17 / 31
17 間違いなく人生最悪の目覚め
しおりを挟む
貴族であることは見破られたとしても、それ以外は完璧に正体を隠せていると思っていた。
なのにすべてがバレバレであった事実にヘコむ。
だが枕に顔をうずめるラウラをよそに、ゲオルクはなおも首を捻った。
「しかし、そうなると騎士団が森にいたのが気になるな」
「そういえばそうね。なんだったのかしら」
騎士団は忙しいと村人の要請を退けていたというのに、その騎士が森の中をうろうろしていた。
「あの森にカーバンクルがいるという言い伝えを知っていたのか、そもそも――」
なんだか難しい顔をしてゲオルクが黙り込む。
そういえば彼は、森の中でずっと腑に落ちない表情を浮かべていたように思う。
ベッドでごろりと寝そべって考え込むゲオルクを見ていたら、不意に顔を上げた赤い瞳と目が合った。
「ラウラの聖力のことを、元婚約者は知っていたのか?」
「え?」
知っていたかどうかと聞かれれば――。
「知っていたわ……彼だけは」
心から信じていたから。
だから打ち明けたし、だから惜しみなく彼に力を使った。
それもすべて、二人で歩む未来に希望を持っていたからだ。
「彼にだけは打ち明けたのよ……」
「ほぉー、なるほどなぁ」
思い出すだけで心が引きちぎれそうな話をしているというのに、ゲオルクが「なるほどなぁ」のひとことで済ませる。
「ちょっとぉ、聞いておいてそれはないわ」
なんだか肩透かしをくらった気分だった。
聞いて同情してくれとは思わないが、もうちょっとなにかひとことくらいほしい。
けれどこうもあっさり引き下がられると、そう気にするほどでもないことなのかな? と思えてくるものだから不思議である。
「とりあえず現状はわかったからな。ま、ラウラはなにも気にせず今夜は大人しく寝てろ。ほらせっかくのベッドだぞ!」
「え、ええ。ありがとう……? あの、ゲオルクは?」
ラウラはとは、なんだかやけに含みのある言い方ではないか。
「俺は部屋を見張っておこう。そろそろ護衛の仕事もしようではないか!」
そう言って、こちらを向いたままドンとベッドの上に胡坐をかいて座った。
どういうことなのかさっぱりわかないが……もしかしなくとも、今夜はこうしてゲオルクに見張られながら寝ろとでもいうのだろうか。とても落ち着かない。
「また明日も歩くんだ。よく寝ておけよ」
やはりこのまま寝ろということね。
などと思っている間に灯りまで消された。
暗い部屋の中で浮かび上がるゲオルクのシルエットの圧がとても強い。
爛々とした瞳がこちらをじっと見つめてくる視線をビシバシ感じる。
気まずいなぁ。なんて思ったのもつかの間、自覚していた以上に疲労を溜めていたらしいラウラの身体は、気を失うように一瞬で眠りに落ちた。
そして、予感というのは的中するものである。
暗闇の中、なにか物音がする。
なにか騒がしい気がする。
「…………んん……?」
わずかに身じろいで、薄らと目を開けたら――ビュンッと目の前をなにかがかすった。
「――……っ!?」
まどろんでいた意識は一瞬で覚醒した。
ギョッとして目を見開いたら、仰向けであったラウラの眼前でまたもなにかが風を切った。
その瞬間、恐怖に歪む見知らぬ男の顔が通り過ぎ、バッチリと目が合う。
(ぎょええええぇぇぇっ!?)
あまりのことに声が出なかった。
固まるラウラの目の前を、同じ男の顔が何度も通り過ぎていく。そのたびにぶつかるような音と呻き声が聞こえ、目の前を通り過ぎる男の顔が段々とボコボコに歪んでいく。こわすぎる。
(なに、なになになにごとっ!?)
ゆっくりと視線を横に向ければ……薄暗い部屋の中、見知らぬ男の両足を掴んだゲオルクがその場でグルグルと回り男をぶん回していた。
悪夢かと思ったが現実であった。
回転するたびに男の顔が寝ているラウラの上を通りすぎていたのだ。だがいかんせん狭い室内のため、ぶん回すたびに男の顔がどこかしらにぶつかっている。むごい。
その足元には、すでに床に倒れ伏している男も一人いる。
倒れている方はなにをされたのか定かではないが、床の上でビクビクと痙攣していた。こわい。どこを見てもこわい。改めてなにごとだこれは。
ひと通り現状を理解し、部屋の状況を確認してから――ラウラは静かに、ゆっくりと布団を頭まで被って目を閉じた。
今夜は大人しく寝てろと言われているのだ。
ならばできることは、ひとつしかない。
いっそ気を失ってしまいたかったが逆に意識は冴えわたる。ひとまず音が静まるまで待とう。
などと生きた心地のしない心境で息をひそめていたら、次第に物音がしなくなった。小さな呻き声はわずかに響いているが。
そっと目元まで布団を下げて様子をうかがってみる。
「……お、終わった……?」
ドドドドドと暴れる心臓を抑えて小さく問えば、気付いたゲオルクがひと仕事終えたようにパンパンと手を叩きながら笑顔で振り返った。
月明かりに照らされたこの光景での笑顔は、こわい。
「すまないな。なるべく静かに終わらせようと思ったが起こしたか!」
「お、起きるわよぉ……」
「来るかとは思っていたが本当に来てな。いやぁびっくりした」
そうはまったく見えないほどに容赦なくやりたい放題していたようだが。
自分でも驚くほど情けない声しか出ない。ベッドで横になったまま身体はブルブルと震えている。腰が抜けて起き上がれない。
「なに? なんなの? これなに、誰?」
「知らんが、突然窓から入ってきたんだ。襲ってきたからやり返したらこうなった」
「説明されてもなにひとつ腑に落ちないわ!?」
「まあ今から聞いてみよう」
そう言ってゲオルクは横たわる男たちの前に屈む。
「お前たちのせいで大事なご主人様が起きてしまったぞ。インクロリア侯爵家の差し金か?」
「知らな――」
ゴキッ!
痛そうな音をさせて、男の顔に拳が飛んだ。
「依頼内容は?」
「本当に知らな――」
バキッ!
さらに慈悲のかけらもない拳が飛ぶ。
「騎士団は関係ないのか?」
「なんの話――」
ゴンッ!
ついには頭突きまで炸裂した。
こんなやり取りを数回続けたところで、観念した……というより朦朧とした男たちからわずかだが聞き取ることができた内容は、ある程度予想していたものだった。
ハッキリと家名は口にしなかったが、依頼はおそらくインクロリア侯爵家から。
内容は秘密裏に娘の始末を望むということ。
どうやら騎士団は関与していない。
「やっぱり我が家からの差し金だったのね」
というか、正確には妹からだろうが。
家族からのラウラに対する答えを、これ以上ないほどわかりやすく明確に示された。
予想していたとはいえ、なかなかストレートに現実を突きつけられる。
気付けばゲオルクの横に並んで前のめりに話を聞いていたラウラは、顔の原型を無くして突っ伏す男を前にため息をこぼした。
横でそんなラウラの様子を伺うゲオルクの気配を感じる。
「こいつらは縛って置いておきましょう。強盗として突き出してもらうように書置きを残して、急いで発つわ」
ひと息で告げたら、横から「おお」と意外そうな声があがった。
意外そうで――楽しそうな声だった。
「さすがに泣くかと思ったが、いい顔をしているじゃないか」
「そうよね、自分でもこんなに心穏やかだとは思わなかったわ」
自分でも不思議なほど、素直に現状を受け入れられた。
お互い顔を見合わせて、ふふふと思わず笑う。
ほんの数日前、あの店の扉を潜る前のラウラであれば、ここで突き付けられた現実に落ち込んでいたか泣き崩れていただろう。虚勢を張ってはいたものの、その内心は不安しかなかったのだから。
まあそもそも、ゲオルクがいなければあっさりと殺されていただろうが。
そうなのだ。彼がいなければ。
「私のことを嫌っている相手のために泣くなんて、そんなの楽しくないじゃない。でしょう?」
言えば、赤い瞳がわずかに目を見張った。
そして愉快で仕方がないとばかりに細められる。
「それはそうだ」
はっはっはと豪快に笑うゲオルクの横にいれば、大概のことは気にするまでもないと思えてしまうからやはり不思議だ。
こうして二人はさっさと村を引き上げた。
港町ウルベスクまではまだ道のりも長い。こんなところでもたもたしている暇もないのだ。
殺されかけたというのにラウラの心は不思議と晴れやかだった。
なのにすべてがバレバレであった事実にヘコむ。
だが枕に顔をうずめるラウラをよそに、ゲオルクはなおも首を捻った。
「しかし、そうなると騎士団が森にいたのが気になるな」
「そういえばそうね。なんだったのかしら」
騎士団は忙しいと村人の要請を退けていたというのに、その騎士が森の中をうろうろしていた。
「あの森にカーバンクルがいるという言い伝えを知っていたのか、そもそも――」
なんだか難しい顔をしてゲオルクが黙り込む。
そういえば彼は、森の中でずっと腑に落ちない表情を浮かべていたように思う。
ベッドでごろりと寝そべって考え込むゲオルクを見ていたら、不意に顔を上げた赤い瞳と目が合った。
「ラウラの聖力のことを、元婚約者は知っていたのか?」
「え?」
知っていたかどうかと聞かれれば――。
「知っていたわ……彼だけは」
心から信じていたから。
だから打ち明けたし、だから惜しみなく彼に力を使った。
それもすべて、二人で歩む未来に希望を持っていたからだ。
「彼にだけは打ち明けたのよ……」
「ほぉー、なるほどなぁ」
思い出すだけで心が引きちぎれそうな話をしているというのに、ゲオルクが「なるほどなぁ」のひとことで済ませる。
「ちょっとぉ、聞いておいてそれはないわ」
なんだか肩透かしをくらった気分だった。
聞いて同情してくれとは思わないが、もうちょっとなにかひとことくらいほしい。
けれどこうもあっさり引き下がられると、そう気にするほどでもないことなのかな? と思えてくるものだから不思議である。
「とりあえず現状はわかったからな。ま、ラウラはなにも気にせず今夜は大人しく寝てろ。ほらせっかくのベッドだぞ!」
「え、ええ。ありがとう……? あの、ゲオルクは?」
ラウラはとは、なんだかやけに含みのある言い方ではないか。
「俺は部屋を見張っておこう。そろそろ護衛の仕事もしようではないか!」
そう言って、こちらを向いたままドンとベッドの上に胡坐をかいて座った。
どういうことなのかさっぱりわかないが……もしかしなくとも、今夜はこうしてゲオルクに見張られながら寝ろとでもいうのだろうか。とても落ち着かない。
「また明日も歩くんだ。よく寝ておけよ」
やはりこのまま寝ろということね。
などと思っている間に灯りまで消された。
暗い部屋の中で浮かび上がるゲオルクのシルエットの圧がとても強い。
爛々とした瞳がこちらをじっと見つめてくる視線をビシバシ感じる。
気まずいなぁ。なんて思ったのもつかの間、自覚していた以上に疲労を溜めていたらしいラウラの身体は、気を失うように一瞬で眠りに落ちた。
そして、予感というのは的中するものである。
暗闇の中、なにか物音がする。
なにか騒がしい気がする。
「…………んん……?」
わずかに身じろいで、薄らと目を開けたら――ビュンッと目の前をなにかがかすった。
「――……っ!?」
まどろんでいた意識は一瞬で覚醒した。
ギョッとして目を見開いたら、仰向けであったラウラの眼前でまたもなにかが風を切った。
その瞬間、恐怖に歪む見知らぬ男の顔が通り過ぎ、バッチリと目が合う。
(ぎょええええぇぇぇっ!?)
あまりのことに声が出なかった。
固まるラウラの目の前を、同じ男の顔が何度も通り過ぎていく。そのたびにぶつかるような音と呻き声が聞こえ、目の前を通り過ぎる男の顔が段々とボコボコに歪んでいく。こわすぎる。
(なに、なになになにごとっ!?)
ゆっくりと視線を横に向ければ……薄暗い部屋の中、見知らぬ男の両足を掴んだゲオルクがその場でグルグルと回り男をぶん回していた。
悪夢かと思ったが現実であった。
回転するたびに男の顔が寝ているラウラの上を通りすぎていたのだ。だがいかんせん狭い室内のため、ぶん回すたびに男の顔がどこかしらにぶつかっている。むごい。
その足元には、すでに床に倒れ伏している男も一人いる。
倒れている方はなにをされたのか定かではないが、床の上でビクビクと痙攣していた。こわい。どこを見てもこわい。改めてなにごとだこれは。
ひと通り現状を理解し、部屋の状況を確認してから――ラウラは静かに、ゆっくりと布団を頭まで被って目を閉じた。
今夜は大人しく寝てろと言われているのだ。
ならばできることは、ひとつしかない。
いっそ気を失ってしまいたかったが逆に意識は冴えわたる。ひとまず音が静まるまで待とう。
などと生きた心地のしない心境で息をひそめていたら、次第に物音がしなくなった。小さな呻き声はわずかに響いているが。
そっと目元まで布団を下げて様子をうかがってみる。
「……お、終わった……?」
ドドドドドと暴れる心臓を抑えて小さく問えば、気付いたゲオルクがひと仕事終えたようにパンパンと手を叩きながら笑顔で振り返った。
月明かりに照らされたこの光景での笑顔は、こわい。
「すまないな。なるべく静かに終わらせようと思ったが起こしたか!」
「お、起きるわよぉ……」
「来るかとは思っていたが本当に来てな。いやぁびっくりした」
そうはまったく見えないほどに容赦なくやりたい放題していたようだが。
自分でも驚くほど情けない声しか出ない。ベッドで横になったまま身体はブルブルと震えている。腰が抜けて起き上がれない。
「なに? なんなの? これなに、誰?」
「知らんが、突然窓から入ってきたんだ。襲ってきたからやり返したらこうなった」
「説明されてもなにひとつ腑に落ちないわ!?」
「まあ今から聞いてみよう」
そう言ってゲオルクは横たわる男たちの前に屈む。
「お前たちのせいで大事なご主人様が起きてしまったぞ。インクロリア侯爵家の差し金か?」
「知らな――」
ゴキッ!
痛そうな音をさせて、男の顔に拳が飛んだ。
「依頼内容は?」
「本当に知らな――」
バキッ!
さらに慈悲のかけらもない拳が飛ぶ。
「騎士団は関係ないのか?」
「なんの話――」
ゴンッ!
ついには頭突きまで炸裂した。
こんなやり取りを数回続けたところで、観念した……というより朦朧とした男たちからわずかだが聞き取ることができた内容は、ある程度予想していたものだった。
ハッキリと家名は口にしなかったが、依頼はおそらくインクロリア侯爵家から。
内容は秘密裏に娘の始末を望むということ。
どうやら騎士団は関与していない。
「やっぱり我が家からの差し金だったのね」
というか、正確には妹からだろうが。
家族からのラウラに対する答えを、これ以上ないほどわかりやすく明確に示された。
予想していたとはいえ、なかなかストレートに現実を突きつけられる。
気付けばゲオルクの横に並んで前のめりに話を聞いていたラウラは、顔の原型を無くして突っ伏す男を前にため息をこぼした。
横でそんなラウラの様子を伺うゲオルクの気配を感じる。
「こいつらは縛って置いておきましょう。強盗として突き出してもらうように書置きを残して、急いで発つわ」
ひと息で告げたら、横から「おお」と意外そうな声があがった。
意外そうで――楽しそうな声だった。
「さすがに泣くかと思ったが、いい顔をしているじゃないか」
「そうよね、自分でもこんなに心穏やかだとは思わなかったわ」
自分でも不思議なほど、素直に現状を受け入れられた。
お互い顔を見合わせて、ふふふと思わず笑う。
ほんの数日前、あの店の扉を潜る前のラウラであれば、ここで突き付けられた現実に落ち込んでいたか泣き崩れていただろう。虚勢を張ってはいたものの、その内心は不安しかなかったのだから。
まあそもそも、ゲオルクがいなければあっさりと殺されていただろうが。
そうなのだ。彼がいなければ。
「私のことを嫌っている相手のために泣くなんて、そんなの楽しくないじゃない。でしょう?」
言えば、赤い瞳がわずかに目を見張った。
そして愉快で仕方がないとばかりに細められる。
「それはそうだ」
はっはっはと豪快に笑うゲオルクの横にいれば、大概のことは気にするまでもないと思えてしまうからやはり不思議だ。
こうして二人はさっさと村を引き上げた。
港町ウルベスクまではまだ道のりも長い。こんなところでもたもたしている暇もないのだ。
殺されかけたというのにラウラの心は不思議と晴れやかだった。
56
お気に入りに追加
179
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
【R18】人気AV嬢だった私は乙ゲーのヒロインに転生したので、攻略キャラを全員美味しくいただくことにしました♪
奏音 美都
恋愛
「レイラちゃん、おつかれさまぁ。今日もよかったよ」
「おつかれさまでーす。シャワー浴びますね」
AV女優の私は、仕事を終えてシャワーを浴びてたんだけど、石鹸に滑って転んで頭を打って失神し……なぜか、乙女ゲームの世界に転生してた。
そこで、可愛くて美味しそうなDKたちに出会うんだけど、この乙ゲーって全対象年齢なのよね。
でも、誘惑に抗えるわけないでしょっ!
全員美味しくいただいちゃいまーす。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
魔性の大公の甘く淫らな執愛の檻に囚われて
アマイ
恋愛
優れた癒しの力を持つ家系に生まれながら、伯爵家当主であるクロエにはその力が発現しなかった。しかし血筋を絶やしたくない皇帝の意向により、クロエは早急に後継を作らねばならなくなった。相手を求め渋々参加した夜会で、クロエは謎めいた美貌の男・ルアと出会う。
二人は契約を交わし、割り切った体の関係を結ぶのだが――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる