淫魔(サキュバス）に支配された女学園～淫らに喘ぐ学生～

魔物ハンターとサキュバス

音無（おとなし） 汐音（しおね) 身長165ｃｍ B98 W60 H87 Dカップ ⑥

「へっ？」
「あっ！　ご、ごめんなさい！」

　しまった。反射的に答えてしまった。
　ここ最近、雫の付き合いでいろんな女性の性感帯を調べていたからつい言ってしまった。
　まぁ、それもそのはずシチュレーションとかなら変わるけど性感帯を調べているのだ。人間と言うカテゴリーの中ではそうそうに大きく変わる答えは出てこない。
　たまに口とか耳とか意図的に外している？　みたいなこたえは除いてこういう答えが出ることに慣れてしまっていた。

「そ、そうなの……これは間違いじゃないのね」

　さっきまでの顔をとは違う笑みを紗枝は浮かべた。
　それはまるで幼い子供がいたずらを覚えたような無邪気な笑みだった。

（もしかして……そこ弱点？）

　紗枝は他の２人よりも年下だ。つまり、精神的にはまだ未熟であるということだ。
　なら、こちら側に歩ませることもできる方法がある。

「ねぇ、紗枝ちゃん。１つ勝負をしない？」
「ひ、卑怯よ。私はこんな状態で戦えるわけないじゃない」

　すっかり怯え切った瞳でこちらを見つめる。
　私はさすがに生殺しにするのはかわいそうになり、軽く遊んであげることにした。
　近くにあったピンク色のボタンを押す。
　すると、ガゴンッという音が鳴り響き、紗枝ちゃんのいる部屋の後ろ側のドアが開いた。

「あれ……あー、紗枝じゃない」
「えっ、だ、誰？」

　顔を見えないために紗枝ちゃんは誰だかわかっていない。
　私も関係性はわからないけどどうやら知り合いを当てたらしい。
　押したボタンの効果はサキュバスに魅了された者を１人、ランダムで部屋に連れてくるものだ。

（さて、私は高みの見物をしよう）

　そう思って、私は自分のスカートを脱ぎ捨てた。