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番外編
鍛冶見習い番外編・私が死ぬ日(オムラ)
しおりを挟む天才と何とかは紙一重、とは言うけれど。
私がノマドに抱いた印象は、まさにそれだった。
「いい鍛冶士がいるんだ。
オムラ姉も、きっと気に入るぜ?」
そううそぶくジェルに連れられて、私とスフィは王都の中心からは少し離れた農村地帯まで連れて来られていた。
こんなところに、そんな腕のいい刀鍛冶がいるのかと首をかしげたくなるほどの、牧歌的な風景、茅葺き屋根の、元は豪農だっただろう屋敷に、彼らは鍛冶場を構えていた。
ひげもじゃの親方は職人気質で人づきあいが苦手らしく、腕はいいものの滅多に顔を出さないらしい。
私たちに対応してくれたのは、目の下にクッキリとクマを作った、まだ若い、少年と青年の中間くらいの犬の獣人だった。
頭もぼさぼさ、まだ薄いひげも伸びっぱなし、ぬぼっとした雰囲気に、むわっと野良犬のような汗臭さが鼻をつく。
スフィなぞはあからさまに口をひん曲げていたけれど、ジェルの目当ては、この犬の獣人だったらしい。
「ああ、誰かと思ったらジェルか。
悪いけど、まだ打ちあがってないんだよ。
なかなか、注文通りのが難しくてさ」
出てきたときの面倒くさそうな様子から一転、ジェルの顔を見たとたんに、クマに縁どられた焦げ茶色の瞳が楽しそうに煌めいた。
言葉とは裏腹にその口調は楽し気で、難問に立ち向かう研究者のような雰囲気を覚えた。
目の下のクマも、今まで扱ったことのない鍛冶素材が手に入ったので、夜を徹して鍛冶に使えるよう加工していたそうだ。
「いや、まだ納期には早いのが分かってて寄ったんだ、そっちは気にしなくていい。
今日は、もうひとつ、武具を打ってほしくて来たんだ」
「他の武具?
そっちの人と関係あるのか?」
ボリボリと頭を掻いてこちらに視線を向けた男に、なぜかむくむくとイタズラ心が沸いてきた。
「そうだ、私の武具――ランスを頼む。
穂から握りまでひとつなぎのランスが出来ないか?」
私の言葉に、ジェルとスフィが目を剥いた。
通常、槍系の長物は、刃部分と柄部分を別に作ってつなぎ合わせる。
柄部分まで金属で作ると重くなるため、あえて柄は木製や魔物の骨で作ることも多い。
穂から握り(柄)までひとつなぎのランス――その難易度は普通のランスの比ではない。
普通の鍛冶士なら、呆れて追い払われても仕方がないほどの無理難題だった。
まして、今、私は、『聖騎士オムラ』としてではなく、ただのジェルの知り合いの騎士としてこの場にいる。
王都民には顔を知られているため、面頬すら取っていない。
ところが、鍛冶士の男は一度目を見開いてから嬉しそうに破顔した。
「へぇ、面白いこと考えるな。
ひとつなぎのランスか……騎士さん、俺に任せてくれるのかい?」
それからひょいと引っ込んで、何やら奥の方からガサガサごそごそと音がし始め、終いにはズシャアアアと何かが崩れる音がした。
「……なにやってんだ、お前はよ」
勝手知ったる他人の……といった感じでためらいなく入っていくジェルに付いて行くと、奥まった一室で、鍛冶士の男が雪崩れた紙の束に埋もれていた。
身動き出来なくなっている男を、ジェルが襟首をつかんでひょいと持ちあげる。
それにも全く頓着せず、鍛冶士の男は手に持った一枚の紙を持ってニコニコと笑っていた。
「これだよ、これ!
前に描いた、ひとつなぎのランスの設計図。
描いたはいいけど、ランスってなぁ使う金属が多くて……パトロンでもいないことにゃ、打たせてもらえなかったんだ」
パンパンと叩いた紙面には、確かに何パターンかのランスや槍の絵が描かれ、各種金属や合金で作った場合の考察まで細かく書き込まれている。
イタズラ半分、からかい半分で言った依頼に、明確な形での答えが用意されていたことに驚くとともに、この野良犬のような男に興味がわいた。
「そうか、費用はいくらかかってもいい。
普通のランスはもろくて、私の攻撃に耐久度がついてこなくて困っていたんだ。
よろしく頼む」
私が差し出した手を、男は上機嫌で握り返した。
「俺はノマド。
打ったことのない武具の依頼は大歓迎だ」
大分試行錯誤を重ねたようだったが、ノマドの提示した鉄製の試作品は、私の納得がいく出来だった。
本来のランスからすると少し短いが、継がずに打つにはそれが限界だと言う。
私は希少金属での鍛錬にゴーサインを出し、以降、主にノマドのところで武具をあつらえるようになった。
ノマドという男は、良く言えば鍛冶の天才、悪く言えば鍛冶以外何も考えていないダメ男だった。
私のことは「騎士さん」と呼び、名前ひとつ聞いて来ない。
何か思いつくと寝食を忘れて没頭し、一度金槌を握ると、倒れるまで炉の前から離れようとしない。
しかし鍛造鍛冶というのは、一本の武具を鍛えるのに十日やそこらかかるのがざらなため、呆れた兄弟子たちによって、きりのいいところで引っぺがされては食事を詰め込まれ、布団へと放り込まれていた。
さすがは兄弟子というか、鍛冶の進捗の見極めは的確なようで、ノマドも後ろ髪をひかれつつも大人しく炉から離され、世話を焼かれ、説教を食らっていた。
一事が万事その調子で、私もジェルの、「あれはああいう生き物だと思うより他にない」との言葉に納得していたが、ある時、予想の斜め上をいく行動をとってくれた。
『魔物の領域』で、魔獣に襲われている人間を助けたら、なんとそれがノマドだったのだ。
戦闘スキルもない、鍛冶一辺倒の人間がこんなところで何をやっているんだ?と問う私に、ノマドは至極当然といった顔で答えた。
「ランスってなぁ、衝撃に耐えられるよう他の武器より丈夫に出来てるんだ。
それが、あんなにもゴリゴリと耐久度が減ってくなんて、いったい全体どんな戦い方をしてるのか、戦いに合わせた調整も必要かと思って、実際の魔獣との戦いを確認しに来た」
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鍛冶馬鹿だとは思っていたけれど、自分の命より、鍛冶をとるのか?
そう問う私に、ノマドは得意げな顔をした。
「うちの師匠のとこに、魔法使いの婆さん……じゃなかった、姐さんが来てて、『魔物除け』を作ってもらったんだ。
前回は、問題なく付いて回れたんだが……おかしいな、効力が切れたかな?」
首をかしげて、懐から取り出した巾着をいじくりまわすノマドに、頭がズキズキと痛んできた。
ここは、『魔物の領域』の中でも、ベテラン冒険者が躊躇する『無限の荒野』だぞ?
その魔法使いの腕がどれほどのものかは知らないし、一度効いた以上、本当に珍しくも本物の『魔物除け』ではあるのだろうけれど、『魔物除け』というのは、作った魔法使いと対象となる魔獣に余程の実力差がない限り効力はない。
そもそも、魔法使いの売っている『魔物除け』はほんの気休め程度、多くは詐欺まがいの粗悪品がほとんどだ。
なんなんだ、この男の呑気さは?
目を離したら、うっかりどこかで死んでいるんじゃないのか?
しかも、『魔物の領域』に入るために、冒険者登録もしてきたと言う。
鍛冶士が、冒険者――…
なんなんだ、その無駄な行動力は?
そんなことより他に、やるべきことがあるんじゃないのか?
ランスの使い方が見たいと言うなら、模擬戦でも剣舞でもしてやるというのに。
今の私たちのパーティは、ジェル、スフィ、マーシャル、私の四人。
ノマドを連れたまま『無限の荒野』進めるほどの戦力はない。
その後、ノマドを鍛冶場まで送った私たちは、ノマドの師匠の元を訪れている魔法使いというのが、出会うのが奇跡と言われている流浪の大賢者ルルで、『魔物除け』の制作者だと知って驚愕する。それを縁に数年後、ルル・ララにパーティへ加入してもらうことに成功するのだが……
ちなみにノマドが持っていた『魔物除け』は、ルルをうっかり「婆さん」と呼んでしまったノマドに、ルルが親切にもタダで分けてやったものだそうで、「おや、効き目は一回こっきり、と説明しゅるのを忘れてたかねぇ」と黒い笑顔で笑っていた。
ルル・ララを「婆さん」と呼ぶと命の危険があるということを、ノマドに懇切丁寧に言い聞かせはしたが、奴がどこまで理解しているかは……神のみぞ知るところだ。
ノマドの鍛冶馬鹿は突き抜けていたが、それでも、師匠の鍛冶場に厄介になっているときはまだ良かった。
小柄ではあるものの、力自慢の兄弟子たちが、寝食をおろそかにしがちなノマドを引きずっては、よく面倒を見てくれていた。
ところが、師匠の鍛冶場の閉鎖が決まってしまった。
長く離れていた故郷へ、兄弟子たちのほとんどを連れて帰ると言う。
ノマドも付いてきてもいい、と言われたそうだが、当のノマドは、私のランスにまだ納得のいくものが打ちあがっていないから、と断ったそうだ。
そんなノマドに、私は、新しく鍛冶場を開くならば、後援すると申し出たのだが……
「オムラたちが戦うのを見てると、次から次へと武具のアイディアが浮かんでくるんだ」
子どものように目を輝かせてそう言うノマドは、私たちの冒険に付いてくるようになった。
大賢者や大盗賊が加入して、戦力的に余裕が出来たことも大きい。
それでも、戦闘中に武具の設計図を書き散らすノマドに、足手まといだとはっきり告げると、今度は、脳内に設計図を引き、完璧に記憶し、紙がなくてもそのときの設計通りに武具を作れるほどの技まで習得してきた。
そうじゃない。
努力の方向性が完璧に斜め上だ。
大賢者や大盗賊に足蹴にされても、全く懲りた様子もなく付きまとっては、突然固まったように脳内に設計図を描き始める。
危険な『魔物の領域』だと言うのに、鉱石の臭いがした、鍛冶素材があった、と言ってはフラフラと独り歩きしようとする。
かと思えば、いったん金槌を握れば、いくら何を言っても一歩も炉の前から離れなかったりする。
今思えば、兄弟子たちのノマドを引っぺがすタイミングは完璧だったようで、人を頼んでも私自身が行っても、ノマドは頑として鍛冶場から動かず、不眠不休で武具を鍛え続け、完成と共に倒れていることがちょくちょくあった。
天才と何とかは紙一重、とは言うけれど。
凡才を自覚する私にとって、ノマドの在り方は理解不能で、それ故にこそまぶしく、羨ましくもあった。
そこまで、打ちこめることがあるのか。
鍛冶とは、そこまで素晴らしいものなのか。
金属が手に入りづらくなってきた、というノマドのために、私は旅の傍ら鉱石を拾ってくることを約束した。
ノマドの言うような、「鉱石は臭いで分かる」とかいうのは私にはサッパリで、自分なりに、何冊もの本をそろえて勉強してみたりもした。
名乗って何年も経つというのに、ノマドはまだ、私が『聖騎士オムラ』だとも、ジェルが『勇者ジェラルド』だとも気付かない。
城に戻れば数多の貴族にかしずかれ、道を歩けば気付いた者からひざまずかれ、騎士たちに交じってすら特別視される――どこへ行くにも、窮屈な面頬すら取れない、そんな私にとって、ノマドとの漫才のような日常は、不思議なほどに心安らかなものだった。
城勤めをしていた頃は、疑問に思ったこともなかった『神の血をひく王族』としての立場だったが、ジェルのお目付け役兼パーティメンバーとして冒険者のような旅をするようになり、ノマドと会って、私という存在がいかに歪んでいるのかに気付かされた。
ずっと、旅をしていたい。
ノマドと暮らしてみたい。
城に戻りたくない。
城に戻ると考えただけで指先が震え、ノマドの世話を焼いているときには心が沸いた。
「しょうがない奴だ」と言いながらも、いつしか、この関係がずっと続けばいいと願っていた。
何代も、何代も、私たちは王家の血に囚われ続けてきた。
王族として生まれながらに教育され、王族と婚姻することを強いられる。
私も……私の子も?
『聖騎士』という名の枠にはめられ、再び愚直に愚直に、決められた道を進むのだろうか?
以前、厩番の幼子に、「夢をつかめ」と言ったとき、純真な瞳に問い返された。
「騎士様の夢はなんですか」と。
胸を、貫かれた思いがした。
『聖騎士』としてしか、生きることを許されなかった私。
それ以外の道を、考えようとしたことすらなかった私。
考える選択肢すらないように、教育され誘導されてきた事実に、おぞ気が走った。
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私の子は――私とノマドの子は、王家なぞに渡してたまるか。
『神の血をひく王族』などとは呼ばせない。
『聖騎士』などという枠にははめてやらない。
自由を。
それこそが、私の夢。
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