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果物屋の看板娘・ユーザーに寄り添う
CASE1:ナンシー/野望、誕生す
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俺の名はクラーク・ブラッドフォード。かつて隆盛を極めたブラッドフォード家の長男だ。
俺には前世の記憶がある。そう、こことは違う、地球と呼ばれる星での記憶だ。
しかし、最近まで俺はその記憶を失っており、純粋に、この世界の一員として今まで過ごしてきた。
時折、脳裏をよぎる景色が、かつての俺自身の記憶だと気付いたのは数年前。それから、俺の中のもう一人の俺、かつての自分が叫ぶのだ。
ーーハーレムを作れ、と。
◇◆◇◆◇◆◇
この世界には、暗い季節と呼ばれる災害が起こる。何年かに一度、山より大きく、月の出ない夜より暗い《エウシ》が世界を横断するのだ。
蛙の姿だったという話もあれば、山と山とを結ぶ翼を見た、大海を走る水柱そのものだったと語る者もいる。
正体は誰にもわからない。それがどこから来て、どこへ消えていくのか、誰も知らない。
一つ確かなことは、《エウシ》が去った跡には、魔物が生まれるということだ。それの落とした体毛を喰らった動物が魔物と化しただの、それの体を覆う鱗ひとつひとつが魔物だの、はっきりとした理由はわかっていない。
とにかく、暗い季節は急に訪れ、この世界に暗い影を落として去ってゆく。
最後にそれがあったのは、俺が生まれる数年前のことで、未だその爪痕は各地に残っている。しかし、この世界に生きる人々の心は明るい。いつ来るかわからない《エウシ》に怯えるのではなく、今を懸命に生きている。
◇◆◇◆◇◆◇
ここは辺境の街・プレミヨン。王都アラハから遠く離れた田舎で、前回の暗い季節の被害の小さかった地域の一つだ。ブラッドフォード家はここの領主だ。人口は多くはないが、旅人たちがよく通りかかる場所にあるため、彼らに向けた商売をして成り立っている。
街の中央の道はレンガを敷き詰めて作られており、その上を冒険者や行商人、馬車がせわしなく歩いている。
だが、この街は危機に瀕している。そう、どいつもこいつも商売が下手なのだ。壊滅的にだ。
そうなると必然的に我がブラッドフォード家も貧乏になる。それは困る。今日はどうしたものかと考えながら街を視察していた。
正直言って、気乗りしない。家がいくら没落しようと、俺の代で食うに困ることはないだろう。父上がうるさいからこうして街に来たが、やれやれ。
「面倒な話だ……ん?」
「いらっしゃいませー! いらっしゃいませー!」
果物屋の店員が懸命に客引きをしているようだ。だが、誰も目もくれない。
「やあ、繁盛してるか?」
「あ、クラーク様! ……全然です。ものはいいと思うんですけど……」
そう言うこの子はナンシー。高校生くらいの年齢だが、この世界では立派な働き手だ。なんでも両親が病にかかっているらしく、毎日こうして必死に働いている。なんて健気なんだ。地球ならばアイドルになれるくらいのルックスをしており、クリクリとした瞳とツヤツヤした黒髪、スカートの下から覗く白いふくらはぎが眩しい。
「……わかった!」
「……? どうされたんですか?」
その時、俺に天啓が舞い降りた。
そう『困っている美少女に借しを作り、ハーレムを作ればいいじゃないか』と。
なんて天才的アイデアだ。体に稲妻が走った。これなら彼女も救われるし、街も潤い、そして俺も嬉しい。一石三鳥だ。
野望の炎を燃やす俺を心配そうに見つめるナンシー。ほっそりとしていて思わず抱きしめたくなるような身体だ。
「……ナンシー、俺がこの店を大儲けさせてやる」
「ええっ! 急にどうされたんですか?」
ナンシーは嬉しさと困惑が混じったような顔をしている。
「だが条件がある」
「条件……な、なんでしょう……?」
「俺の嫁になれ」
「……え、えええぇえ!!」
健康的な色の肌を真っ赤にして取り乱す。なんて素直なリアクションだ。ナンシーの愛らしさに感動しつつ、続ける。
「もしダメだったら、うちの財産を全てやろう。どちらにせよ、君に損はない。どうだ?」
「そ、そんな! いただけません!」
……いい子だ。是が非でもハーレムに加えたい。
「いいんだ、まずは二週間お試しで頼む、頼む、頼む、頼む」
「……わ、わかりました。クラーク様、よろしくお願いします」
手を握りながら頼み込むと、勢いに押されたのかオッケーしてくれた。心の中でガッツポーズをしつつ、悪い男に捕まらないだろうかと心配になる。
よし、そうなればまずは市場調査だ。早速取り掛かろう。
こうして、地球と全く異なる世界で、俺の邪な野望はスタートした。最初のターゲットは果物屋のナンシーだ。
◇◆◇◆◇◆◇
ナンシーへの現状のヒアリングと、三日間の市場調査が終わった。
まず、この店の商品は言うまでもなく果物だ。地元の農家から仕入れた安価で新鮮な高品質。一見すると文句の付けようがない。
そして顧客は旅人と地元の住民。通りかかる人数でいうと7:3くらいだが、利用数でいうと真逆だ。
営業が終わってナンシーと2人で作戦会議をする。顧客数、顧客の属性(旅人か住民か)、顧客が来た時間と人数のグラフを用意した。実際の数字を見せると、ナンシーは少し驚いていたが、実際に店頭で顧客に接していることもあり、肌感でなんとなくわかっていたようだ。
「地元の方は朝に来ることが多いんですね」
「ああ、反対に旅人は昼過ぎから夕方に多く来ているな。少し歩いたところに宿が集まっている街があるから、そこで泊まった客と泊まる予定の客が通りかかっているんだろうな」
「あ、そういえばお客様がそんなこと言ってました!」
ハッとしたようにナンシーが言う。仕草の一つ一つが子犬のようだ。
「そうか、なら一旦整理しよう。グラフを見ると、この店に来る客の内訳はこうだ」
・7割 地元住民
・2割 宿に泊まる旅人
・1割 宿を出た旅人
「そして、この店で取り扱っているのは……」
「採れたての果物をそのままお売りしてます」
「そうだな、さっき俺も買って食べたが、どこに出しても恥ずかしくない味だろう」
そういうとナンシーの表情がパッと明るくなる。花のような笑顔でときめくが、今はそういう時間ではない。
「だが、売り方がよくない」
「え……?」
一瞬でシュンとした表情になる。愛いやつめ。
「ナンシー、地元住民はなぜ朝に果物を買うと思う? おそらく、俺よりも君の方がよく知っているはずだ」
「えっと……朝ごはんに使うって言ってました」
「うむ、しっかり把握しているな、えらいぞ。その通りだ。ならもう一つ、なぜ朝に果物を食べると思う?」
褒められて嬉しそうな顔になるが、再度質問され、顎に細い指を当ててうーんと唸っている。
「お仕事前の朝は忙しいから、パッと食べられるものが欲しいんじゃないでしょうか……?」
「正解だ。勘もいい、しっかり顧客像をつかんでいる証拠だ」
えへへ、と頬を赤らめるナンシー。嫁より娘にしたくなってきた。
「だから一つめの作戦は『カットして売る』だ!!価格は1割増しでな! そしてナンシー、君はこう言ってお客様に声をかけるんだ『包丁も使わず、そのまますぐに食べられます』と」
「え、え……それだけ? それだけなのに価格を上げちゃうんですか?」
「そうだ。まずは明日から始めよう。いつもより少し早起きになるが、大丈夫か?」
まだ腑に落ちていないようだが、はい! と元気よく返事をしてくれた。娘にしたくなってきた。
さて、おそらく結果はすぐに出るだろう。明日が楽しみだ。
俺には前世の記憶がある。そう、こことは違う、地球と呼ばれる星での記憶だ。
しかし、最近まで俺はその記憶を失っており、純粋に、この世界の一員として今まで過ごしてきた。
時折、脳裏をよぎる景色が、かつての俺自身の記憶だと気付いたのは数年前。それから、俺の中のもう一人の俺、かつての自分が叫ぶのだ。
ーーハーレムを作れ、と。
◇◆◇◆◇◆◇
この世界には、暗い季節と呼ばれる災害が起こる。何年かに一度、山より大きく、月の出ない夜より暗い《エウシ》が世界を横断するのだ。
蛙の姿だったという話もあれば、山と山とを結ぶ翼を見た、大海を走る水柱そのものだったと語る者もいる。
正体は誰にもわからない。それがどこから来て、どこへ消えていくのか、誰も知らない。
一つ確かなことは、《エウシ》が去った跡には、魔物が生まれるということだ。それの落とした体毛を喰らった動物が魔物と化しただの、それの体を覆う鱗ひとつひとつが魔物だの、はっきりとした理由はわかっていない。
とにかく、暗い季節は急に訪れ、この世界に暗い影を落として去ってゆく。
最後にそれがあったのは、俺が生まれる数年前のことで、未だその爪痕は各地に残っている。しかし、この世界に生きる人々の心は明るい。いつ来るかわからない《エウシ》に怯えるのではなく、今を懸命に生きている。
◇◆◇◆◇◆◇
ここは辺境の街・プレミヨン。王都アラハから遠く離れた田舎で、前回の暗い季節の被害の小さかった地域の一つだ。ブラッドフォード家はここの領主だ。人口は多くはないが、旅人たちがよく通りかかる場所にあるため、彼らに向けた商売をして成り立っている。
街の中央の道はレンガを敷き詰めて作られており、その上を冒険者や行商人、馬車がせわしなく歩いている。
だが、この街は危機に瀕している。そう、どいつもこいつも商売が下手なのだ。壊滅的にだ。
そうなると必然的に我がブラッドフォード家も貧乏になる。それは困る。今日はどうしたものかと考えながら街を視察していた。
正直言って、気乗りしない。家がいくら没落しようと、俺の代で食うに困ることはないだろう。父上がうるさいからこうして街に来たが、やれやれ。
「面倒な話だ……ん?」
「いらっしゃいませー! いらっしゃいませー!」
果物屋の店員が懸命に客引きをしているようだ。だが、誰も目もくれない。
「やあ、繁盛してるか?」
「あ、クラーク様! ……全然です。ものはいいと思うんですけど……」
そう言うこの子はナンシー。高校生くらいの年齢だが、この世界では立派な働き手だ。なんでも両親が病にかかっているらしく、毎日こうして必死に働いている。なんて健気なんだ。地球ならばアイドルになれるくらいのルックスをしており、クリクリとした瞳とツヤツヤした黒髪、スカートの下から覗く白いふくらはぎが眩しい。
「……わかった!」
「……? どうされたんですか?」
その時、俺に天啓が舞い降りた。
そう『困っている美少女に借しを作り、ハーレムを作ればいいじゃないか』と。
なんて天才的アイデアだ。体に稲妻が走った。これなら彼女も救われるし、街も潤い、そして俺も嬉しい。一石三鳥だ。
野望の炎を燃やす俺を心配そうに見つめるナンシー。ほっそりとしていて思わず抱きしめたくなるような身体だ。
「……ナンシー、俺がこの店を大儲けさせてやる」
「ええっ! 急にどうされたんですか?」
ナンシーは嬉しさと困惑が混じったような顔をしている。
「だが条件がある」
「条件……な、なんでしょう……?」
「俺の嫁になれ」
「……え、えええぇえ!!」
健康的な色の肌を真っ赤にして取り乱す。なんて素直なリアクションだ。ナンシーの愛らしさに感動しつつ、続ける。
「もしダメだったら、うちの財産を全てやろう。どちらにせよ、君に損はない。どうだ?」
「そ、そんな! いただけません!」
……いい子だ。是が非でもハーレムに加えたい。
「いいんだ、まずは二週間お試しで頼む、頼む、頼む、頼む」
「……わ、わかりました。クラーク様、よろしくお願いします」
手を握りながら頼み込むと、勢いに押されたのかオッケーしてくれた。心の中でガッツポーズをしつつ、悪い男に捕まらないだろうかと心配になる。
よし、そうなればまずは市場調査だ。早速取り掛かろう。
こうして、地球と全く異なる世界で、俺の邪な野望はスタートした。最初のターゲットは果物屋のナンシーだ。
◇◆◇◆◇◆◇
ナンシーへの現状のヒアリングと、三日間の市場調査が終わった。
まず、この店の商品は言うまでもなく果物だ。地元の農家から仕入れた安価で新鮮な高品質。一見すると文句の付けようがない。
そして顧客は旅人と地元の住民。通りかかる人数でいうと7:3くらいだが、利用数でいうと真逆だ。
営業が終わってナンシーと2人で作戦会議をする。顧客数、顧客の属性(旅人か住民か)、顧客が来た時間と人数のグラフを用意した。実際の数字を見せると、ナンシーは少し驚いていたが、実際に店頭で顧客に接していることもあり、肌感でなんとなくわかっていたようだ。
「地元の方は朝に来ることが多いんですね」
「ああ、反対に旅人は昼過ぎから夕方に多く来ているな。少し歩いたところに宿が集まっている街があるから、そこで泊まった客と泊まる予定の客が通りかかっているんだろうな」
「あ、そういえばお客様がそんなこと言ってました!」
ハッとしたようにナンシーが言う。仕草の一つ一つが子犬のようだ。
「そうか、なら一旦整理しよう。グラフを見ると、この店に来る客の内訳はこうだ」
・7割 地元住民
・2割 宿に泊まる旅人
・1割 宿を出た旅人
「そして、この店で取り扱っているのは……」
「採れたての果物をそのままお売りしてます」
「そうだな、さっき俺も買って食べたが、どこに出しても恥ずかしくない味だろう」
そういうとナンシーの表情がパッと明るくなる。花のような笑顔でときめくが、今はそういう時間ではない。
「だが、売り方がよくない」
「え……?」
一瞬でシュンとした表情になる。愛いやつめ。
「ナンシー、地元住民はなぜ朝に果物を買うと思う? おそらく、俺よりも君の方がよく知っているはずだ」
「えっと……朝ごはんに使うって言ってました」
「うむ、しっかり把握しているな、えらいぞ。その通りだ。ならもう一つ、なぜ朝に果物を食べると思う?」
褒められて嬉しそうな顔になるが、再度質問され、顎に細い指を当ててうーんと唸っている。
「お仕事前の朝は忙しいから、パッと食べられるものが欲しいんじゃないでしょうか……?」
「正解だ。勘もいい、しっかり顧客像をつかんでいる証拠だ」
えへへ、と頬を赤らめるナンシー。嫁より娘にしたくなってきた。
「だから一つめの作戦は『カットして売る』だ!!価格は1割増しでな! そしてナンシー、君はこう言ってお客様に声をかけるんだ『包丁も使わず、そのまますぐに食べられます』と」
「え、え……それだけ? それだけなのに価格を上げちゃうんですか?」
「そうだ。まずは明日から始めよう。いつもより少し早起きになるが、大丈夫か?」
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