32 / 69
魔物ハンターとサキュバス
咲宮(さきみや) 雫(しずく) 身長169cm B108 W59 H89 Eカップ ⑤
しおりを挟む
「何かがおかしいですねぇ」
私はパソコンで情報を調べる
サキュバスとして力を得た私は逐一、自身の能力についての研究に余念がなかった。
だからこそ、汐音を使ってわざわざ催眠術を使わないで記憶封印のデータ実験が欲しかった。
残念ながら結果は違いました。
魔物ハンターの一人、真。あの人はいつのまにかサキュバスの力を覚醒させて、紗枝と言う人物を私に差し出しました。
(記憶を封印されたから? それとも、他になにか要因があったのでしょうか?)
今もカメラを確認すると紗枝は私の汐音に忠誠を誓うようにおまんこをなめて喜んでいます。
その姿に苛立ちを覚えます。なぜなら、汐音の目は楽しんでいるように見えます。
恐らくはあの空間にいることで真のサキュバスの力の影響を受けているのでしょう。
ふざけた話です。
私がいくら研究しても解明できなかった力をこうもやすやすと使われるとはひどい話です。
(あっ、もしかすると――)
一つ、思い出したことがあります。
そもそも私もサキュバスの力を手に入れたのは昔からあったサキュバスの翼を体内で摂取したからです。
ということは、魔物ハンターである真は同じく、サキュバスの翼……いいえ、サキュバスの能力を得ることができる何かを食べた可能性が高いです。
どうして今まで気づかなかったのでしょう。
それならばとる手段は簡単でしたね。
「ふふっ、こういう時は手駒がいっぱいあると助かりますね」
地下には真と同じく私を討伐にきて、捕らえた魔物ハンターたちが大量にいます。
彼女たち全員、催眠術で私の言うことは絶対に聞くように調教し終えています。
私は地下にいる魔物ハンターたちに向かってマイクを通して命令します。
『みなさん、こんにちわ。サキュバスです。今から言うことをよく聞いてください。魔物ハンターである柊 真。彼女の情報を集めてください。一番、有益な情報を持ってきたグループにはご褒美がありますよ』
その瞬間、地下にいる魔物ハンターたちの空気が変わった。
扉の鍵を解除するとすぐに我先にと外に向かって走る。
(これは……本当にいい手駒を手に入れましたね)
魔物ハンターたちの目には自分へのご褒美に何をもらおうかという強い意志が現れています。
あとは放置しておくだけで情報が手に入ってくるなんて、素晴らしいです。
私は優雅に汐音のカメラに目を移します。
好悪うつの表情を浮かべているのに、多少欲情してしまいます。
これが、俗に言うNTRでしょうか? いいえ、違うでしょう。だって、汐音はただ催眠術にかかって遊んでいるだけです。
決して、そういうものではないはずです。
私はパソコンで情報を調べる
サキュバスとして力を得た私は逐一、自身の能力についての研究に余念がなかった。
だからこそ、汐音を使ってわざわざ催眠術を使わないで記憶封印のデータ実験が欲しかった。
残念ながら結果は違いました。
魔物ハンターの一人、真。あの人はいつのまにかサキュバスの力を覚醒させて、紗枝と言う人物を私に差し出しました。
(記憶を封印されたから? それとも、他になにか要因があったのでしょうか?)
今もカメラを確認すると紗枝は私の汐音に忠誠を誓うようにおまんこをなめて喜んでいます。
その姿に苛立ちを覚えます。なぜなら、汐音の目は楽しんでいるように見えます。
恐らくはあの空間にいることで真のサキュバスの力の影響を受けているのでしょう。
ふざけた話です。
私がいくら研究しても解明できなかった力をこうもやすやすと使われるとはひどい話です。
(あっ、もしかすると――)
一つ、思い出したことがあります。
そもそも私もサキュバスの力を手に入れたのは昔からあったサキュバスの翼を体内で摂取したからです。
ということは、魔物ハンターである真は同じく、サキュバスの翼……いいえ、サキュバスの能力を得ることができる何かを食べた可能性が高いです。
どうして今まで気づかなかったのでしょう。
それならばとる手段は簡単でしたね。
「ふふっ、こういう時は手駒がいっぱいあると助かりますね」
地下には真と同じく私を討伐にきて、捕らえた魔物ハンターたちが大量にいます。
彼女たち全員、催眠術で私の言うことは絶対に聞くように調教し終えています。
私は地下にいる魔物ハンターたちに向かってマイクを通して命令します。
『みなさん、こんにちわ。サキュバスです。今から言うことをよく聞いてください。魔物ハンターである柊 真。彼女の情報を集めてください。一番、有益な情報を持ってきたグループにはご褒美がありますよ』
その瞬間、地下にいる魔物ハンターたちの空気が変わった。
扉の鍵を解除するとすぐに我先にと外に向かって走る。
(これは……本当にいい手駒を手に入れましたね)
魔物ハンターたちの目には自分へのご褒美に何をもらおうかという強い意志が現れています。
あとは放置しておくだけで情報が手に入ってくるなんて、素晴らしいです。
私は優雅に汐音のカメラに目を移します。
好悪うつの表情を浮かべているのに、多少欲情してしまいます。
これが、俗に言うNTRでしょうか? いいえ、違うでしょう。だって、汐音はただ催眠術にかかって遊んでいるだけです。
決して、そういうものではないはずです。
0
お気に入りに追加
241
あなたにおすすめの小説
GAME CHANGER 日本帝国1945からの逆襲
俊也
歴史・時代
時は1945年3月、敗色濃厚の日本軍。
今まさに沖縄に侵攻せんとする圧倒的戦力のアメリカ陸海軍を前に、日本の指導者達は若者達による航空機の自爆攻撃…特攻 で事態を打開しようとしていた。
「バカかお前ら、本当に戦争に勝つ気があるのか!?」
その男はただの学徒兵にも関わらず、平然とそう言い放ち特攻出撃を拒否した。
当初は困惑し怒り狂う日本海軍上層部であったが…!?
姉妹作「新訳 零戦戦記」共々宜しくお願い致します。
共に
第8回歴史時代小説参加しました!
男子中学生から女子校生になった僕
葵
大衆娯楽
僕はある日突然、母と姉に強制的に女の子として育てられる事になった。
普通に男の子として過ごしていた主人公がJKで過ごした高校3年間のお話し。
強制女装、女性と性行為、男性と性行為、羞恥、屈辱などが好きな方は是非読んでみてください!
戦艦大和、時空往復激闘戦記!(おーぷん2ちゃんねるSS出展)
俊也
SF
1945年4月、敗色濃厚の日本海軍戦艦、大和は残りわずかな艦隊と共に二度と還れぬ最後の決戦に赴く。
だが、その途上、謎の天変地異に巻き込まれ、大和一隻のみが遥かな未来、令和の日本へと転送されてしまい…。
また、おーぷん2ちゃんねるにいわゆるSS形式で投稿したものですので読みづらい面もあるかもですが、お付き合いいただけますと幸いです。
姉妹作「新訳零戦戦記」「信長2030」
共々宜しくお願い致しますm(_ _)m
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる