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番外編
鍛冶見習い番外編・神が死んだ日(?目線)
しおりを挟むオムラ様が、死んだ。
そう聞いたとき、僕は膝から崩れ落ちた。
オムラ様の葬儀は、国中をあげて執り行われた。
それは、『救国の聖騎士』と呼ばれたオムラに相応しい荘厳なものだった。
葬儀を取り仕切ったのは、僕。
国王陛下の意を受けて、華やかに、しめやかに。
国中から人々が献花に訪れ、国中が涙に沈んだ。
それでも……それでも足りない。
あの至高の存在が、なぜ失われなけばならなかったというのか。
オムラ様がいなくなったこの世は、色も味もない無味乾燥な保存食のようだ。
オムラ様のいないこの世界なんて、何の意味もないのに。
この世界の全ては、オムラ様を輝かせるためだけにあったというのに。
幼い頃から、僕にとって、オムラ様だけが全てだった。
凛としたたたずまいに、中性的な顔立ち、そして何よりも、その気性。
ハーベスタの戦女神。
僕は、町預かりの孤児だった。
母は、どこかの貴族の屋敷に勤める侍女だったそうだが、僕を産んだことで体を壊し、屋敷を下がり、数年で亡くなったそうだ。
不運にも養子の口も見つからなかった僕は、町用費で養われる厄介者になったのだった。
王都ハーベスタには、孤児院というものがない。
子どもは授かりにくく、育ち辛い。
それ故に、子どもを授からなかった、又は先立たれた夫婦は多く、町用費から多少の支度金を付ければ、里親は比較的見つかりやすい。
それなのに見つからなかった僕は、不運だったのか、幸運だったのか……
養子の口の見つからなかった孤児は、小僧奉公か職人の住み込みの弟子になれる十二歳ころまで、町用費で養われる。
僕がいた町で、里親が見つからず、町役人の家に厄介になっているのは、僕一人だけだった。
僕のいた町は、王城に近く、裏長屋の住人の多くが、城に携わる下働きを生業にしていた。
僕は、いつも厩番の男に付いて、厩の手伝いをしていた。
今思えば、手習い所へも通えない幼い子どもが手伝ったところで、邪魔以外の何物でもなかっただろうけれど、もう名前も覚えていないその男は、いつも頭を撫でて昼飯代わりに焼き芋をくれた。
そこへやって来る、華奢な騎士様がいた。
騎士の人たちは、必要なときには「馬を出せ」と威丈高に言うだけで、自ら馬の世話をする人なんて滅多にいない。
自分の愛馬を世話する専門の従者を雇えばいい方だった。
それなのに、その人は毎日、自分の馬にブラシをかけに来ていた。
それも、もう年とって走れない、頭でっかちのよぼよぼの馬に。
そんなにも大切にされている馬が羨ましくて、厩を掃除しながら、「いいなぁ、大事にされてて」と馬に話しかけているところを、当の騎士様にバッチリ見られていた。
クスクスと笑った騎士様は、それから僕によく声をかけてくれるようになった。
時には焚火の側で一緒に焼き芋をかじり、楽しそうに馬の話をした。
思えば、それが僕にとって、一番幸福な頃だった。
五歳になったある日、僕に父親が現れた。
独り身の女性が産んだ子供は、衣紋付き、と呼ばれる。
父親の紋が後産に現れる、という迷信からだが、あながち間違いでもなかったようで、残されたへその緒から、父親との血縁を鑑定できる魔道具があるそうだ。
母が、これだけは、と残しておいたへその緒から、僕は父親との血縁関係が証明され……もうすぐ六歳という頃、僕は父親の家へ引き取られた。
妾腹の息子として、気位の高い夫人が支配する、侯爵家へと。
実の父親がどんな人か、胸を高鳴らせた僕の前に現れたのは、厳しい顔をした貴族然とした初老の男だった。
「学び、鍛えろ。
お前の存在価値を示せ」
冷徹な声、一瞥しただけで執務に戻ったその視線に、僕は、言い知れぬ恐怖を覚えた。
侯爵夫人には、紹介されることすらなかった。
それから、徐々に知ったことだが、侯爵と侯爵夫人は完全な政略結婚で、ほとんど顔を合わせることもないらしい。
侯爵と侯爵夫人の間の子は三人、けれど、それ以外にも妾腹の子どもが何人もいて、血縁が証明され次第引き取られ、常に競わされている。
求められるのは、ただひたすらな優秀さ。
侯爵の言った通り、ただひたすら『学び』『鍛える』。
子どもらしい自由時間どころか、自由な発言すら許されず、睡眠時間も削り、ただただ、結果だけが全て。
優秀な教師が付けられる侯爵夫人の実子に比べ、嫌がらせとしか思えない迂遠な教え方をする愚鈍な教師、勉学はほぼほぼ独学、剣や魔法は、実子たちの訓練を盗み見て覚える。
血反吐を吐くような努力は、恐怖によって支えられていた。
妾腹の子は、常に何人かいたが、少しでも成績が落ちるたびに姿を消し、新たな子が迎え入れられる。
姿を消した子が、どうなったのかは侯爵しか知らない。
妾腹の子どもたちを邪魔に思う侯爵夫人に消されたか――侯爵によって、家のために、最も効率よく『使われた』のだろう。
ただ死ぬだけなら、まだいい。
それだけじゃない、死ぬよりも恐ろしい何かがある気がして、その恐怖が僕を突き動かしていた。
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けれど、それすらもがまだマシだったと、僕は骨身に染みて思い知らされることになる。
ある日、末弟が成人するまでの間で、『生き残った』者のうち、最も優秀な者に家督を継がせる、と侯爵が言ったのだ。
何があったかはしらない。
でも、侯爵が侯爵夫人を憎悪していることははっきりと分かった。
息子たちが優秀なのは、侯爵夫人の血ではないと……王族の血すらひく、侯爵の血こそが選良なのだと証明してみせろと、僕には侯爵の無言の声が聞こえた気がした。
侯爵家の使用人たちは、実子三人の三つの派閥に分かれ、互いに牽制し合い、ついには互いに互いの暗殺をもくろむ。
真っ先に狙われたのは、味方の存在しない妾腹だった。
それまでは、粗末でもためらいなく口に入れられた食事が、毒を含んだものに変わる。
衣服は袖を通す前に確認しなければ、毒の塗られた針が仕込まれるようになる。
ベッドには毒虫が放され、道を歩けばレンガが降り、街中で暴漢に襲われかける。
ほんの少しの油断が、死につながる。
誰の目も荒み、誰のことも疑い、誰の隙をも伺うようになった。
僕は完璧に理解していた。
周りの全てが、心許せぬ敵だと。
そんな頃、僕は騎士様に再会した。
同じ年頃の貴族の子弟が集められ、騎士団に稽古をつけてもらえることになったのだ。
僕は、十二歳になっていた。
殺伐とした生活に、かつての父親代わりだった厩番の男の名すら思い出せなくなっていた僕は、最初、強面の騎士たちに敬意を払われるその瑠璃色の装備の高貴な騎士が、あの気さくな騎士様だとは全く気付かなかった。
気付いてくれたのは、騎士様だった。
訓練が終わり、もう用はないとばかりに踵を返そうとした僕の頭をぽんぽんと叩き、嬉しそうに笑ったのだ。
「やあ、大きくなったな。
随分と久しぶりだけれど、私のこと、忘れちゃったかな?」
染み込む。
その笑顔が、僕の灰色になったカラカラの中身に、染みわたっていくようだった。
ああ、なぜ、僕はこの人のことを忘れていたんだろう。
侯爵家へ行ってから、何度も何度も、戻りたいと思っていたはずなのに。
騎士様にとっては、何気ない日常の一瞬だっただろう。
それでも僕にとっては、失って初めて分かる、かけがえのない大切な光だった……
「どっ、どうした?
痛かったのか?」
騎士様が慌てて初めて、僕は無言で涙を流していたことに気付いた。
何も言えずに首を横に振り、それでも涙の止まらない僕を、騎士様は目をパチクリさせながらも、人目を避けられる物陰へ連れていってくれた。
そのまま、草の上に座り込んだ僕の涙が止まるまで、ただ黙って隣に寝転がって待っていてくれた。
騎士様が口にくわえたエノコログサが風にそよぐのを見ている内に、少しずつ心が凪いでいった。
「聞かないほうがいいことか?」
エノコログサをぷっと飛ばして、空を見上げたまま、騎士様が言う。
僕の目が腫れているのに、気を遣ってくれたのかもしれない。
黙って頷く僕の気配が見なくても分かったのか、騎士様は口を尖らせた。
「私はこれでも、お偉方に顔が利くんだ。
ひょっとしたら、助けてやれることがあるかもしれない。
それでもか?」
それでも。
僕は、騎士様を巻き込みたくなかった。
ようやく思い出した、僕の光。
例え国王陛下と親友だと言われたとしても、まだ年若い騎士様が、あの底知れぬ老獪な侯爵に対立して、無事で済むとは思えなかった。
それも、ただ顔見知りというだけの、僕なんかのために。
「そうか。
それなら、ひとつだけ助言を贈ろう」
ガバッと起き上がると、騎士様は僕の前でグッと拳を握りしめた。
「奪い取れ」
何を言われたのか理解が追い付かず、目を瞬かせる僕に、騎士様は白い歯を見せてニッと笑った。
「奪い取れ。
君の望むものを。
君の望む環境を。
それが出来るだけの実力を身につけろ。
誰にも頼れぬと言うのならば、君自身がそれを成せる力を得るんだ」
淡い金髪、金の瞳。
その全身から、生命力が立ち上っていくのが見えるようだった。
太陽のように笑って、騎士様が言った。
「私は、オムラ。
今でこそ、大陸一の聖騎士なんぞと呼ばれているが、生まれが特殊なだけで、私は元々凡才なんだよ。
ただ、人より長い時間、人より愚直に鍛錬してきた、それだけの人間だ。
私に出来たことが、君に出来ないはずはない。
私に見せて見ろ。
君が、君の手で、君の夢を掴み取るところを」
僕の、夢。
ただ、ただ、恐怖に追い立てられて生きて来た僕が……それでもまだ、望むとしたら。
僕は、貴方になりたい。
それから無理なら、貴方の傍らにいられる者に。
……その、ためには。
薄く笑った僕に、騎士様――オムラ様は、安心したように肩を叩いてくれた。
その、ためには。
僕は産まれて初めて、あの酷薄な侯爵の息子に産まれたことを、心から神に感謝した。
末弟が十五歳の成人を迎える頃、僕は完全に侯爵家を掌握していた。
幼いころからあれほど恐ろしかった父は、僕の一挙一動におびえ、僕を避けるようになっていた。
侯爵夫人は既に鬼籍に入り、彼女の息子たちも、僕の顔色を伺っておどおどしている。
母親の仇討ちすら思いつけぬほど、僕は彼らの心を完全に折っていた。
侯爵位を継承すると同時に、僕はその手腕を買われ、国王陛下の側近入りを果たす。
僕がそこで知ったこと。
オムラ様が実は女性で、特殊な王族で、夫は王族の血をひく男性でなければならないこと。
ああ、父よ、神よ、感謝します。
僕の体に、ほんのわずかでも王族の血が流れていることを。
それに免じて、父よ、貴方の余生はなるべく穏やかなものにしてさしあげましょう。
ええ、僕は、とても機嫌が良いのですから。
僕はやがて、側近の中でも腹心と呼ばれるまでになり、国王陛下から絶大なる信頼を得るようになる。
誰の目から見ても、僕の能力とは忠誠は完璧だった。
そんな僕を見て、オムラ様が嬉しそうに笑う。
「立派になったな」と。
ああ、オムラ様。
貴女の側仕えが困っているのですか?
実家が詐欺に合い、没落してしまったと?
大丈夫です、僕がなんとでもしてさしあげましょう。
貴女の大切な人は、僕にとっても大切な方ですから。
ああ、オムラ様。
貴女と共に出征した騎士が亡くなったのですか?
遺族には十分に報いられるよう手配しましょう。
大丈夫です、貴女の心の痛みは、きっと遺族にも理解されますよ。
ああ、オムラ様。
聖騎士としての偶像が独り歩きして、親しくしてくる人が少なくなったと?
大丈夫です、僕だけは、決して貴女の側を離れませんよ。
ああ、オムラ様。
親しくされていた騎士団長が、無実の罪で国境砦に左遷されたと?
大丈夫です、今は無理かもしれませんが、きっと僕が何とかして差し上げます。
僕が彼女を助けるたび、オムラ様は「悪いな」「私は不器用でな」と少し苦しそうに笑う。
貴女の周りから馴れ馴れしい人間を遠ざけ、心を砕く人間は陥れ、貴女の元へは決して戻れぬように心を配りながら、さも親切そうに手を差し伸べる。
自作自演の喜劇を重ねる内に、僕は貴女にとって、なくてはならない人間になった。
ただ一人の貴女を手に入れるために、忠義の臣が裏で何をやっているのか、国王陛下すら気付かない。
何故なら、僕は陛下の手足であり、頭脳なのだから。
自分自身の面従腹背など、さすがの賢王陛下も気づかない。
まして僕は、国王陛下への背信など、ほんのこれっぽっちもありはしないのだから。
さあ、僕は、もうただ手を広げて待っていればいい。
貴女が、僕の手の中に堕ちて来てくれるのを。
とうとう、国王陛下から、オムラ様との婚約を打診された。
そのときに、驚くべき事実を聞かされる。
『神の血をひく王族』――オムラ様を娶った者こそ、次代の王だと……。
町預かりの、里親すら見付からなかった孤児が、国王?
こみ上げる笑いを噛み殺して、僕はうやうやしく承諾する。
「奪い取れ」「つかみ取れ」――僕はようやく、光をこの腕に抱けるのだと。
「私を妻にしてくれるそうだな」
久しぶりに会ったオムラ様は、いつもと変わらぬ調子で肩をすくめ、笑った。
「私も君ならば否やはないが……
ひとつだけ、飲み込んで欲しいことがある」
それから、オムラ様によって告げられた内容は、僕の今までの存在意義を揺るがすものだった。
子を産むと、死ぬ?
誰が――オムラ様が?
呆然として声もない僕に、オムラ様が懐かしそうに目を細める。
「君に、夢をつかめ、と言ったことがあったな。
覚えているか?
その後、君はこう言ったのだ――オムラ様の夢はなんですか、と。
衝撃を受けたよ。
幼いころから、『神の血をひく王族』として生きてきて……凡才の私は、その呼び名に相応しくあろうと、ただ愚直に努力してきた。
私の夢、夢は――…」
そこから先の言葉を、僕は聞いていなかった。
ただ、子などいらないと、オムラ様に生きていて欲しいのだと泣き叫んだ。
取り付く島のない僕の態度に、ただオムラ様は寄り添っていてくれたが……
それから数年後、僕はオムラ様との婚約を解消した。
子などいらないと言う僕と、子が欲しいというオムラ様とがいつまで経っても平行線だったためだ。
オムラ様を死なせたくない。
そのためならば、この身が側におられない痛みにすら耐えてみせよう。
オムラ様に近づく虫けらは、丁寧に丁寧に、真綿でくるむように排除してみせよう。
貴女は僕の光。
僕の神なのだから。
オムラ様の四十九日が終わって数日後。
突然、国王陛下が退位すると言い出した。
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