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2話
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少女のキャラ訂正致します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
えっ。女の子?嘘でしょ?
そのまま少女は気を失ってしまったので、焚き火の傍に寝かせてやる。
「ふぅ。まさか女の子だとはな。」
《まぁ魔物は魔物でもオスメスはあるからな。こいつの場合メスだったんだろ。ただそれだけのことだと思うが.......。》
ふむ。やはり魔物でも性別はあるのか。
「ところで、これからの予定なんだが.......どうしたらいいんだ?」
そう、衝動的に家を飛び出してきたのはいいが、これからの生活費等をどうやって稼ぐか予定を立てないといけない。
《ふむ。やはり定番はギルドで稼ぐことだとはおもう。だが、一攫千金を狙うならそこら辺の盗賊狩り等が妥当だとは思うが.......国ごとの争いとかに巻き込まれたくないだろ?》
確かに、面倒事に絡まれて国家騒動。そして兄達と関わらなければならない。それだけはどうしても避けたいな。
「あぁ。だから資金集めの方は盗賊狩りで何とかするか。しばらくの間は。その後に戸籍変更で名前を変えよう。こんな名前捨ててしまいたい。」
あんな人間として、いや、この世の生物としてクズ以下である者共と同じ苗字だなんてそんなの反吐が出る。幸い、それなりの金額を払えば苗字を変更できるらしいから、変更してからギルドカードを新しく作り直そう。
「そういえば思ったんだが、この世界ってどんな感じで国が分けられているんだ?」
いくら英才教育を受けたとはいえ、それは武術面だけでの話であって、学習面では全くもって教えられなかったのでそこらへんは知っておきたい。
《うむ。まず、この世界には3つの国が存在する。ひとつは人間たちが住むエルデスト王国。そして2つ目は獣人やエルフといった亜人達が暮らすガウェイン共和国。そして3つ目は魔族の住むアルデバラン帝国の三つだな。ちなみに言うと、今俺達がいるここはエルデスト王国の中にあるお前の兄の領地であるバングから外れた森林にある小さな洞窟だ。そして、これからなんだが家を買うと言うよりかは建てた方が早いと俺は思う。幸い、うちのオーク共を使えば簡素なものであれば1日もあれば作れる。だから、明日はとりあえず移動式の家を作ることにして、ガウェインへと1度逃げた方がいいかと思う。なんと言ったってエルデスト王国は頭の硬い人間共が多いからな。下手したら処刑されちまう。》
.......なんか物騒になってきたぞ?大丈夫なのか?
とりあえず、当分の予定としてはジャックの言うことにするとしよう。
そんなこんなで、寝床の準備をすると、ちょうどいいタイミングでダークパラディンの少女が目を覚ましたようだ。
「おっ、やっと目をて.......おぅふ」
ちょ、苦しい.......ギブギブ.......
目を覚ました瞬間、俺のことを見つけたと思いきや、高速で移動してきて自分のその豊満な胸に俺の頭を押し付けてきた。
《ハァハァ、あなたが私の主様ですか?なんと可愛いんでしょう。食べてしまいたい!はぁぁぁ!もうなんてかわいいのですか!》
.......ダメだこりゃ、頭のネジぶっ飛んでやがるぜ。
いつまでもこんな体制じゃシャレにならんので、一回ひっぺがすことにした。
その少女の見た目は、長い艶やかな黒髪をポニーテールにし、よく鎧越しに女だとわかんなかったなと言うくらいの豊満な胸にくびれた腰。まぁ言ってしまえば完璧な美少女であった。
「と、とりあえず自己紹介だ。俺の名前はエレク。そして、こいつが俺の眷属の」
《ジャックだ。オークキングをしている。どうぞよろしく頼むぞ。》
相手の度胸を試すかのように、圧をかけるジャックだが
《ほ。よろしくお願いします。ささ、エレクちゃん。こっちに来てください!》
.......ダメだこりゃ。こいつ緊張感てもんを知らないらしいな。
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えっ。女の子?嘘でしょ?
そのまま少女は気を失ってしまったので、焚き火の傍に寝かせてやる。
「ふぅ。まさか女の子だとはな。」
《まぁ魔物は魔物でもオスメスはあるからな。こいつの場合メスだったんだろ。ただそれだけのことだと思うが.......。》
ふむ。やはり魔物でも性別はあるのか。
「ところで、これからの予定なんだが.......どうしたらいいんだ?」
そう、衝動的に家を飛び出してきたのはいいが、これからの生活費等をどうやって稼ぐか予定を立てないといけない。
《ふむ。やはり定番はギルドで稼ぐことだとはおもう。だが、一攫千金を狙うならそこら辺の盗賊狩り等が妥当だとは思うが.......国ごとの争いとかに巻き込まれたくないだろ?》
確かに、面倒事に絡まれて国家騒動。そして兄達と関わらなければならない。それだけはどうしても避けたいな。
「あぁ。だから資金集めの方は盗賊狩りで何とかするか。しばらくの間は。その後に戸籍変更で名前を変えよう。こんな名前捨ててしまいたい。」
あんな人間として、いや、この世の生物としてクズ以下である者共と同じ苗字だなんてそんなの反吐が出る。幸い、それなりの金額を払えば苗字を変更できるらしいから、変更してからギルドカードを新しく作り直そう。
「そういえば思ったんだが、この世界ってどんな感じで国が分けられているんだ?」
いくら英才教育を受けたとはいえ、それは武術面だけでの話であって、学習面では全くもって教えられなかったのでそこらへんは知っておきたい。
《うむ。まず、この世界には3つの国が存在する。ひとつは人間たちが住むエルデスト王国。そして2つ目は獣人やエルフといった亜人達が暮らすガウェイン共和国。そして3つ目は魔族の住むアルデバラン帝国の三つだな。ちなみに言うと、今俺達がいるここはエルデスト王国の中にあるお前の兄の領地であるバングから外れた森林にある小さな洞窟だ。そして、これからなんだが家を買うと言うよりかは建てた方が早いと俺は思う。幸い、うちのオーク共を使えば簡素なものであれば1日もあれば作れる。だから、明日はとりあえず移動式の家を作ることにして、ガウェインへと1度逃げた方がいいかと思う。なんと言ったってエルデスト王国は頭の硬い人間共が多いからな。下手したら処刑されちまう。》
.......なんか物騒になってきたぞ?大丈夫なのか?
とりあえず、当分の予定としてはジャックの言うことにするとしよう。
そんなこんなで、寝床の準備をすると、ちょうどいいタイミングでダークパラディンの少女が目を覚ましたようだ。
「おっ、やっと目をて.......おぅふ」
ちょ、苦しい.......ギブギブ.......
目を覚ました瞬間、俺のことを見つけたと思いきや、高速で移動してきて自分のその豊満な胸に俺の頭を押し付けてきた。
《ハァハァ、あなたが私の主様ですか?なんと可愛いんでしょう。食べてしまいたい!はぁぁぁ!もうなんてかわいいのですか!》
.......ダメだこりゃ、頭のネジぶっ飛んでやがるぜ。
いつまでもこんな体制じゃシャレにならんので、一回ひっぺがすことにした。
その少女の見た目は、長い艶やかな黒髪をポニーテールにし、よく鎧越しに女だとわかんなかったなと言うくらいの豊満な胸にくびれた腰。まぁ言ってしまえば完璧な美少女であった。
「と、とりあえず自己紹介だ。俺の名前はエレク。そして、こいつが俺の眷属の」
《ジャックだ。オークキングをしている。どうぞよろしく頼むぞ。》
相手の度胸を試すかのように、圧をかけるジャックだが
《ほ。よろしくお願いします。ささ、エレクちゃん。こっちに来てください!》
.......ダメだこりゃ。こいつ緊張感てもんを知らないらしいな。
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