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魔物ハンターとサキュバス
咲宮(さきみや) 雫(しずく) 身長169cm B108 W59 H89 Eカップ ㉑
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それから私たちは学園に設置されたシャワー室で濡れた体を温めるために向かいました。
「う、うぅぅ、美羽……」
「あの、お嬢様。そろそろ……」
「やだぁぁ」
その間、ずっと美羽さんに詩衣里さんは抱き着いています。
身長差があるので、詩衣里さんの胸に美羽さんを押し付けているといった状態は大変、眼福です。
たどり着いたシャワー室は最近、改築されたらしく更衣室さえもとても清潔感にあふれていました。
「これを使ってください」と渡されたのはタオル一式とこの学園の予備の制服です。
まさか、この年齢になって学生服を着ることになるとは……。
数年前までは着ていたはずなのに、すごい自分の中での違和感が仕事をしています。
かといって、他に着る服がないのも事実でシャワーを浴びた後は着ることになるでしょう。
私は少し距離を置いた真新しいロッカーにその服をしまい込んで、肌に張り付いた衣服を優紀さんの用意した籠に放り投げます。
その着替えの最中に衣服をすべて脱ぎ去った優紀さんがこちらに歩いてきました。手にはタブレットを持っています。
「雫様。こちらをご覧ください」
「これは……ムルト?」
「あ、すみません。ズームのしすぎですね。こちらです」
「あっ」
映し出されたのは体育館での光景。
ムルトたちインキュバスを中心に何名かの女生徒たちが群がって乱交パーティーの様子がうかがえます。
「さっきまで接続が悪かったのですがようやく直りました。これでいつでも監視できます」
「そうだったんですか」
それなら先に一言言ってほしいものですけどと思いましたが言葉を飲み込みます。
優紀さんも接続障害の状態ならば私はあの体育館から動かなかったでしょう。
恐らくはそう考えて今までひた隠しにしていたはず。
(それならば余計なことを言う必要はないですね)
ムルト達の様子を問題なく確認できたので私は憂いなくシャワー室に入ります。
中は左右合計16か所の胸から腰までのガラス製の仕切り板が設置されて、ちょっとした個室になっています。
入って正面に大型の鏡が置かれて、全身が映し出されます。
ちょうど頭近くにシャワーヘッドと石鹸やシャンプーなど一通りのものが置かれていました。
(これは……高級品ですね)
ボタンを押すとシャワーからお湯が出始めました。時間制のようです。
髪を洗い始め、シャンプーを使うと豊かな桃の香りが鼻腔をくすぐります。
「ん~~、気持ちいですねぇ」
「っ!?」
「どうしました?」
「い、いえ。なにも……」
リラックスし過ぎていたのかいつの間にか隣に優紀さんがいたことにびっくりしました。
同じくシャワーを浴びて、その絶妙なプロポーションに目を奪われます。
体つきは上からB110 W86 H98 といったところでしょうか。
私よりもきめ細かい肌はまるで聖女の現身(うつしみ)のような輝かしさを放ちます。
(――――襲いたい)
一瞬ですが、そんなことを思ってしまいます。
ここまで我慢していた性欲を解き放って優紀さんをめちゃくちゃにしたくなってきました。
(いや、だめです。汐音一筋って決めたばかりで――――)
「美羽ぅぅ、離れたらいや」
「お嬢様……シャワーぐらいは1人で浴びましょう」
「いやぁぁぁ」
「はぁ、いつの間にか用事対抗しているんですか」
後ろから聞こえてきたのは1つの個室に2人で入っている美羽さんと詩衣里さんの声でした。
振り返りたい衝動を抑えているとお湯が止まっていることに気付きました。
ボタンの位置を手探りで探すにもなかなか見つかりません。
仕方なく、目を開けると鏡が私の体越しに美羽さんと詩衣里さんを映し出します。
美羽さんはA70 W54 H71 その幼児体型をおもちゃなどで犯しつくし……。
詩衣里さんはB79 W54 H76 未熟なその体を1から調教しつくす……。
(って、だめです!! これはまずいやつです!!)
思考がどんどんHな方向に行ってしまいます。
このままだと本当に目的を忘れて……ここで……いっそのこと……。
「それにしても、本当に雫様は汐音様のことが好きなんですね」
「えっ?」
突然の優紀さんの問いかけに失いかけた理性が戻りました。
しかし、優紀さんの言っているがわかりません。
「どうしてこのタイミングでそれを言うのでしょうか?」
「実はここに来るまでの間で、ちょいちょいと雫様を誘惑していたんですよ」
「そんなこと……ありましたか?」
「あ~、そのことにも気づいていませんでしたか」
「えっと、すみません」
「いえいえ、大丈夫です。ですが、私としては今回のは少し不安なんですよ」
そういいながらも優紀さんは優雅にシャワーを浴び続けている。
「インキュバス様たちがどのように考えているか。私には到底理解できないです。ですが、メリナ様はあなたの力になると言っていった。だからこそ私は信用はしていますが不安だったんです」
その言葉には大いに同意できました。私も同じく、優紀さんのことが信用できません。
だけど、優紀さんは違うみたいです。
「もし、あなたが途中で誘惑に負けて誰かを襲っていたらメリナ様にやめるよう告げるつもりでした。ですけど、あなたは乗り切った」
その言葉に私は救われます。恐らくは心のどこかで私も知らない内にサキュバスの力に支配されるじゃないのかと不安でした。
ですけど、その不安を優紀さんは否定してくれます。それがたとえ、自分の知っていることではなくても……肯定してくれるのはうれしい。
「だから、こんなことを言うのもあれですが、ムルト達の足止めを頑張りましょうね」
「はい。優紀さん」
気が付くと先ほどまでの欲情はすっかり消え去っていました。
「う、うぅぅ、美羽……」
「あの、お嬢様。そろそろ……」
「やだぁぁ」
その間、ずっと美羽さんに詩衣里さんは抱き着いています。
身長差があるので、詩衣里さんの胸に美羽さんを押し付けているといった状態は大変、眼福です。
たどり着いたシャワー室は最近、改築されたらしく更衣室さえもとても清潔感にあふれていました。
「これを使ってください」と渡されたのはタオル一式とこの学園の予備の制服です。
まさか、この年齢になって学生服を着ることになるとは……。
数年前までは着ていたはずなのに、すごい自分の中での違和感が仕事をしています。
かといって、他に着る服がないのも事実でシャワーを浴びた後は着ることになるでしょう。
私は少し距離を置いた真新しいロッカーにその服をしまい込んで、肌に張り付いた衣服を優紀さんの用意した籠に放り投げます。
その着替えの最中に衣服をすべて脱ぎ去った優紀さんがこちらに歩いてきました。手にはタブレットを持っています。
「雫様。こちらをご覧ください」
「これは……ムルト?」
「あ、すみません。ズームのしすぎですね。こちらです」
「あっ」
映し出されたのは体育館での光景。
ムルトたちインキュバスを中心に何名かの女生徒たちが群がって乱交パーティーの様子がうかがえます。
「さっきまで接続が悪かったのですがようやく直りました。これでいつでも監視できます」
「そうだったんですか」
それなら先に一言言ってほしいものですけどと思いましたが言葉を飲み込みます。
優紀さんも接続障害の状態ならば私はあの体育館から動かなかったでしょう。
恐らくはそう考えて今までひた隠しにしていたはず。
(それならば余計なことを言う必要はないですね)
ムルト達の様子を問題なく確認できたので私は憂いなくシャワー室に入ります。
中は左右合計16か所の胸から腰までのガラス製の仕切り板が設置されて、ちょっとした個室になっています。
入って正面に大型の鏡が置かれて、全身が映し出されます。
ちょうど頭近くにシャワーヘッドと石鹸やシャンプーなど一通りのものが置かれていました。
(これは……高級品ですね)
ボタンを押すとシャワーからお湯が出始めました。時間制のようです。
髪を洗い始め、シャンプーを使うと豊かな桃の香りが鼻腔をくすぐります。
「ん~~、気持ちいですねぇ」
「っ!?」
「どうしました?」
「い、いえ。なにも……」
リラックスし過ぎていたのかいつの間にか隣に優紀さんがいたことにびっくりしました。
同じくシャワーを浴びて、その絶妙なプロポーションに目を奪われます。
体つきは上からB110 W86 H98 といったところでしょうか。
私よりもきめ細かい肌はまるで聖女の現身(うつしみ)のような輝かしさを放ちます。
(――――襲いたい)
一瞬ですが、そんなことを思ってしまいます。
ここまで我慢していた性欲を解き放って優紀さんをめちゃくちゃにしたくなってきました。
(いや、だめです。汐音一筋って決めたばかりで――――)
「美羽ぅぅ、離れたらいや」
「お嬢様……シャワーぐらいは1人で浴びましょう」
「いやぁぁぁ」
「はぁ、いつの間にか用事対抗しているんですか」
後ろから聞こえてきたのは1つの個室に2人で入っている美羽さんと詩衣里さんの声でした。
振り返りたい衝動を抑えているとお湯が止まっていることに気付きました。
ボタンの位置を手探りで探すにもなかなか見つかりません。
仕方なく、目を開けると鏡が私の体越しに美羽さんと詩衣里さんを映し出します。
美羽さんはA70 W54 H71 その幼児体型をおもちゃなどで犯しつくし……。
詩衣里さんはB79 W54 H76 未熟なその体を1から調教しつくす……。
(って、だめです!! これはまずいやつです!!)
思考がどんどんHな方向に行ってしまいます。
このままだと本当に目的を忘れて……ここで……いっそのこと……。
「それにしても、本当に雫様は汐音様のことが好きなんですね」
「えっ?」
突然の優紀さんの問いかけに失いかけた理性が戻りました。
しかし、優紀さんの言っているがわかりません。
「どうしてこのタイミングでそれを言うのでしょうか?」
「実はここに来るまでの間で、ちょいちょいと雫様を誘惑していたんですよ」
「そんなこと……ありましたか?」
「あ~、そのことにも気づいていませんでしたか」
「えっと、すみません」
「いえいえ、大丈夫です。ですが、私としては今回のは少し不安なんですよ」
そういいながらも優紀さんは優雅にシャワーを浴び続けている。
「インキュバス様たちがどのように考えているか。私には到底理解できないです。ですが、メリナ様はあなたの力になると言っていった。だからこそ私は信用はしていますが不安だったんです」
その言葉には大いに同意できました。私も同じく、優紀さんのことが信用できません。
だけど、優紀さんは違うみたいです。
「もし、あなたが途中で誘惑に負けて誰かを襲っていたらメリナ様にやめるよう告げるつもりでした。ですけど、あなたは乗り切った」
その言葉に私は救われます。恐らくは心のどこかで私も知らない内にサキュバスの力に支配されるじゃないのかと不安でした。
ですけど、その不安を優紀さんは否定してくれます。それがたとえ、自分の知っていることではなくても……肯定してくれるのはうれしい。
「だから、こんなことを言うのもあれですが、ムルト達の足止めを頑張りましょうね」
「はい。優紀さん」
気が付くと先ほどまでの欲情はすっかり消え去っていました。
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