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番外編4
ウェブ版鍛冶見習い番外編・ご老公漫遊記①(ソイミール)
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前回のあらすじ・ミュールのダンジョン編一段落
書籍四巻のダンジョンを出た後のご隠居達の話。
◇◇◇
「いやぁぁっ、助けてっ」
「へっへっへ。
こんな薄暗い路地、誰も助けになんて来やしねぇよ。
これだけべっぴんな男の子だ、お代官様に差し出しゃあ、俺の覚えもめでたく……!」
どべしゃぁあっ!!!
下卑た笑みを浮かべた男の後頭部に、見事な飛び蹴りがさく裂し、男は顔面から地面に突っ伏した。
ぴくぴくして起き上がる気配もない男を確認すると、僕はふぁさっと金の髪をかき上げた。
「大丈夫?」
「あっ、あっ、ありがとうございますっ」
僕だって、何も毎度毎度クマの飛び蹴りを、甘んじて受けてたわけじゃないんだから。
フォームもタイミングも、完璧にコピーしたしっ。
「なんか、お代官様とか言ってたけど?」
僕の言葉に、うずくまってこちらを見ていた男の子が、震える瞳に涙をためた。
僕より年下、猫系の獣人だろうか。
緑がかった灰色の髪に、緑色の大きな瞳。
薄暗くなったこの時間、瞳孔は真ん丸で、小動物の愛らしさがある。
確かに美少年。
まっ、僕の方がキレイだけどね。
「おっ、お代官様のっ、お小姓になれって言われていて……!
僕のうちは母さんも体が弱くて貧乏だし、いい話だ、ってこの人は言うんですけど。
でもっ、ソイミールの貧しい家からお小姓になった男の子は、誰も戻ってこないって噂があって!
断ったら、こうやって夜道とかで襲われるようになって……
今日は、もう、本当に逃げられないかと……」
うん、おじいさまの密偵の調べと一致する。
ソイ王国の動物保護観察官、マイカが言ってたのは動物の密輸だったけれど、おじいさまの手のものが予め掴んていた情報っていうのは、これだった。
子どものかどわかし。
それも、貧しいうちの子どもばかり。
もちろん、身代金目当てなんかじゃない。
人身売買だ。
今聞いた限りじゃ、男の子ばっかりみたいだけど。
「そっか、間に合って良かった。
じゃあ、もう夜も遅いし、家まで送るよ」
「そんな、お姉さんこそ、こんな夜道に危ないです」
震えながらも、気丈に断ろうとする男の子に、にっこりする。
すると、男の子の頬がバラ色になった。
……今日の僕はドレスも着ていないんだけど、やっぱり美少女に見えるんだなぁ。
「んー、それじゃ、助けたお礼してくれる?」
「はっ、はい、僕に出来ることでしたら」
「それじゃあ、君のうちに泊めてくれる?
僕、まだ宿が決まってないんだよねー。
もちろん、お代は払うから。
僕はユーリ。
君は?」
「へっ?
ええっ?
シアンです」
びっくりしている男の子を押すようにして、僕は大通りへと歩みを進める。
うん、これで、第一段階クリア。
まったく、おじいさまったら人使い荒いんだから。
確かに、ソイミールの代官を成敗したらいい、って言ったのは僕なんだけどさぁ。
これはもう、おこずかい請求してやんなきゃ気が済まないんだから。
特に僕、今お金もってないし。
そんなことを思いつつ、僕は今朝のおじいさまとの会話を思い出した。
「人身売買?」
「そうじゃ、ソイ王国との動物密輸はここ最近のことらしくてのぉ。
ソイミールの代官がかねてより行っておったのは、一部の好事家への少年少女の斡旋……いわゆる人身売買じゃな。
とは言うても、表向きはれっきとした小姓奉公や養子の斡旋じゃ。
貧しい親の中には、だまされたと気づいておらん者も多い」
「っていうか、公認遊郭とか存在してる時点で、人身売買って犯罪なの?」
王都の郊外には、吉原という遊郭の街がある。
遊郭っていうのは、つまり、キレイな女の人がお金と引き換えに男の人に色んなサービスをする場所だ。
そこで働く女の人は、貧しい農村から売られてきた人が多い、というのは常識だ。
中には、没落貴族のご令嬢とかもいるらしい。
「何を言う。
吉原は一種の救済機関じゃぞ?
吉原で働く女たちの人権は保証されておる。
玄人だったからといって、その後の結婚や就職で差別されることはいっさいない。
わしの代で撤廃したが、以前は市民の下に奴隷という身分があった。
そもそもの奴隷の始まりとて、法で縛り辛い定住せぬ旅芸人たちだったという話じゃ。
奴隷身分の者が差別されるいわれはいっさいないはずじゃが、今でも、地方では元奴隷、奴隷の血筋への差別は根付いておっての……そんな地域ぐるみの差別から逃れるには、あちこちに住居を移し、都市の人ごみに身をひそめさせるのが手っ取り早い。
女を転がす……女衒の転売というのはそのためのものじゃ。
まあ、中には、吉原創設の理念も何も知らない、悪辣な女衒もおることはおるようじゃがの。
吉原では、女の身分はいっさい関係ない。
女ぶりさえ良ければ、大貴族の奥方にだって迎えられる。
かく言うわしの馴染みも……」
「だって、無理やりそーいうことさせられる仕事なんでしょ?」
「かっかっか、若いのぉ。
吉原では、男を選ぶ権利は遊女にあるのよ。
『嫌』と言い続けて、一生客を取らなんだ遊女もおるほどじゃ。
その場合は、借金が返せぬから、一生吉原暮らしじゃがな」
「それだよそれっ!
お金で女の人を縛ってるわけでしょ?」
「そうよ、遊女の借金は家のため親のためじゃ。
まさに孝女の鏡。
だからこそ、遊女を差別する風潮はない」
「……」
まだ納得のいかない僕に、おじいさまが真面目な顔をする。
「なんにせよ、吉原の遊女は納得の上じゃ。
この世の苦界。
決して楽な世界でないのは確かじゃわな。
それでも彼女らは、親のため家のため、納得の上で働いておる。
それに比べて、この街の子どもたちは、貴族の家で働ける、養子になれる、と騙されて売られていくんじゃ。
それがどれほど悲惨なことか……」
「分かったよ。
吉原のオネーサンたちはともかく、この街の子どものために、僕が出来ることがあるなら協力するってば!」
僕がそう言ったとき、控えていた芝衛門が口をはさんだ。
「この街の代官が、ずっと灰色だったにも関わらず摘発されなかったのにはわけがあります。
ひとつ、大貴族とつながりがあるらしく、証拠という証拠が握りつぶされていること。
ひとつ、被害者に貧しい子どもが多く、告発自体ほとんどされないことです。
この、社会的弱者と呼ばれる人たちが、強者である貴族を加害者として訴えることは非常に難しくて……何しろ、捜査官よりも身分が上の人たちですからね」
「なにそれ。
代官だって貴族だって、命に変わりないじゃん」
「おお、さすがはユーリ、我が孫じゃ。
貧しい子どもでも、代官でも貴族でも、王子でも同じひとつの命。
その通りじゃな」
「ん?」
「というわけで、ぜひともユーリには、被害者になってもらいたい」
「え?」
「今回の問題は、かどわかされた被害者が、官憲に被害届すら握りつぶされるような貧しい子どもたちだった、というのが一番の問題じゃ。
それが、お忍びでソイミールを訪問中の、第一王子だったとしたら?」
「えっと」
「同じくお忍び旅行中のわしが、代官屋敷に乗り込み、カワイイ孫を救い出し、代官を成敗し、ついでに貧しい子どもたちを救い出し、組織を壊滅させるのに、なんの遠慮がいるというものか」
「そのぉ」
「さらに代官が黒幕であるところの、ソイ王国への動物密輸ルートも潰せるしの。
一石二鳥の名案じゃな。
いや、さすがはユーリ。
民のために我が身を顧みない、なんという素晴らしい案じゃ」
「いや、それはおじいさまがっ」
「密輸ルートが潰せれば、ノアちゃんも喜ぶじゃろうなぁ。
ユーリが大活躍じゃったと知れば、頭のひとつも撫でてくれるかも知れんのぉ。
竜の骨のひとつもくれるかも知れん」
「………」
「今現在、小姓に、と目をつけられている少年は把握しております。
ユーリ様には、その少年に接触していただき、その少年の周囲に、さらなる美少年がいる、と代官の手下に思わせられれば……」
「そりゃ僕は、絶世の美少年だけど」
「いやぁ、さすがはユーリ。
外身だけでなく、中身まで美しい。
ノアちゃんも、そんな身内を持ったことを誇るじゃろう」
「身内?
僕が、ノアの?」
「そうじゃとも。
ノアちゃんの唯一の親戚じゃからのぉ」
「……分かった、やる」
結局、僕はおじいさまたちの提案を飲んでしまった。
ってこれ、僕の身に危険があったりしないよね?
ちょーっと早まったかも?
代官に捕まった後、なるべく早くおじいさまたちが助けに来てくれますように。
シアンの家に向かいつつ、僕はこっそりと神様に祈った。
僕の知り合いの神様は、髪の毛に花冠を乗せたオッサンだけだから、きっと無駄だろうなー、とは思いつつ。
どこかよその神様でもいいから、どうか僕を助けてくれますようにっ。
後書き
今朝、牛舎に行ったら子牛が遊んでいました。えっ、と二度見。予定日より一週間早く、F1のメスが無事産まれていました。だいぶ前に産まれたらしく、すっかり毛も乾いていました。普通なら、牛が鳴いて気付くんだけどなー(;^_^A
牛雑学・犬と同じく、メスの牛は後ろからオシッコするけど、オスの牛はお腹の下からオシッコする。
書籍四巻のダンジョンを出た後のご隠居達の話。
◇◇◇
「いやぁぁっ、助けてっ」
「へっへっへ。
こんな薄暗い路地、誰も助けになんて来やしねぇよ。
これだけべっぴんな男の子だ、お代官様に差し出しゃあ、俺の覚えもめでたく……!」
どべしゃぁあっ!!!
下卑た笑みを浮かべた男の後頭部に、見事な飛び蹴りがさく裂し、男は顔面から地面に突っ伏した。
ぴくぴくして起き上がる気配もない男を確認すると、僕はふぁさっと金の髪をかき上げた。
「大丈夫?」
「あっ、あっ、ありがとうございますっ」
僕だって、何も毎度毎度クマの飛び蹴りを、甘んじて受けてたわけじゃないんだから。
フォームもタイミングも、完璧にコピーしたしっ。
「なんか、お代官様とか言ってたけど?」
僕の言葉に、うずくまってこちらを見ていた男の子が、震える瞳に涙をためた。
僕より年下、猫系の獣人だろうか。
緑がかった灰色の髪に、緑色の大きな瞳。
薄暗くなったこの時間、瞳孔は真ん丸で、小動物の愛らしさがある。
確かに美少年。
まっ、僕の方がキレイだけどね。
「おっ、お代官様のっ、お小姓になれって言われていて……!
僕のうちは母さんも体が弱くて貧乏だし、いい話だ、ってこの人は言うんですけど。
でもっ、ソイミールの貧しい家からお小姓になった男の子は、誰も戻ってこないって噂があって!
断ったら、こうやって夜道とかで襲われるようになって……
今日は、もう、本当に逃げられないかと……」
うん、おじいさまの密偵の調べと一致する。
ソイ王国の動物保護観察官、マイカが言ってたのは動物の密輸だったけれど、おじいさまの手のものが予め掴んていた情報っていうのは、これだった。
子どものかどわかし。
それも、貧しいうちの子どもばかり。
もちろん、身代金目当てなんかじゃない。
人身売買だ。
今聞いた限りじゃ、男の子ばっかりみたいだけど。
「そっか、間に合って良かった。
じゃあ、もう夜も遅いし、家まで送るよ」
「そんな、お姉さんこそ、こんな夜道に危ないです」
震えながらも、気丈に断ろうとする男の子に、にっこりする。
すると、男の子の頬がバラ色になった。
……今日の僕はドレスも着ていないんだけど、やっぱり美少女に見えるんだなぁ。
「んー、それじゃ、助けたお礼してくれる?」
「はっ、はい、僕に出来ることでしたら」
「それじゃあ、君のうちに泊めてくれる?
僕、まだ宿が決まってないんだよねー。
もちろん、お代は払うから。
僕はユーリ。
君は?」
「へっ?
ええっ?
シアンです」
びっくりしている男の子を押すようにして、僕は大通りへと歩みを進める。
うん、これで、第一段階クリア。
まったく、おじいさまったら人使い荒いんだから。
確かに、ソイミールの代官を成敗したらいい、って言ったのは僕なんだけどさぁ。
これはもう、おこずかい請求してやんなきゃ気が済まないんだから。
特に僕、今お金もってないし。
そんなことを思いつつ、僕は今朝のおじいさまとの会話を思い出した。
「人身売買?」
「そうじゃ、ソイ王国との動物密輸はここ最近のことらしくてのぉ。
ソイミールの代官がかねてより行っておったのは、一部の好事家への少年少女の斡旋……いわゆる人身売買じゃな。
とは言うても、表向きはれっきとした小姓奉公や養子の斡旋じゃ。
貧しい親の中には、だまされたと気づいておらん者も多い」
「っていうか、公認遊郭とか存在してる時点で、人身売買って犯罪なの?」
王都の郊外には、吉原という遊郭の街がある。
遊郭っていうのは、つまり、キレイな女の人がお金と引き換えに男の人に色んなサービスをする場所だ。
そこで働く女の人は、貧しい農村から売られてきた人が多い、というのは常識だ。
中には、没落貴族のご令嬢とかもいるらしい。
「何を言う。
吉原は一種の救済機関じゃぞ?
吉原で働く女たちの人権は保証されておる。
玄人だったからといって、その後の結婚や就職で差別されることはいっさいない。
わしの代で撤廃したが、以前は市民の下に奴隷という身分があった。
そもそもの奴隷の始まりとて、法で縛り辛い定住せぬ旅芸人たちだったという話じゃ。
奴隷身分の者が差別されるいわれはいっさいないはずじゃが、今でも、地方では元奴隷、奴隷の血筋への差別は根付いておっての……そんな地域ぐるみの差別から逃れるには、あちこちに住居を移し、都市の人ごみに身をひそめさせるのが手っ取り早い。
女を転がす……女衒の転売というのはそのためのものじゃ。
まあ、中には、吉原創設の理念も何も知らない、悪辣な女衒もおることはおるようじゃがの。
吉原では、女の身分はいっさい関係ない。
女ぶりさえ良ければ、大貴族の奥方にだって迎えられる。
かく言うわしの馴染みも……」
「だって、無理やりそーいうことさせられる仕事なんでしょ?」
「かっかっか、若いのぉ。
吉原では、男を選ぶ権利は遊女にあるのよ。
『嫌』と言い続けて、一生客を取らなんだ遊女もおるほどじゃ。
その場合は、借金が返せぬから、一生吉原暮らしじゃがな」
「それだよそれっ!
お金で女の人を縛ってるわけでしょ?」
「そうよ、遊女の借金は家のため親のためじゃ。
まさに孝女の鏡。
だからこそ、遊女を差別する風潮はない」
「……」
まだ納得のいかない僕に、おじいさまが真面目な顔をする。
「なんにせよ、吉原の遊女は納得の上じゃ。
この世の苦界。
決して楽な世界でないのは確かじゃわな。
それでも彼女らは、親のため家のため、納得の上で働いておる。
それに比べて、この街の子どもたちは、貴族の家で働ける、養子になれる、と騙されて売られていくんじゃ。
それがどれほど悲惨なことか……」
「分かったよ。
吉原のオネーサンたちはともかく、この街の子どものために、僕が出来ることがあるなら協力するってば!」
僕がそう言ったとき、控えていた芝衛門が口をはさんだ。
「この街の代官が、ずっと灰色だったにも関わらず摘発されなかったのにはわけがあります。
ひとつ、大貴族とつながりがあるらしく、証拠という証拠が握りつぶされていること。
ひとつ、被害者に貧しい子どもが多く、告発自体ほとんどされないことです。
この、社会的弱者と呼ばれる人たちが、強者である貴族を加害者として訴えることは非常に難しくて……何しろ、捜査官よりも身分が上の人たちですからね」
「なにそれ。
代官だって貴族だって、命に変わりないじゃん」
「おお、さすがはユーリ、我が孫じゃ。
貧しい子どもでも、代官でも貴族でも、王子でも同じひとつの命。
その通りじゃな」
「ん?」
「というわけで、ぜひともユーリには、被害者になってもらいたい」
「え?」
「今回の問題は、かどわかされた被害者が、官憲に被害届すら握りつぶされるような貧しい子どもたちだった、というのが一番の問題じゃ。
それが、お忍びでソイミールを訪問中の、第一王子だったとしたら?」
「えっと」
「同じくお忍び旅行中のわしが、代官屋敷に乗り込み、カワイイ孫を救い出し、代官を成敗し、ついでに貧しい子どもたちを救い出し、組織を壊滅させるのに、なんの遠慮がいるというものか」
「そのぉ」
「さらに代官が黒幕であるところの、ソイ王国への動物密輸ルートも潰せるしの。
一石二鳥の名案じゃな。
いや、さすがはユーリ。
民のために我が身を顧みない、なんという素晴らしい案じゃ」
「いや、それはおじいさまがっ」
「密輸ルートが潰せれば、ノアちゃんも喜ぶじゃろうなぁ。
ユーリが大活躍じゃったと知れば、頭のひとつも撫でてくれるかも知れんのぉ。
竜の骨のひとつもくれるかも知れん」
「………」
「今現在、小姓に、と目をつけられている少年は把握しております。
ユーリ様には、その少年に接触していただき、その少年の周囲に、さらなる美少年がいる、と代官の手下に思わせられれば……」
「そりゃ僕は、絶世の美少年だけど」
「いやぁ、さすがはユーリ。
外身だけでなく、中身まで美しい。
ノアちゃんも、そんな身内を持ったことを誇るじゃろう」
「身内?
僕が、ノアの?」
「そうじゃとも。
ノアちゃんの唯一の親戚じゃからのぉ」
「……分かった、やる」
結局、僕はおじいさまたちの提案を飲んでしまった。
ってこれ、僕の身に危険があったりしないよね?
ちょーっと早まったかも?
代官に捕まった後、なるべく早くおじいさまたちが助けに来てくれますように。
シアンの家に向かいつつ、僕はこっそりと神様に祈った。
僕の知り合いの神様は、髪の毛に花冠を乗せたオッサンだけだから、きっと無駄だろうなー、とは思いつつ。
どこかよその神様でもいいから、どうか僕を助けてくれますようにっ。
後書き
今朝、牛舎に行ったら子牛が遊んでいました。えっ、と二度見。予定日より一週間早く、F1のメスが無事産まれていました。だいぶ前に産まれたらしく、すっかり毛も乾いていました。普通なら、牛が鳴いて気付くんだけどなー(;^_^A
牛雑学・犬と同じく、メスの牛は後ろからオシッコするけど、オスの牛はお腹の下からオシッコする。
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