが、エルダは構わず背を向けた。食堂をあとにしてしばらく黙々と進んでから、足を止める。そうして大きく息を吐いたら、全身の力が抜けるようだった。
思っていた以上に身体に力が入っていたらしい。
「ああ、びっくりした……」
まさかあそこで鉢合わせるとは予想外だった。
そして追ってくる足音に振り返れば、なんとも微妙な顔をしたライナルトがいた。
「すみません、気まずかったですよね。周りのみんなにも悪いことをしました」
「いい。気にするな」
とはいえ、多少は物申したい。
「でも隊長はもうちょっと庇ってくれてもいいじゃないですか。あの眉間の皺見ました?」
「俺は事実を言っただけだからな? あいつ本当におっかないんだから勘弁してくれ」
仮にも隊長だというのに。
ちょっと鬼眼鏡の名が轟きすぎではないだろうか。
「お昼も逃しちゃいました」
グゥと鳴るお腹をさする。だが、もうなにも食べる気にはならなかった。
ここでふと、自分を追って食堂を出てきただろうライナルトを見上げる。
「私のせいで隊長も食べ損ねてしまいましたね」
「だから気にすんなって。ほら、これはエルダの分」
ガサリと紙袋を差し出された。中を覗くとハムとチーズのサンドイッチが入っている。
「食堂で貰ってきてくれたんですか?」
「だって腹減るだろ?」
「ありがとうございます」
食欲の失せた身体にはこのくらいの軽食で十分だ。
なんとありがたい差し入れだろうか。部下にこういった気遣いができるところはさすが隊長である。
「誰かさんのおかげでもう任務は終わったからな。午後はみっちり訓練に充てるぞ」
「ええ……そこはしっかり休むぞ! じゃないんですね」
げんなりとして言えば、呆れを含ませたような目を向けられた。
「その誰かさんに、隊の連携を、改めてみっちり教え込まないといけないからな」
「いたたたたた」
ぐりぐりと眉間に指を押し付けられながら、お前がなにを言うんだとばかりにひとことひとこと強調しながら告げられる。
サンドイッチを頬張りながら、エルダは渋々と訓練場に向かった。
ディモス帝国魔術師団は、実戦部隊と研究職の二つに分かれる。
実戦部隊はその名の通り魔物の討伐を主とし、攻撃に特化した魔術を扱い日々訓練に励むのだ。
魔物とは森で発生する瘴気に充てられ、肉体と魔力が大きく変異した生き物とされている。
その生態などはいまだ解明されていないことが多いが、魔物となってしまった生き物は凶暴性も増し、見境なく人を襲うため発見次第討伐を余儀なくされる。
種によっては騎士団とも連携し臨機応変に駆り出されるのが実戦部隊だ。
部隊は第一から第五まであり、エルダの所属する第二実戦部隊を率いる隊長がライナルトである。
隊長職という以外にも、本来は気軽に名前など呼べない肩書きを持っているのだが――本人が大変気さくで面倒見もよく、隊にいる限り遠慮は無用とのことで、畏まった場以外ではライナルト隊長または隊長とみんな呼んでいる。おかげでとても居心地のいい隊だと思う。
対して、白衣を羽織っていたクラウスは見た目の通りの研究職。第一研究課研究員だ。
研究課は第一から第三に分かれていて、それぞれ魔術や魔物について日夜様々なことを研究している。
そんなクラウスとは、顔を合わせるたびに先ほどの有様だ。
どうしても険悪な空気になってしまう。
お互いどうにも会話に棘がある。
毎度となれば周囲もさすがに気付いていて、エルダとクラウスの仲の悪さは周知のものとなっていた。それに関してはエルダ自身みんなに本当に申し訳ないと思っている。
今や魔術師団内では『この二人を鉢合わせるな』が暗黙の了解となるほどだった。
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